お客様への提案

こんにちは。@ukara91です。
10月22日(火)の職場の教養は「お客様への提案」です。

お客様への提案

 Eさんは、昔から愛用している掃除機の吸い込みが鈍くなってきたため、販売店へ向かいました。
 故障内容と修理について相談すると、店員は熱心に聞いてくれます。想像以上に費用がかかることがわかりましたが、<お願いしようかな>と思い始めました。
Eさんの戸惑いを機敏に察知した店員から提案がありました。「昨年のモデルの掃除機はいかがでしょうか。新商品が出たため型落ちしたものですが、機能的には申し分ありません」と、商品について詳細な説明を受けたのです。
 修理費用よりも高くはなるものの、新商品よりは安く購入することができます。<耐用年数を考えると、修理するよりも得だな>と思ったEさんは、提案された掃除機の購入を決め、満足して店を後にしたのでした。
 相手が何を望み、何を求めているのかを考え、ベストなタイミングで新しいプランを提案することは、どのような職種においても大切です。お客様が求めるものは何か、寄り添う姿勢を心がけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月22日(火)「お客様への提案」より

<今日の心がけ>
お客様の要望に寄り添いましょう

お客様への提案 感想

 普段からコニュニケーションをとってる訳ではないのに、お店の人に相談すると的確な回答をいただける事が多いです。こちらからの質問内容をしっかり聞いてくれてる事や、沢山のお客さんからの質問内容が似ているので、回答に慣れているという事もあるのでしょう。
今回のEさんの件は、「掃除機の吸い込みが鈍くなった」という問題をEさんが店員さんに相談し、「気持ちよくゴミを吸い込む最適な掃除機の選択」を提案されました。「お気に入りの掃除機が壊れた」という問題ではなく、「気持ちよくゴミを吸えなくなった」という問題だと店員さんが察知してくれたからこそ、その問題の最適な選択を提案してくれたのでしょう。

 お店の研修などでは「ドリルと穴」という話がよくされます。
ホームセンター等のドリル売り場を見ているお客様から声をかけられた際、「どんなドリルがほしいのか」に聞き耳を立てるのではなく、「どんな穴を開けたいのか」に耳を傾けて聞いてみようという話です。
どんな壁に、どのような大きさの穴を、どのぐらいのスピードで?等、お客様がどのような状況で穴を開けたいのか?の詳細を聞いていくと、その「問題」」を解決するために最適なドリルを店員さんは知っていますので、回答がしやすいですよね。

専門店でないと、こういったやり取りはできなくなってきつつ有りますが、自分で選択するばかりのネットよりも、たまにはお店の人を頼って問題解決したいですね。なんだか気持ち良さそうです。

季節の色

こんにちは。@ukara91です。
10月21日(月)職場の教養は「季節の色」です。

季節の色

 中国では、昔から方角や季節を四つの色にたとえてきました。東西南北の守護神は、青龍・白虎・朱雀・玄武の四神です。日本では、七世紀末から八世紀初頭の高松塚古墳やキトラ古墳の壁画にすでに描かれています。
 大相撲の土俵のつり屋根の四方に下がる房の色も青・朱・白・玄です。取り組みは神事として行われるため、房には魔除けの意味があります。
 また、端午の節句の鯉のぼりの五色の吹き流しは、四つの色に黄の一色が加えられ魔除けの意味がこめられています。神社仏閣で使われる五色の旗や五色の幕、慶事で使われる五色の水引きも同じです。
 春夏秋冬の四季には、それぞれ青・朱・白・玄の四色があてられて、青春・朱夏・白秋・玄冬の言葉が生まれました。青春は馴染みのある言葉ですが、その他の季節にも色があるのです。
 私たちが普段何気なく使っている色には、古代中国に端を発する長い歴史や伝統があるのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月21日(月)「季節の色」より

<今日の心がけ>
歴史や伝統を知り生活を豊かにしましょう

「季節の色」感想

 昔からの中国や日本の神事に纏わる伝統には、謎が多いです。
東西南北の守護神として、青龍・白虎・朱雀・玄武などの四神についても、龍は実在の生き物ではなく、架空のもの。神の正体もよく分からないのですから、「謎」のままなんですよね。
 神社にも柱の上部に、「獏」「麒麟」「龍」など架空の生き物が彫られていますが、これも意味はいまイチわかりません。

