こんにちは。@ukara91です。
10月13日(日)の職場の教養は「実りの秋に」です。
毎年、十月十七日に執り行われる神嘗祭は、数ある宮中祭祀の一つで、その都市の初穂を天照大神に奉納し、五穀豊穣を感謝する儀式です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/神嘗祭
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月13日(日)「実りの秋に」より
またこの時期は、宮中に限らず、秋祭りと称されるお祭りが各地で開催されます。規模や形式は様々ですが、基本的には神嘗祭と同様に、その年の収穫を祝い、神様に対して感謝を捧げることを目的としています。
これは豊作を願う春祭りや一年の無病息災を祈るお正月の諸行事などにも共通することで、本来、祭りは神様を「祀る」ことを土台にした、宗教的要素の強いものでした。
古来、日本には万物万象に神が宿るとされる「八百万の神」(やおよろずのかみ)という考え方があり、先人たちはそれに対しての感謝を「祭り」という形で表しました。その結果として、自然との共生を大切にした国をつくり上げてきたのです。
実りの秋には全国各地で、郷土の伝統や歴史を再現した秋祭りが行われています。参加する歳には大自然の恵みにも意識を向けて、感謝を深めたいものです。
<今日の心がけ>
大自然の恵みに感謝しましょう
秋になると新米が販売されたり、さんまの漁獲高が話題になったり、さつまいも、栗など大自然の恵みを感じる機会が多いです。
日本は四季の変化があり、それぞれの季節に旬の食べ物があるので、意識的に「大自然の恵み」に感謝しなくても、「自然の変化を感じる」事ができます。
感じることができること自体、大自然に感謝するというルーティーンをこなしているようなもので、これは日本人らしさの本質であると思います。
現代は冷蔵庫や冷凍庫が発達したので、「旬が無い」なんて言う方もいますがそんな事はありません。確かに、夏が旬の「枝豆」などは一年中冷凍のものを食べることができますが、夏に収穫したばかりの枝豆を食べてみるとまったく別格のおいしさです。
八百万の神はあらゆるものに宿るとされていますが、我々人間にも神が宿っているというメッセージです。自然や神を崇めるのもよいですが、神どうし、一緒に楽しもうという感覚の方が正しい感じがします。
神社に祀られている神が鏡になっているのは、そのに映っているあなたも神なんですよという謎掛けなのではないでしょうか。
さあ、これからまだまだ旬のものが登場し続けます。楽しんでいきましょう。