おはようございます。@ukara91です。
12月17日(木)の職場の教養は「日本の航空機の父」です。
日本の航空機の父
1903年12月17日、気球やグライダーではなく、動力付きの飛行機で、世界初の有人飛行に成功したのがアメリカのライト兄弟です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月17日(木)「日本の航空機の父」より
実はその12年前、愛媛県生まれの二宮忠八(にのみやちゅうはち)の手によって「カラス型模型飛行器」が造られました。人は搭乗しませんでしたが、丸亀練兵場から動力飛行機が日本の空を10メートル飛んだのです。
幼い頃から好奇心旺盛な二宮忠八は、外で昼食を摂っている時、滑るように舞い降りてきた烏(カラス)を見て、<翼で向かってくる風を受けとめられれば空を飛べるのではないか>と考えて研究に専念し、飛行原理を発見しました。
その後、実用化を目指しましたが、許可が降りず、ライト兄弟に先を越されました。しかし、この功績で「日本の航空機の父」と称されています。
<人のためにこれがしたい>と強く願って視野を広げていると、思いがけず良い発見に恵まれます。また、地域に貢献し、お客様の役に立とうという思いを深めていると、素晴らしい情報が集まってくるものです。
<今日の心がけ>
視野を広げましょう
日本の航空機の父 感想
視野を広げるというのは、「とにかく何にでも興味を持ちなさい」という事では無いと思います。
一つの事に強く興味が湧くと、自然にそれと関連する事にも興味が伝染していき、自然と視野が広くなる。という意味だと思います。
二宮忠八はカラスに興味が湧いたそうですが、興味が湧くだけでは、向かい風が上昇気流なのでは?という仮説にはたどり着けません。「カラスは何故黒いのか?」「なぜあれだけの身体を羽をゆったりパタパタさせるだけで上昇できるのか?「滑空している時は、羽をパタパタさせずとも上昇していけるのは何故か?」「そもそもカラスの体重はどのぐらいか?」など、カラスに深く興味を広げることで、カラスの事をもっと知りたくなり、何故?何故?と思考が深まっていき、やがて、カラスについてもっと知っていく事になります。
そうやって、一つの事に「何故?」と思考を深めていくと、他のものに興味をもった際にも、すぐに深い深度で物事を思考できるようになり、必然的に洞察力が身につきます。
視野を広げる=思考を深める事であり、それによって人生もより深いものになっていくのだと思います。