職場の教養 感想10月19日(月)「学ぶ姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
10月19日(月)の職場の教養は「学ぶ姿勢」です。

学ぶ姿勢

 講師経験の浅いK氏が、経営者対象の講座を務めた時のことです。会場に入ると、最前列の席には、著名な初老の社長が座っていました。
 K氏はその社長の著書を読んだことがありました。緊張の中で講座を終えると、社長がK氏に歩み寄り、「勉強になった。ありがとう」と頭を下げたのです。
 その後も、K氏が講座を担当した際、社長は最前列で熱心にメモを取る姿がありました。そして、毎回、帰り際にお礼を述べる姿に感銘を受けたといいます。
 「われ以外、皆わが師」、この言葉は代表作「宮本武蔵」をはじめ、数々の傑作で名を挙げた大正・昭和期の小説家である吉川英治の座右の銘です。
 吉川英治は高等小学校を中退後、独学で勉学に励みました。「日常で接する人のすべてが私の学ぶべき対象である」と謙虚な学びの姿勢を貫いたのでした。
 私たちの職場でも肩書、経歴、年齢にかかわらず、豊富な経験や優れた面を持つ人が大勢います。人や書物だけではなく自然など、学びの対象は様々にあります。そうした学びを、自らの生き方や業務に活かしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月19日(月)「学ぶ姿勢」より

<今日の心がけ>
謙虚に学び見識を広めましょう

学ぶ姿勢 感想

長年、会社の社長を務めて来た人は様々な経験を重ねています。経験していることがおおいと、他の人からのアドバイスがなくても判断できることが多いので、経営者向けの講座なんて自分には必要ない」と考える方が多いと思います。
そこに出席して、しかも熱心に聞き入ってメモを取ってお礼を言うなんで、とても謙虚な姿勢ですよね。
きっと、自身は様々経験しているけど、自分以外の人が同じ経験したら、ちょっと違う考え方をするのではないか?など、自身が学び続けることで少しでも会社をよくしていこうという思いがあるのだと思います。
さらに、「学びつづける」という姿勢を持続していることは、自信満々になりすぎて増長しない為の予防策としても有効です。
様々な経験を重ねて多くの結果を残しているのに増長してしまい、その後の組織に悪影響を及ぼしてしまう人も多いです。立場が上になればなるほど、組織に与える影響は大きいですよね。

「われ以外、皆わが師」という姿勢を身に着け、維持したいものです。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)