プラスの「氣」を放つ <職場の教養2019.8.22(木)>

プラスの「氣」を放つ 職場の教養8月22日(木) あらまし

人の内面には対極の「氣」が宿っているようです。

<例えば>
陽気と陰気

やる気と嫌気(いやき)

精気と惰気(だき) 

です。

これらは持ってうまれたものもあれば、自ら培い自然と身についたもの、環境や人から受ける影響もあります。

職場でも明るく朗らかな人と接すると、こちらが落ち込んでいても明るい気分にさせてくれるでしょう。

さて、自分自身はどうでしょう?プラスの「氣」を放つことによって職場環境を明るくすることに努めているでしょうか。
明るい職場で働く事ができれば、仕事の意欲も高まります。

よりよい職場環境を築いていく場として「朝礼」がよい「氣」を放つ稽古場となります。一人ひとりが意識して朝礼に取り組み、気持ちを高めるきっかけとしていきましょう。

<今日のこころがけ>
活力漲る朝礼を作り上げましょう

感想

誰にでもプラスの氣を放つ時や、プラスの氣をいただいて元気を取り戻す時があると思います。人は他人を直接変化させる事はできないと思いますが、氣を放つ事によって相手にプラスの影響を与え、変化のきっかけを与える事ならできるのかもしれません。

職場だと朝礼で家族とのエピソードトークをしたり、体操する時の声のボリュームを少しだけ上げてみたりと「朝」を工夫すると、自分自身も、周囲の人にも不思議とプラスの氣を放つようになるのでしょう。朝礼ってほんと、大切な稽古場なんですね。

家庭でも朝の「おはよう!」の挨拶を元気よく行ったり、時には優しく笑顔で「おはよう」と言ってみたり工夫すると強いプラスの氣や、やさしいプラスの氣を放つ事ができるのではないでしょうか。

そして「対極」という事に意識を向けることも大切です。

「正」と「負」
「+」と「−」
「陽」と「陰」
「太陽」と「月」
「男」と「女」

2極あるのにプラスばかりに目を向けていては、自分がマイナスの時、大変です。
マイナスになった際には周囲に当たり散らしたりせず、自身をじっくりと見つめ直す時とし、成長につなげたいですね。

正負の法則。
この世はどうせプラスもマイナスも必ず同じだけ巡ってくると考えると、プラスとマイナスの波を乗りこなし、人生のサーフィンを楽しんでしまいましょう。

●●●●●
「職場の教養」とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子で、一日毎に示唆に富んだ内容が記されています。
この記事はその冊子を読んで自分なりに解釈し、感想を述べています。

焼野の雉夜の鶴 職場の教養2019.8.21(水)

職場の教養 8月21日(水) あらまし

雉(きぎす)(別名 キジ)は飛ぶ姿より、地を歩く姿を多くみかける鳥。
雉は火事になった野原にヒナの巣があれば自分を犠牲にしてもヒナを助け、鶴は夜の寒気に凍えるヒナを翼を広げて守る習性があるといいます。
2種の異なる鳥を例に、子を守る親の思いの深さを表した言葉です。

親と子の問題が多く報道されています。

人は皆支え合って生活していて
自己の感情の赴くままの行動は支え合いの環境に悪影響を与えかねません。

動物や自然の営みに敬意を評し、学び取る謙虚さを持ちたいものです。と職場の教養は締めくくっています。

<今日のこころがけ>
自然から謙虚に学び生活に活かしましょう

焼野の雉夜の鶴 感想

雉や鶴のように、子を思う深い思いは、多くの人も同じだと思います。
自分本位で行動してしまい、暑い車内に赤ちゃんを置き去りにしてしまうような事故(事件?)も報道されますが、それほど子育ては親の負担は大きく大変なこと。
雉や鶴の例では親(個)と子(個)の一対一の関係性に見えて来ますが、「皆で支え合って生活する」のが人であるということにも思いを致し、家族での暮らしについてもっと注目していく必要があると思います。

