おはようございます。@ukara91です。
3月8日(日)の職場の教養は「同僚からの声かけ」です。
同僚からの声かけ
長年にわたって営業部の第一線で活躍してきたSさんは、新年度から人事・労務部門に異動となりました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月8日(日)「同僚からの声かけ」より
これまでは、直接顧客と接しながら商品の紹介や説明をし、たわいもない世間話が仕事の受注につながり、成果として実感できました。しかし、内勤になってから、持ち前の明るさが発揮できない日々を送っていました。
ある日、社内で営業部門の同僚とすれ違い、「久しぶりに君の顔が見られてうれしいよ」と、声をかけられました。
Sさんは、その一言で元気を取り戻し、入社した頃の前向きで、エネルギッシュな気持ちを思い出したのです。
さらに、<これまで何不自由なく元気に働けたのは、会社を守る今の部署があるからだ>と考え直し、以前のように元気な挨拶を始めました。
やがてSさんは、現在の部署でも厚い信頼を得て、社内の他部署とのパイプ役を担うようになったのです。
<今日の心がけ>
自ら進んで声をかけましょう
同僚からの声かけ
営業は外から新しい売上や顧客をとってくるので、会社の中では華やかな存在です。しかし、会社は営業だけでは成り立ちません。様々な部署の協業で顧客にサービスを提供することができるので、互いの仕事を理解しあい、感謝し合う事が大切だと思います。
でも、質の違う仕事をしている部門間は、どうしても他部門の仕事が把握できずに、他部門に不満を持ってしまいがちです。
Sさんのように、営業から社内部門に異動したりする人が、部門間の考え方やクセの差を埋めてくれる重要な役割を担う事が多いのでしょう。
だから部署間の異動というのは組織にとって重要です。
そして、それぞれを理解しあうには、仕事の話だけではなく、私語や雑談が潤滑油になります。世の中が拡大している時代は、「私語をするな!仕事に集中しろ!」なんて上司に叱られたかもしれませんが、縮小の時代では積極的に雑談をした方が組織は上手く回ります。(しすぎは禁物ですが)
一人一人が自立した思考ができるように育てて行きながら、積極的な雑談を行うことで、新しいサービスが誕生する風土が生まれてくるものと思います。