おはようございます。@ukara91です。
12月19日(木)の職場の教養は「なくなった物」です。
なくなった物
日本には古くから、すべての物に神が宿るという「八百万の神」という考え方があります。八百万とは、無限に近い神がいることを表す表現です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月19日(木)「なくなった物」より
物には神が宿るからこそ、感謝して大切に扱う習慣が、現代の生活にも数多く残っています。
一方で、物がなくなったり壊れたりするのは、物に宿る神々が自分になり代わって災いから守ってくれたと考えることもあります。
夫から贈られた指輪が見当たらないAさん。数日前に自分のわがままで夫と口論したためだと、ひどく落ち込みました。ところが、夫は「何か大変な事態になるのを、指輪が教えてくれたんだよ」と言いました。
夫がそう答えてくれたことで、Aさんの気持ちが楽になったのです。
先人たちは物には「神が宿る」と考え、大切に扱ってきました。この共存文化を大切にし、次世代にも引き継いでいきたいものです。
まずは、物に感謝を込めて、手入れに取り組んでみてはいかがでしょう。
<今日の心がけ>
物を大切にしましょう
なくなった物 感想
「物には神が宿る」と聞くととてもありがたく、畏れ多く、でも意外と曖昧で意味が良くわからなかったりします。
「物には意識が宿る」と解釈すると、神が宿ると同じ意味で、わかりやすいと思います。大切にした物には意識が吸収されて、宿るように感じませんか?
僕は「神」のように、曖昧な表現でよくわからないものにとても興味が湧き、理解できる表現にしていくのが趣味でもあります。「神」というのは自分の「意識」なのではないか?と仮設を立ててから、ちょっとスッキリしています。
神社に祀られている御神体が「鏡」であることも、その裏付けなのではないかと思います。御神体の前にたち、手を合わせながら「神」を見た時に映るものは自分自身。「神」=「自分自身」=「自分の意識」と感じるようになってから、物事がスッキリ見えるようになりました。
まあ、こんな事言ってると、宗教関係の方から怒られるんでしょうけどね笑
物をなくすのは、意識が散漫になっているというメッセージと捉える事ができます。もちろん、メッセージの発信者は自身。無意識の自身なのではないでしょうか。