海外では、結婚したらできるだけ親元を離れ独立した生活をすることが良いこととするような文化もありますが、子供が産まれると日本社会では独立した生活はとても大きな負担となります。「親と一緒の生活」「家族で負担を分かち合う生活」についても「選択肢」である事ももっと考えていくべきだと思います。

縄文時代・弥生時代・戦国時代・江戸時代・近代と、それぞれの時代の「生活」を想像する時、そこには常に「家族」の姿が思い浮かばれます。
生活とは生きる活動。
今日のこころがけでは「自然から謙虚に学び生活に活かしましょう」と記されていますが、人間には長い歴史から学ぶ知恵もあるのですから、過去からも学ぶ姿勢も大切ですね。

●●●●●
「職場の教養」とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子で、一日毎に示唆に富んだ内容が記されています。
この記事はその冊子を読んで自分なりに解釈し、感想を述べています。

暑い日も寒い日も 職場の教養2019.8.20(火)

8月20日(火) 職場の教養 「暑い日も寒い日も」あらまし

現代の日本では冷暖房の完備によって室内の温度や湿度をコントロールできるようになったが、一方で快適な温度に依存しすぎているのではないか?
「過ぎたるはなおおよばざるが如し」の諺のとおり、暑いからといって冷房を効かせすぎるとかえって体調が悪くなったりします。とはいえ、近年は異常気象。寒さや暑さを我慢しすぎるのもよくありません。
無理は禁物ですが、ほどほどに自然のサイクルを受け入れて仕事に集中できる体調管理に努めましょうと職場の教養は締めくくられています。

<今日のこころがけ>
季節の変化を喜んで受け入れましょう

「暑い日も寒い日も」 感想

今日の職場の教養は「どっちなんだよ!」と言いたくなるほど、矛盾してるようにも思えます(笑)

季節も受け入れたいけど40度近い気温では、喜んでは受け入れることは難しいです。

辛いときは室内へ。過ごしやすくなったら外で季節を楽しむ。「室内から窓越しの外を見て季節を楽しむ」なんてものよいのではないでしょうか。

だめ?笑

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
この記事はその冊子をもとに感想を述べています。

笑顔をキャッチ 職場の教養2019.8.19(月)

8月19日 職場の教養は・・・

セミナーや講演会の専属カメラマンを努めているフォトグラファーのKさんのエピソードです。
Kさんは聴衆の笑顔の写真を撮る事が第一の目的。
Kさんいわく、聴衆の笑顔は2〜3秒程度ですぐに元に戻ってしまうので、笑顔の瞬間を捉えるには3つのコツがあるとのこと。

①集中すること
②自分の存在感を消すこと
③笑顔になる瞬間を見極めること

舞台から観客の笑顔を狙う際には上記3つのことに心がけながら会場に溶け込み、会場内と一体となり、講演内容に耳を傾けながら観客の表情筋を逃さずにシャッターを切ります。

Kさんにとっては最高の笑顔を撮りたいという情熱が集中力を高めさせる力の源になっていると締めくくられています。

<今日のこころがけ>
目の前の仕事に集中しましょう

目の前の仕事に集中しましょう

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、仕事が好きであることが大切ですですよね。
Kさんがもし、仕事に情熱がなければ会場の温度が熱くて汗をかいたり、観客の夫婦が客席で小声で喧嘩したりしてるのを見かけてしまった時には、集中力を維持して最高の笑顔を見逃さずにシャッターを切ることはできるでしょうか。

また、最高の笑顔が撮れた時、なんの報酬もなかったり誰からも褒められなかったとしたら、集中力を維持できるでしょうか?

