報告とお礼

おはようございます。@ukara91です。
2月6日(木)の職場の教養は「報告とお礼」です。

報告とお礼

 Fさんは、人が生きていく上でとても大切なことを教えてくれた父に、感謝しています。それは、今から三十年前、Fさんが大学入試に失敗した時に、父がかけてくれた言葉です。
 入試の年の正月、Fさんは、学問の神様として知られている神社へ合格祈願のお参りをし、試験に臨む決意を新たにしました。しかしながら、結果は、受験した三校とも不合格でした。
 今後の考えがまとまらず、部屋で手持無沙汰にしていると、父が「神社にお礼に行ったのか」と聞いてきました。Fさんが黙っていると「たとえ不合格でも、報告をしてお礼を言いなさい」と言ったのです。
 父は結果がどうあれ、けじめとして、きちんと後始末をすることは、人としての務めであることを示したのです。
 <不合格の時もお礼を言うのか>と思っていたFさんが、父の言葉の意味を理解したのはずっと後でしたが、今では人生の道標の一つとなっています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月6日(木) 「報告とお礼」より

<今日の心がけ>
後始末を心がけましょう

報告とお礼 感想

昔から人生の節目の際に神社にお参りにいくのが日本人の文化です。

神様が本当に居るのかどうか?は誰も目視したことがないので不明ですが、神社にお参りする事で、自分の意識があるていど整理整頓できる事は間違いないように思います。

「不合格の時でもお礼を言う」事によって、「こういった経験をさせていただいてありがとう」というマインドにセットする事ができ、マイナスと感じる出来事でも、人生の肥やしと感じれるようになってきます。

Fさんのお父さんもそうやって人生を歩んでいったのですね。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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