 でも、誰も何もわからないまま、ずっと何百年も引き継がれてきたという事は考えられないので、何か意味やメッセージがあるのでしょう。

 神々の正体や、古代から引き継がれてきた伝統は追求して行きたいですね。

ゴミ箱の汚れ

おはようございます。@ukara91です。
10月20日(日)の職場の教養は「ゴミ箱の汚れ」です。

ゴミ箱の汚れ

 Nさんの職場では、清掃業者が毎日決められた時間に、ゴミを回収することになっています。ある日、いつものようにゴミを回収場所に持って行ったところ、少し離れた流し場で、ゴミ箱を水洗いしている同僚を見かけました。
 「どうしたの?」と話しかけると、「出張中のUさんのゴミ箱が汚れていたので、水洗いしています」と同僚は爽やかに答えました。
 <ゴミを入れておく箱なのだから、多少汚れているのは当然じゃないか>と、これまで気にしたこともなかったNさんは、同僚の姿に胸を打たれました。
 改めて職場内のゴミ箱を見渡してみると、埃などで汚れたものが多数あったのです。
 毎日、ゴミ箱は人間の出したゴミを黙って受け入れてくれます。そのお陰で、快適な職場環境を保てていることに気がついたNさんは、急にゴミ箱に愛着が湧いてきたのです。
 まずは、同僚を見習い、自分のゴミ箱を綺麗に磨いたNさんでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月20日 「ゴミ箱の汚れ」より

<今日の心がけ>
身の回りの物を清潔にしましょう

飲食店に食事に行った時に、トイレが汚いと次から行きたくなくなりますよね。
ゴミ箱もそれとおんなじで、汚くなると、なんだか遠ざかりたくなってきます。

ゴミは毎日の生活に関わるライフラインの終着駅ですので、常に綺麗にすることで気持ちよく生活したいものです。

成長するには

こんにちは。@ukara91です。
10月19日(土)の職場の教養は「成長するには」です。

成長するには

 欧米の英語圏では、「金持ちは、ますます金持ちになる」という言葉があります。お金を持てば持つほど、様々な活動を行う余裕が生まれ、結果として、ますますお金を稼ぐことができるようになる、ということを示しています。
 日々の地道な努力と決意ある行動を積み重ねることは、更なる努力と行動を呼び起こします。その連鎖は更なる高みにまで自らを運んでくれるのです。
 例えば、知り合いを多く作れば作るほど、知り合いが知り合いを呼び、ますます知り合いが増えることが知られています。また、書籍を読み、知識を蓄えれば、理解力が高まり、ますます新しい知識を吸収しやすくなるでしょう。
 しかし、これは裏を返せば、何事も新しく始めた直後はそれについての知識などがなく、身につく速度が遅いことを意味します。このことが、もどかしさを生み、新しいことを始めてもすぐにやめてしまう要因になるのかもしれません。
 新しいチャレンジを始めた時には、この言葉を思い出してみてはいかがでしょう。諦めずに続けることで、視界が開けてくるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月19日「成長するには」より

<今日の心がけ>
何事も辛抱強く続けましょう

成長するには 感想

 1億円のお金があれば、銀行にあずけているだけで、微々たる利息でもそれなりのお金になります。わかりやすく計算すると年0.03%の利息でも1年に300万。働かなくてもそれだけの不労所得を得ることができます。リスクもありません。どんどん増えていくので、いろんな事業に投資したり、運用することでどんどんお金が成長していきますね。
 生活するたけでいっぱいいっぱいだと、お金は流れていくだけで、成長しません。

だから、お金を生み出せるだけのお金「種銭(たねぜに)」までは我武者羅にお金を稼ぐとよいですね。

 知識も同じです。小さい頃は勉強しても何に役に立つかの実感はありませんが、ある程度の知識を身につけると、物事をいろんな角度から見る視点が芽生え、洞察力が高まります。例えば、サイコロを振ってみましょう。1が出ました。知識がなければ「あー、1が出た」で終わりですが、知識を身につけると見えることがおおくなります。
 サイコロは出た面と、その対面(裏面)を足すと必ず7になります。1が出た場合は対面は6。僕たちからは1の面以外も見えるので、このサイコロの6面がどうなっているのか?すべて当てることができます。
 世の中で起こっていることも、「正確な知識」を身につけることで、サイコロのように全体が見えてきて、「今こういう事が起きているという事は、背後ではこんなことが起きているに違いない」と予想をたてる事ができます。