自分自身の情熱が満足する笑顔を撮影し続けるためには、周囲の協力も必要です。
「自分の満足」と「周囲の満足」に差異がないか?しっかりとすり合わせして、周囲からも満足いただける笑顔を撮影すれば情熱の火も大きくなっていきます。

いい仕事をした時に自分にご褒美を与えたり自分を褒めてやったりと、周囲に頼らずに自分の集中力を持続させる自己管理の力も大切ですね。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
この記事はその冊子をもとに感想を述べています。

服装とマナー 職場の教養2019.8.18(日)

8月18日(日)職場の教養は・・・

Bさん夫婦が結婚記念日にレストランへ行った際のエピソードです。
同じレストランへ来ている顧客の中に、「サンダルに短パン」という服装の親子がいて、服装に厳しいレストランではないとはいえ、雰囲気のよいレストランなのでTPOに合わせた服装について考えさせられたBさんのお話でした。

「家庭と地域で取り組む子供の健全育成」という調査を東京都が行ったところ、「正しい社会ルールやマナーが身についていない大人が増えているから」と答えた人が約8割だったことも踏まえ、服装の大切さについて考える週間は、周囲の人への思いやりにもつながっていくでしょうと結んでいます。

<今日のこころがけ>
服装から礼儀を意識しましょう

服装とマナーについて

恥ずかしながら、半袖短パンとビーチサンダルでレストランへ行く事のある僕には、感想を述べる資格もございません。(恥ずかしい・・・)

TPOをもっと意識したいと思います。

しかし、「美味しいものを肩肘はらずに自由に食べてほしい」というお店が増えてきています。TPOを気にしながらホテルの高級料理を食べるより、僕は前者を選択するかもしれません。(というかホテルの高級レストランにはいけません・・・)

もちろん葬儀や、それなりのパーティー等はきちんとネクタイを締め、キメていきますし、最初からネクタイとジャケット身に付けないと入店できないという条件あれば、着ていきますよ。

TPOに関して?に思うことがあるのですが、トラックで配達している人でネクタイしてる方をたまに見かけます。普段営業をやっててネクタイ締めてる方が、たまたまトラックで配達せざるを得なくなったパターンでしょうか?
トラックで配達するという事は服装が汚れたり、重機を操作したりする事もあるので、どうしてもネクタイしてるのがTPOに合わないようで気になるのですよね。
ネクタイの上からジャンパーとか着ていればまだしも、着てない場合はネクタイが揺れて、なんだか危険にも感じます。

TPO・・・どう思いますか?

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。

多角的な視点 職場の教養2019.8.17(土)

倫理研究所発行 職場の教養2019.8.17(土)では
ある地域の商店街はイベントを毎年開催しており、今年も商店街活性化を目的に会議を開催した様子が描かれてます。

イベントの予算は減額されており、集客が厳しい状況でありながら新しいイベントを企画する事ばかり話し合われ、過去のイベントの検証や、商店それぞれの本業がおろそかになってしまったとYさんが振り返っています。

企業においても新規事業の開拓を視野にいれつつも、本業にもしっかり向き合い、事業全体のバランスに目を配ったり、過去の事業の成果の検証もしっかり行おうと締めくくられています。

<今日のこころがけ>
過去にも未来にも目を向けましょう

多角的な視点 感想

このような商店街の風景は全国各地いたるところでありました。
街の郊外に大型ショッピングセンターの出店が相次ぎ、商店街の顧客は大型店に流れました。商店街ではイベントを企画し、なんとか大型店より顧客を取り戻そうと考えましたが、結局イベント企画は大型店の得意分野。
商店街は次々とシャッターを閉め、シャッター商店街という切ない呼び名がニュースになった事を思いだします。

この時の多角的な視点とは?

大型店が出店する前の、商店の売上が100だとすると、商店主は100がどのぐらい落ちるのだろう?と怖くなります。

商店側が何もしなければ売上落ちるのは当然なので、怖いのは当然です。

そんな時こそ、今まで顧客はなぜ商店街に買い物しに来てくれていたのか?冷静に考える事が大切だと思います。

  • 大型店や競合他店が提供できる価値はなにか?(競合の視点で自店を見つめる
  • 自店の提供できる特徴ある価値はなにか?(自分の視点で考える)
  • 顧客(消費者)が望んでいる価値はなにか?(顧客の視点で考える)

最低でもこの3つの視点が必要で、しっかりと分析することで


「顧客が望んでいて、競合が提供できなくて、自店が提供できる価値」を見出す事ができるようになります。
(画像はネットよりお借り)

