ハチクマの世界

おはようございます。@ukara91です。
5月14日(木)の職場の教養は「ハチクマの世界」です。

ハチクマの世界

 タカ科の渡り鳥である「ハチクマ」は、蜂を食し、姿がクマタカに似ていることからそう呼ばれています。
 ロシアなど北方地域で繁殖し、日本やアジア方面に渡り越冬します。詳しい生態は不明はハチクマですが、仲間と助け合う面があることが知られています。
 自然界は弱肉強食の世界です。例えば、鳥の中には、雛鳥であっても、餌にありつくために、元気な雛が弱い雛を巣から落とすことがあります。しかし、ハチクマの雛は争うことがなく、親の与える餌を順番に食べます。
 また、親鳥たちも同様で、大きな蜂の巣の攻撃に成功した場合、仲間同士で争ったりせず、ほかのハチクマたちと共に巣の中の幼虫や蛹(さなぎ)を食べるのです。
 傷を負えば餌をとれなくなり、命に直結する厳しい世界にあって、共存の鳥だからこそ、ハチクマは餌にありつき生き延びることができます。
 自然のサイクルの中で、鳥や獣たちは様々な術を使って生きています。共に支え合うという一面に注目したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月14日(木)「ハチクマの世界」より

<今日の心がけ>
助け合う術を考えましょう

ハチクマの世界 感想

 野生動物の中で「ハチクマ」の支え合う生態は特別かもしれません。
しかし我々人間は、支え合ったり共有したりすることが可能になるよう、古代の先人から工夫に工夫を重ねて現在の社会生活の営みを手に入れました。

 特に日本では「格差社会」と言われながらも、餓死しない最低限の保証は整備されているので、現在は「支え合い社会」と言えるのかもしれません。

 今後は「支え合い社会」の質を高めていく事になるのですが、AIや5G、リモートワークや自動運転などのテクノロジーがますます格差を埋めて、「支え合い社会」を充実させていくものと思います。

 コロナ後は自分で仕事を生み出す力のある人と、労働力と時間を提供し、人から言われたことだけを行ってる人の格差は広がって行きますが、最低限の収入を保証する制度自体は拡充されていくと予想されます。

 先日、自動車の自動運転レベル3が解禁され、特定の道路(高速道路等)での同一車線低速走行が法的に可能になりました。(車の中に人がいて、システムからの要望があれば人がシステムを補助しなければならない)

 5Gの普及にともない、自動運転も飛躍的に進んでいくと思います。今後、長距離の物の配送は自動運転トラックが行い、個別宅配はドローンが行うような時代が目前に迫りました。「人」が行う仕事をAIやロボットが肩代わりするようになり、店舗でも人が行う作業の大部分がロボットで対応可能となるでしょう。
そのような社会の中で、「人」の役割は限られてきますが、感じた事を主張するのはロボットよりも「人」の方が得意です。

 目前に来てる近未来を考えるとワクワクしますが、その社会で人間らしく生活できるように、今を行動していきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)