 こういう力を「洞察力」といいますが、これもどんどん成長し、磨かれていくようです。種銭ではありませんが、知識もどんどん身につけて行きたいですね。(嘘の知識もあるので気をつけて)

 ある程度の種になるまでが大変です。でもある一定の所を越えると、一気に楽になるので、目標をたてて前進が必要です。お金は数値に置き換わるので◯年で◯円稼ぐ!など目標に変換しやすいですね。稼ぐ手段も目標に応じて変化させていくことも必要です。

知識も数値に変換して目標たてると飽きずに頑張りやすいです。本などは読んだ本の数を目標にすると良いです。幅広いジャンルの本で目標を立てるより、自分の得意分野があるなら、その分野に的を絞って徹底的に読みまくる方が効率的に知識が深まると想います。1つの分野をある程度極めると、他の分野でも活かせる「法則」を見つけることができ、これが「種」となり成長していくと思いますよ。

「種」になるまでは大変に感じることが多いかもしれません。

この大変さを飛行機でイメージしてみましょう。
例えば旅客機。
道路を滑走して、タイヤが地面から離れるまでは、猛烈なエネルギーを消費します。離陸したあともある程度の高度になるまではジェットエンジンフル稼働!
その状態の旅客機にとっては、空気はすべて向かい風。抵抗勢力とも言えます。
ここで力を緩めると、高度をあげることはできません。

でもここで頑張って、ある一定の高度に達すると、あまりジェットエンジンふかさなくても安定飛行できます。

僕たちの人生も、飛行機をイメージするとわかり易いですよね。
そして、この事からわかることは、

「向かい風は上昇気流」ということです。


今、向かい風と感じる出来事はありますか?
それはきっと上昇気流です。エンジンふかして上へ行きましょう!

名前の由来

こんにちは。@ukara91です。
10月18日(金)の職場の教養は「名前の由来」です。

名前の由来

 自分の名前に、どのような由来があるか、知っていますか。
 生まれた季節、所縁のあるものから名づけたなど、命名には、様々な由来があるものです。
 さらに、両親は元より、縁のある人々の願いや想いが込められているものです。名前の由来を知ることは、自分のルーツを辿ることにもなり、親から受けている愛情の一端に触れることになるでしょう。
 名前の由来がわからない場合は、まず、命名に携わった人たちに、直接尋ねてみることから始めましょう。あるいは、名前に使われている漢字の意味などを自分で調べてみるのもよいでしょう。
 子供を育てている人であれば、誕生日には、我が子の名前の由来を教えたり、文字の意味を教えるのもよいでしょう。子供に、名前に込めた親の想いを伝える機会となり、親子の絆を深めることができるでしょう。
 自分をよく知り、より好きになるために、名前の由来を調べてみませんか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月18日「名前の由来」より

<今日の心がけ>
名前に込められた想いを知りましょう

名前の由来 感想

 「名前の由来を親に聞いて、用紙に記入してください」という宿題が小学時代にありませんでした?僕の小学では小4ぐらいにあったような気がします。
中学に入っても同じような機会があったかな?

僕の名前は「困難を乗り越える」という意味で付けられたようです。
英語でいうと「breakthrough」です。

今ではとてもいい名前にしてもらったと感謝していますが、聞いた当時は「じゃあ目の前は困難ばかりじゃないか!」なんて思ったんですよね。バカですね笑

名前は苗字と名があり、親が付けられるのは「名」だけ。名の由来は親に聞けば、名前の意味や、意味は無くても名づけた時の親の生活の風景など聞くことができ、どういう状況で自分が生まれてきたのか想像することができます。

しかし、苗字の由来は親も殆ど知りません。

NHKでファミリーヒストリーという番組があり、有名人の先祖やルーツを探る番組があります。
https://www4.nhk.or.jp/famihis/

この番組では、有名人のご先祖をさかのぼり、有名人のDNAのルーツの要素を探っていくのですが、個人ではなかなか調べることができない細かい所まで遡っていくんです。

そうすると、有名人のおじいちゃんの時代から埼玉県に住んでいるんだけと、実はその前までは大阪に住んでいて造り酒屋を営んでいたとか、その地域には有名人と同じ苗字の家がとても多いとか、わかるんですよえ。

なんだか、家族以外にも同族がいて、なんとなくDNAの似ている人たちがいる。と思うと勇気が湧いてきませんか?

