こんにちは。@ukara91です。
10月16日(水)の職場の教養は「相棒としての腕時計です」
私たちは生活用品をはじめ、家具やインテリア、仕事で使う道具など多くの物に支えられて生活を営んでいます。その中には特にお気に入りのものや思いでの品などもあるでしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月16日「相棒としての腕時計」
Hさんは、社会人になってから毎日身につけている腕時計があります。十年以上、愛用しているためデザインは古いのですが、思い入れは色あせません。
ある朝、腕時計をつけてみると、秒針が止まっていることに気がつきました。電池交換は最近したため、電池切れではないようです。修理に出して、予備の腕時計をつけて過ごしてみたものの、なぜか落ち着かないのです。
数日後、修理から戻ってきた腕時計をはめると、シックリときて安堵しました。改めて眺めてみると傷もありますが、自分と共に歴史を刻んできたという思いから感謝が深まり、<これからも大切に使おう>と思ったのでした。
多くの物の支えがあって日々の生活を送ることができます。あることが当たり前と思って、忘れてしまいがちな物への感謝の気持ちを持ち続けたいものです。
<今日の心がけ>
愛情を持って大切に使いましょう
「相棒としての腕時計」の感想
物を大切に使っていると、愛着が湧くことはありますが、物が相棒にまで感じられる時って、自分の癖やルーティンに関わっている事が多いからではないでしょうか。
例えば腕時計。少し緩めに装着した金属製の腕時計をつけたまま、考え事をする為、⇣のような体勢をとるとき
わずかに「ジャラッ」と音を出しながら腕時計の位置がずれたりするのが、自分のリズムになったりすることがあります。
ピタッと装着した腕時計をつけて同じ事をすると、音もせず、腕時計もずれないとなんとなく落ち着かなかったりしませんか?
他にも、下を向いた時、メガネの位置がずれてしまい、手で修正する時。
下を向けばメガネがずれるのは分かっているのに、手で修正するまでの一連の行動がルーティーンとなって、それをやらなければ落ち着かない。
その一連の行動をすることで、集中力が高まったり、自分のリズムを取り戻せたりすることがあります。
ラグビーの五郎丸選手のルーティーンは有名になりましたら、あの一連の行動をおこなう事で周りの声やプレッシャーを感じづらくなるよう集中力を高めたと言われていますが、誰にも必ずそういうルーティーンや、知らずしらずに行う癖があり、それらに物が関わっていれば、その物にはとても愛着が湧き、相棒になっていくんでしょうね。
僕は、メガネを拭く事をルーティーンにしています。しょっちゅう拭きます。
メガネを拭くと、曇りや汚れが取れ、そのメガネを装着すると、世の中がよく見えるんです!
ただ、それだけなんですが、気分いいんですよね。
通勤や通学するときに使うバッグ。僕はリュックを使いますが、「よし!行くか!」と思いながら右肩にリュックを背負います。背負う時に結構遠心力を効かせて背負うのがクセなんですが、いつの間にかそうしないと落ち着きません。
無意識にやってるそういう行動を「意識的に行う」事で、気持ちをリセットする事ができます。
しかも物と一緒に行う事で、「意識的に行いやすい」んです。
誰にでもそういったクセやルーティーンはあると思います。自分の行動を見直してみて、意識的にできるようにして、自身のリズムをコントロールできるようにしてみると楽しいですよ。