おはようございます。@ukara91です。
12月13日(日)の職場の教養は「煤(すす)を祓う」です。
煤を祓う
本日、12月13日は「正月事始め」の日です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月13日(日)「煤を祓う」より
昔は、ほとんどの家に囲炉裏(いろり)があり、家屋に煤がつきやすかったため、「煤払い」はその仕事の中でも最初に行われました。今でも社寺などでは、お堂やご本尊などを清める煤払いの行事が行われています。
生活様式の変化に伴い、一般の家庭では囲炉裏は影をひそめてしまいましたが、「大掃除」としてその名残をとどめています。
それは家中(かちゅう)を清めて、来る年を清々しく迎えようという、古くから続く美しい風習といえます。
「祓う」とは、「神に祈って、罪やけがれを除き去る」という意味です。「心身を清めてけがれを祓う」などといわれるように、古来、神をあがめ、神と一体になった日本人の生き方を表した言葉です。
今日は、この1年に積もったものを洗い流すような気持ちで、身の回りの「煤払い」に取り組んではいかがでしょう。
<今日の心がけ>
身の回りをきれいにしましょう
煤を祓う 感想
家や部屋を隅々まで掃除するということは、隅々までよく見なければなりません。
1年に1回だけでも、年末に大掃除する際には、隅々を見て、汚れを落としたりする行動自体が、家や部屋に感謝する行動となります。
そして、物に感謝する行動する事は「煤を祓う」行為そのもので、我々は古来からの先祖の風習を受け継いでいるのだと思います。
こうやって、風習を仕組みとして現代人に落とし込んでくれた先人の知恵に感謝いたします。