個人で家族のルーツを細かく調べるのは困難ですが、親や祖父や祖母などがいる時に、聞けることはできるだけ聞いておく事をオススメします。実家に住んでいて、お墓がある方は、お墓を管理してくれているお寺の住職に聞いてみると、先祖の事を教えてくれるかもしれません。

自分のルーツ。興味ありませんか?
調べてみることをオススメします!

食物を謹んでいただく

@ukara91です。
10月17日(木)職場の教養は「食物を謹んでいただく」です。

食物を謹んでいただく

 食物は、生命を維持するために必要不可欠なものです。普段、何気なく口にする一つひとつが、大自然の力や人の手を通して形となったものです。
 日本の主食である米は、土づくりから、種まき、田植え、稲刈り、精米と、長い月日に亘り、手間を惜しまず育て上げられています。米は、神事のお供えものとして、また様々な儀式や行事などともかかわりの深い存在です。
 食事の際に挨拶をする「いただきます」の「いただき」とは、頭上に乗せる意味を表した言葉です。神仏に供えた物を飲食する際や、上位の者から物を貰う際に、頂きかかげたことから、使われるようになったとされています。
 そこには、感謝の意味が込められているのです。私たちは、日々の食事にどれだけ感謝の気持ちを持っているでしょうか。職場での昼食は、仕事と時間に気を取られて、感謝の気持ちが薄れてたりしていないでしょうか。
 私たちは、日々の食事なくして生きることができません。豊かに実った穀物に感謝の心を向けて、食事をいただく習慣を身につけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月17日「食物を謹んでいただく」より

<今日の心がけ>
豊かな食生活への感謝を深めましょう

 「食物を謹んでいただく」の感想

 日本では、食べ物に困ること無く生活できる環境なので、食べ物に感謝するにはそれなりに「きっかけ」が必要かもしれません。

「まずい」より「おいしい」方がいい。

「高い」より「安い」方がいい。

という程度のこだわりで、車にガソリンを入れるのと同じように、食べていれば大丈夫という感じで食べ物について考えがちです。

でも車と違って、僕たち人間の身体は、食べたもので出来上がっています。

食べたものの質が悪ければ、質の悪い身体になってしまいます。

見た目には分かりづらいかもしれないけど、「アレルギー患者の多さ」「ガンになる人の多さ」など、世界の中で日本に多いのは明らかに「食べ物」が原因だと思います。

僕もそれに気づいたのが、重度の花粉症に悩んだ事や、健康診断に引っかかり「糖尿病」の疑いから病院で検査を受け、「糖尿病予備群で、限りなく糖尿病に近い」と診断され、一生薬を飲まなければならないと診断されたことがきっかけです。

 診断されてから、食べ物や食生活の改善を考えましたが、あまり深刻にはかんがえませんでした。でも、薬を飲み続けて数週間経過した時の体調の悪さが深刻で、強烈な胸焼け・気分がとても憂鬱・なんだか死んでしまいたくなる。という状態になり、「このままではいけない!」と思い立ち、食べ物と食生活を見直し、薬を飲むことをやめることにしました。

食べ物は、できるだけ加工品を避け、自然な物を。
甘い物は一切控える。
薬は一切飲まない。
食べすぎ注意。

これを実践して3週間で、甘党な僕も甘いものを食べたいという欲求もなくなり、無理なく上記のこだわりで食生活をすごせるようになり、翌年の健康診断では「糖尿病の疑い」は一切なくなり、1年後には花粉症の症状も一切なくなりました。

今では、食べ物に気をつけなかった事が体調悪化の原因だったと確信し、できるだけ気をつけるようにしています。(多少の甘いものも今では大丈夫です)

今後も食べ物にはこだわり続けていきます。

相棒としての腕時計

こんにちは。@ukara91です。
10月16日(水)の職場の教養は「相棒としての腕時計です」

 私たちは生活用品をはじめ、家具やインテリア、仕事で使う道具など多くの物に支えられて生活を営んでいます。その中には特にお気に入りのものや思いでの品などもあるでしょう。
 Hさんは、社会人になってから毎日身につけている腕時計があります。十年以上、愛用しているためデザインは古いのですが、思い入れは色あせません。
 ある朝、腕時計をつけてみると、秒針が止まっていることに気がつきました。電池交換は最近したため、電池切れではないようです。修理に出して、予備の腕時計をつけて過ごしてみたものの、なぜか落ち着かないのです。
 数日後、修理から戻ってきた腕時計をはめると、シックリときて安堵しました。改めて眺めてみると傷もありますが、自分と共に歴史を刻んできたという思いから感謝が深まり、<これからも大切に使おう>と思ったのでした。
 多くの物の支えがあって日々の生活を送ることができます。あることが当たり前と思って、忘れてしまいがちな物への感謝の気持ちを持ち続けたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月16日「相棒としての腕時計」

