おはようございます。@ukara91です。
12月10日(火)の職場の教養は「遠くからの気配り」です。
遠くからの気配り
朝の通勤ラッシュ時の電車の乗り降りには苦労がつきものです。
一般社団法人倫理研究所 12月10日(火)「遠くからの気配り」より
Tさんが、すし詰め状態の電車に乗った時のことです。乗客が増える度に、奥へ奥へと押しやられ身動きが取れない状態になってしまいました。
降車駅に着いて降りようとしますが、車両中央の人垣はびくともしません。
困った思いで周囲を見渡した時、Tさんの少し前に立つ女性と目が合いました。
その瞬間、彼女はTさんの苦境を察したのか、クルッと振り返りホームまで降りてくれたのです。その行為が、敢えてなされたものだとTさんが気づいたのは、再び乗車するためにドアの傍に立つ彼女を見た時でした。
深々と頭を下げ、ていねいにお礼を伝えたTさん。彼女の行動に感謝の気持ちで一杯になり、何ともいえない温かな気持ちに包まれて出勤したといいます。
押し合い圧し合いの電車に偶然出くわした乗客同士は、相身互いの間柄です。
一人ひとりの小さな気配りが、全体の心地よい環境を生み出していきます。
互いの状況を察し、支え会える、社会環境を築きたいものです。
<今日の心がけ>
お互いに助け合いましょう
遠くからの気配り 感想
Tさんの近くにいた女性のような気配りができる人は、日本には比較的多いですよね。最近では、皆スマホを見ているので、Tさんの状況を察することができず、気配りに至らない人も多いものと思います。
ある程度、仕方ないという状況ですが、他人から気配りを受けて、心地よくなったからには、それを他人にバトンタッチして、気配りを拡散していく事が必要だと思います。
気配りの輪が広がっていくといいですね。