上のバリュー・プロポジション(VP)を今の状況から見つける事ができれば、そのスペースを広げる努力を。VPを見つける事ができなければ、作る努力を。
これにつきると思います。
そしてVPは変化していくので、多角的に観察を続けましょう。

大型店は今インターネットに売上を奪われています。
時代の波は大きくて早いですね。

サーファーにとっては最高に楽しい波です。
ノッて行きましょう♪

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。

「ハイ」と受け入れる心 職場の教養2019.8.16(金)

倫理研究所発行 職場の教養2019.8.16(金)では

「ハイ」の返事には「一切を受け入れる」の意味があり、すぐに返事をする姿勢には受諾の意思表示があると示しています。

兄と事業を営んでるMさんは上司である兄からの意見や助言に対して「いや・・・」という言葉をついつい発してしまい、兄から「Mはいつも「いや」というがその言葉は僕を否定している事になるよまずは話を聞いてくれないか。その後で自分の考えを言ったらどうかな」と指摘を受けたエピソードを元に、無意識に兄を否定する印象を与えていた事に反省するMさんの様子や、反省後Mさんはまず「ハイ」と相手の話を努めて聞くようにしているのだそうです。

<今日のこころがけ>
爽やかな「ハイ」の返事を心がけましょう

「ハイ」と受け入れる心 感想

仕事上でも家庭でも、こちらから伝えた言葉に対して爽やかに「ハイ」と返事されたらこちらもとても嬉しい気持ちになり気分も上がります。
エピソードのお兄さんからの指摘のように、まずは話を聞いて、その後に自分の考えを言えれば大人通しコミュニケーションもスムーズに進められそうです。

でも、陰険な言葉や高圧的な指示に対して爽やかに話を聞く事は難しい。

聞く時の姿勢だけではなく、相手に発言する時の姿勢も爽やかに伝える事が大切だと思います。

それから、人や立場によって言葉の使い方が異なる事も意識するとよりスムーズなコミュニケーションができそうです。
昔、チームにリーダーとして経験の浅かった時期に、自費でいろんな研修に参加しまくった時期がありますが、その際にとても参考になった某ホテルの社員心構えを思い出しました。
下記に記しながら改めてコニュニケーションを見直してみたいと思います。

某ホテルの社員心構えの一部⇣⇣⇣

私たちは異なった知性の集まりです。ですから、それぞれ立場によってコニュニケーションの取り方が異なります。

軍人のYesはMayby

官僚のNoもMayby

となります。
自分の立場に偏った解釈だけではなく、相手の立場を踏まえて解釈し、連絡するようになるとチームはスムーズに運営できます。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。

人間力を高める場 職場の教養2019.8.15(木)

職場の教養 2019.8.15では
2024年から新一万円札の肖像となる渋沢栄一が残した名言の中で「とにかく優秀の人材は、その家庭において賢明なる母親に撫育(ぶいく)された例は非常に多い」という言葉をピックアップし、家庭教育の重要性に触れています。

(撫育=可愛がって大切に育てる事)

企業は人なり。というように仕事においては働く人の人間性が事業の盛衰に大きく関わり、家庭に問題があれば職場でも力を発揮できない事。子供にとっては家庭生活が人間性を培う土壌であり、親が手本を示すことで子供の実行力を養う事。
親・先祖とのつながりを深める事が感謝のココロを育む事など、「家族」が人生の基盤であると示唆してくれています。

<今日のこころがけ>

家庭のあり方を考えましょう

<感想>

今の自分があるのは親や先祖のおかげ。
とおく離れていたとしても、「家族」が自分のベースであることを自覚すると大きなパワーになる事を実感しています。

また、ご先祖達が自分を応援してくれていると考えると、目の前で例えば「いじめ」られてる人がいたとしても、「やめなよ!」と言える勇気がうまれます。
仕事でも「それはちょっとひどいよねー」なんて事があっても、バックに家族やご先祖がいてくれてると思うと、「私達はこう思います!」と家族や先祖皆で一緒に指摘するような感覚になり勇気100倍。心強いです。

ちょうどお盆ですね。家族や先祖に改めて感謝したいと思います。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。


地域の行事 職場の教養2019.8.14(水)