<今日の心がけ>
愛情を持って大切に使いましょう

「相棒としての腕時計」の感想

 物を大切に使っていると、愛着が湧くことはありますが、物が相棒にまで感じられる時って、自分の癖やルーティンに関わっている事が多いからではないでしょうか。
 例えば腕時計。少し緩めに装着した金属製の腕時計をつけたまま、考え事をする為、⇣のような体勢をとるとき

わずかに「ジャラッ」と音を出しながら腕時計の位置がずれたりするのが、自分のリズムになったりすることがあります。
ピタッと装着した腕時計をつけて同じ事をすると、音もせず、腕時計もずれないとなんとなく落ち着かなかったりしませんか?
 他にも、下を向いた時、メガネの位置がずれてしまい、手で修正する時。
下を向けばメガネがずれるのは分かっているのに、手で修正するまでの一連の行動がルーティーンとなって、それをやらなければ落ち着かない。
その一連の行動をすることで、集中力が高まったり、自分のリズムを取り戻せたりすることがあります。

ラグビーの五郎丸選手のルーティーンは有名になりましたら、あの一連の行動をおこなう事で周りの声やプレッシャーを感じづらくなるよう集中力を高めたと言われていますが、誰にも必ずそういうルーティーンや、知らずしらずに行う癖があり、それらに物が関わっていれば、その物にはとても愛着が湧き、相棒になっていくんでしょうね。

僕は、メガネを拭く事をルーティーンにしています。しょっちゅう拭きます。
メガネを拭くと、曇りや汚れが取れ、そのメガネを装着すると、世の中がよく見えるんです!

ただ、それだけなんですが、気分いいんですよね。

通勤や通学するときに使うバッグ。僕はリュックを使いますが、「よし!行くか!」と思いながら右肩にリュックを背負います。背負う時に結構遠心力を効かせて背負うのがクセなんですが、いつの間にかそうしないと落ち着きません。

無意識にやってるそういう行動を「意識的に行う」事で、気持ちをリセットする事ができます。
しかも物と一緒に行う事で、「意識的に行いやすい」んです。

誰にでもそういったクセやルーティーンはあると思います。自分の行動を見直してみて、意識的にできるようにして、自身のリズムをコントロールできるようにしてみると楽しいですよ。

忘れられない言葉

こんにちは。@ukara91です。
10月15日の職場の教養は「忘れられない言葉」です。

忘れられない言葉

F氏には、三十年経った今も大事にしている言葉があります。
 それは、あるセミナーの講師から教えられた言葉で、「志は高く、頭は低く、実践は足元から」というものです。
 「人間はどのような生き方をするかが大事である。人生には確かな生きる指針が必要である」という、講師の強い言葉が今も耳に残っています。
 「志」とは、心の指す方向であり、理想や目標のことです。「頭は低く」とは、心の姿勢であり、何事も謙虚な心を持って臨むことが大切だという意味です。わからないことは「どうか教えて下さい」とへりくだって他人に聞く姿勢です。
 F氏は、自分のことよりも他人のことを先にする、自利より他利を図る生き方を目標にしています。
 この言葉に出会ったF氏は、明るい挨拶と返事、後始末という身近なことにも率先して取り組んできました。
 これからも、この言葉を人生の指針として生きていこうと決意しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月15日「忘れられない言葉」より

<今日の心がけ>
指針とする言葉を実行しましょう

 言葉ってすごいですね。今日の職場の教養でF氏が大切にしているセミナー講師から教えられた言葉「志は高く、頭は低く、実践は足元から」という言葉を聞いて、セミナーに参加していない僕にとっても忘れられない言葉となりそうです。特に「実践は足元から」というのは今の自分に足りないことで、なんだか言葉がスッと不足していパズルのピースをうめるように入ってきたように感じます。