夏は地域のお祭りが多いですね。
8月14日(水)の職場の教養は「日本の三大盆踊り」の「秋田県の西馬音内モン踊り」「岐阜県の郡上踊り」「徳島県の阿波踊り」を例に盆踊りの起源に触れています。

盆踊りに限らず、一つの事を地域の皆で行い友好的な関係を築く事で、予測出来ない事が起きた時に助け合える仲間がいれば心強いと示唆し、地域の行事に参加して、近隣の方々との関係を築いてみましょうと締めくくっています。

職場の教養 2019.8.14(水)

<今日のこころがけ>
地域とのつながりを大切にしましょう


<感想>

小さい頃は、学校に通わないといけないので、否が応でも地域や近隣の方々と触れ合う機会が多くなりますよね。
学校に行けば同じ年代の同じ地域の子もいて友達になったり、家から学校までの道のりで近隣の方に声を掛けられたりします。
また、自分の子が学校に通っていれば同じ年代の子の親たちと運動会や授業参観で交流したり、PTAで役員をする際に交流したりと関係を築く機会も多いでしょう。

こういった機会に交流を深め、仲間を多く作っていると確かに心強いと思います。

職場の教養でも「地域とのつながりを大切にしましょう」と謳われてます。

でも、「仲間を増やさなければならない」という事ではありません。

同じような環境で暮らしていても、人の価値観は様々。無理に交流する事で負担を感じる方も多いと思います。

地域のお祭りとなると、地域の人たちで祭りの準備をする機会が多くなります。その準備一つとってみても「準備に参加してる人」「準備に参加しない人」に分れます。準備に参加してる人にとっては、参加してない人が多ければ負担となり、「準備に参加もしてないのに、祭りだけ楽しみやがって!」という思考になる方が多いのではないでしょうか。

お祭りは好きで、時間に余裕があれば準備にも参加したいけど職場が遠く、準備にもなかなか参加ができないという方にとっては、上記のような思考の方が多くなってくると、お祭りに参加しづらくなってきますよね。

人と土地を結びつけるお祭りには良い部分もあれば、「結びつける→縛り付ける」となってしまうと負担となり、仕事との両立に苦しむ事になりかねません。
「なかなか準備に参加できないから、お金を払う」なんて事も許されない地域もまだあるのではないでしょうか。

さて、話がソレてしまいましたが僕は無理に仲良くなり仲間を増やす必要はないと思います。
そして、大人通しのコミュニケーションは以下のような原則で対応するとよいとおもいます。

  • みんな仲良くできなくても、会話や話し合いはできる。
  • みんな仲良くできなくても、協力する事はできる。
  • 仲良くできない部分はお互い触れないようにして距離を置く。

一人ひとりみんな違う。
みんな違うんだから、無理やり一つにまとめようとするのは窮屈な考え方だと思います。
みんな違っていいじゃない。

「仲良くしなければ会話や話し合いができない」という誤解が不協和音の要因となります。

上の3つの原則をココロに置いて、「自分と他人は違うんだ」とそれぞれが少しだけ意識する事で、不協和音は協奏曲になっていくのだと思います。

違う人どおしが共存できるルールをつくって、それぞれが楽しめるお祭りができるよよいですね。

職場の教養と少し違う考え方かもしれませんが、僕の感想です。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。

混合チーム 職場の教養2019.8.13(火)

高校野球の盛り上がるこの時期。
8月13日(火)の職場の教養では1931年開催の第17回大会において、当時日本統治下だった台湾州立の学校が日本人との混合チームで出場し、一丸となってたたかったチームが準優勝を果たした事が紹介されています。

その事例をもとに、私たち社会人も普段異なる部署や役割ではたらく人たちが協力して業務を行う場合、仕事の質や進め方の違いがあり、自分のやり方に執着すると仕事が進まないという教訓を示しています。

その教訓にたいして大切な事は

業務の「目的」を全員が認識し、その目的の為にそれぞれの異なる人達が、それぞれの立場で目的達成の為に何ができるか?を意識する事。他の人の立ち位置からの目的へのアプローチも学ぶ価値があり、自己を成長させるチャンスとなる事があると締めくくられています。

職場の教養 2019.8.13(火)

<今日のこころがけ>
互いの良さを認め合いましょう

<感想>

一人で業務を行う場合と違い、チームで業務を遂行する場合は他のチームメンバーにとまどう事がありますよね。

一人ひとり違う人間が集まって仕事をする場合には、どうしても自分のやり方が一番だと考えてしまい、他の人のやり方が劣って見える事が多いです。

経験者が初心者のやり方を見るならまだしも、異なる部署で仕事をしていたベテラン同士が1つのチームになった場合なんかは特にギクシャクしそうです。

そんな時には「目的」ってホント大切です。「目標」ではありません。

目的と目標の違い

目的=GOAL=成し遂げようとする事柄。

目標=GOALにたどり着く為にまず行こうと目指す目印。

目的は経営戦略とほぼ一緒で、目標は戦術とか言うとだんだん解かりづらくなってくるので少し頭を整理します。
職場の教養は野球チームで例えていましたが、僕は野球チームに所属した事がないので、車に例えてみます。

僕たちは車のパーツです。(設定に無理がある笑)

僕はエンジン。

A君はブレーキ。

Bさんはトランスミッション。

Cさんはタイヤ。

その他多数。

僕たちそれぞれが集まり1つのチーム(1台の車)を構成しています。

今いる場所は新潟県小千谷市。

目的(GOAL)=富士山五合目としましょうか。

そして、僕たちのチームは30年前の車(笑)。
高速を飛ばして首都高を抜けて目的にたどり着くという目標は少し無理がありそうです。

約330kmの道のりですので、1日約110kmを下道で3日間かけて行きましょうか。(目標)

この目的に向かって走ってる最中、僕たちはどんな会話をしているか想像してみたいと思います。

僕(エンジン):おい!A!俺がせっかく頑張って回転上げてるんだからイチイチ止めるんじゃねー!

A(ブレーキ):おめーそんな事いったって、信号ばっかなんだから俺が頑張らねーと俺たち事故るぞ!

僕(エンジン):なにコノヤロー!俺の頑張りを無駄にするな!

A(ブレーキ):無駄に回転あげるな!バカ!オメーのせいで俺も大変なんだぞ!

B(トランスミッション):、、、また喧嘩してる。わたし、、、クラッチつなげるとどちらからも怒られそう、、、どうしよう、、、

C(タイヤ):みんな喧嘩してるから、、、俺、、、減るの早い、、、

声の大きなエンジンとブレーキはいつも喧嘩していますが、気弱なミッションとタイヤは大変そう。こんな感じの組織って意外とおおいですよね。


こんな時こそ、今回の教訓です!

「目的」を全員が認識し、その目的の為にそれぞれの異なる人達が、それぞれの立場で目的達成の為に何ができるか?を意識する事。

僕たちボロ車チームが目的を達成するには、上り坂ではエンジンに頑張ってもらわなければなりません。
下り坂ではブレーキに命を預ける事もあるでしょう。
それらをバランス良く調整してくれるトランスミッションがいたり、どんな時でも踏ん張ってくれてるタイヤがいたり、みんながそれぞれの持ち味を活かさないといけないし、誰かが欠けると安全に走る事はできません。
そして、ずーっとブレーキ部署で育ったブレーキ君は中々エンジン君の代わりには成れないものです。

それぞれが、仲間の役割や特徴を理解し、長い下り坂でブレーキを踏みすぎてフェード現象起きないようにエンジンとミッションがカバーし合ったりする事で目的を達成できるようになる。


実際、会社では車を運転するのは社長さんや部門長。

前年対比などの数字(目標)だけ提示して、社員をあおる会社がまだまだ多いのかもしれません。どういう道を通ればいいのか?どのぐらいのエンジンの排気量が道のりに合っているのか?どんな予算で?などの目標は目的がはっきりしていないとただ走っているだけでそのうち迷子になってしまいます。

ドライブは楽しく、目的地を決めてから行きましょう♪

以上、職場の教養を見ての感想(妄想)でした。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。