「志は高く、頭は低く、実践は足元から」

あぁ、いい言葉だ。

僕も、遠くて高いところばかり眺めて途方にくれているのではなく、足元にあるものを実践していきます。

小さな約束

こんにちは。@ukara91です。
本日10月14日(月祝)の職場の教養は「小さな約束」です。

小さな約束

 私たちの生活の中には、様々な約束事があります。例えば、車を運転する場合は道路交通法があり、社内には就業規則や各種規定が存在します。
法的な決まりは、守らなければなりません。しかし、私的な小さな約束は、案外疎かにしていないでしょうか。
 M氏がある日、妻と二人で食事に出かけた時のことです。何気ない会話の中で突然妻から、「結婚して二十年経つけれど、夜ご飯を家で食べると言っておきながら、結局、外ですませてきたことが何度もあったわよね」と言われたのです。
 M氏はこれまで、<家で夕食を食べる>と伝えておきながら、外で食べて帰ることが度々ありました。<たかが食事の約束くらい・・・>という安易な思いが、M氏にはあったのです。
 公私にかかわらず、約束を破ることは周囲の人や組織に迷惑をかけるだけでなく、時には人間関係の不和にもつながります。身近な人との小さな約束を忘れてしまったり、守っていなかったことがないか、再確認してみましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月14日「小さな約束」より

<今日の心がけ>
約束は厳守しましょう

 仕事の約束は大きな約束で、家族の約束は小さい約束なんてことは無いのですが、約束を守れなかった時に、家族は自分を責めてこない場合が多いので、ついつい仕事の方が大きな約束のように勘違いしてしまいます。
 仕事は、約束守れなかった場合に、迷惑を被る取引先や同僚からクレーム入る事が多いですが、家族は「仕事が忙しいんだな 仕方ない」とクレームを入れてくることは少ないですよね。
 でも、夕食を一緒に食べる約束をしていたら、そのために奥さんが料理をしたりして、自分の為に時間や都合を調整して待ってくれています。
 だから、遅れる事が確定したらすぐに連絡して、「時間に間に合わない」事を伝えるのは大切な事ですよね。
 「ちょっとすいません。帰れない事を奥さんに連絡させてください!」と仕事中に言うことは今の時代はOKだと思いますので、積極的に家族の約束も守りましょう。

実りの秋に

こんにちは。@ukara91です。
10月13日(日)の職場の教養は「実りの秋に」です。

 毎年、十月十七日に執り行われる神嘗祭は、数ある宮中祭祀の一つで、その都市の初穂を天照大神に奉納し、五穀豊穣を感謝する儀式です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/神嘗祭

 またこの時期は、宮中に限らず、秋祭りと称されるお祭りが各地で開催されます。規模や形式は様々ですが、基本的には神嘗祭と同様に、その年の収穫を祝い、神様に対して感謝を捧げることを目的としています。
 これは豊作を願う春祭りや一年の無病息災を祈るお正月の諸行事などにも共通することで、本来、祭りは神様を「祀る」ことを土台にした、宗教的要素の強いものでした。
 古来、日本には万物万象に神が宿るとされる「八百万の神」(やおよろずのかみ)という考え方があり、先人たちはそれに対しての感謝を「祭り」という形で表しました。その結果として、自然との共生を大切にした国をつくり上げてきたのです。
 実りの秋には全国各地で、郷土の伝統や歴史を再現した秋祭りが行われています。参加する歳には大自然の恵みにも意識を向けて、感謝を深めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月13日(日)「実りの秋に」より

<今日の心がけ>
大自然の恵みに感謝しましょう

 秋になると新米が販売されたり、さんまの漁獲高が話題になったり、さつまいも、栗など大自然の恵みを感じる機会が多いです。
 日本は四季の変化があり、それぞれの季節に旬の食べ物があるので、意識的に「大自然の恵み」に感謝しなくても、「自然の変化を感じる」事ができます。
 感じることができること自体、大自然に感謝するというルーティーンをこなしているようなもので、これは日本人らしさの本質であると思います。
 現代は冷蔵庫や冷凍庫が発達したので、「旬が無い」なんて言う方もいますがそんな事はありません。確かに、夏が旬の「枝豆」などは一年中冷凍のものを食べることができますが、夏に収穫したばかりの枝豆を食べてみるとまったく別格のおいしさです。
 八百万の神はあらゆるものに宿るとされていますが、我々人間にも神が宿っているというメッセージです。自然や神を崇めるのもよいですが、神どうし、一緒に楽しもうという感覚の方が正しい感じがします。
 神社に祀られている神が鏡になっているのは、そのに映っているあなたも神なんですよという謎掛けなのではないでしょうか。
 さあ、これからまだまだ旬のものが登場し続けます。楽しんでいきましょう。