おはようございます。@ukara91です。
5月27日(水)の職場の教養は「父の姿勢」です。
父の姿勢
中学三年生になるA氏の息子は、小学生の頃から野球を続けています。A氏は息子を見て、<最近、一段と逞しくなったな>と感じていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月27日(水)「父の姿勢」より
少年時代、野球漬けの日々を過ごしてきたA氏は、<試合で活躍する息子の姿を見たい>と思っていました。最近はA氏が過干渉(かかんしょう)に口を出してきたせいなのか、息子から「来ないで」と言われ悩んでいました。
ある日A氏がそのことを母親に話すと、「あなたも同じ歳の頃、お父さんに同じような言い方をしていたわよ。だからお父さんは何も口を出さなかったけれど、あなたのことをいつも一生懸命に考えていたのよ」と言われたのです。
今では父親の立場になったA氏は、<確かにいつもは寡黙な父だったが、試合に勝った時は人一倍喜んでくれていたな>と、自分を信じて見守ってくれていた父の姿を改めて感じ取りました。
これからは相談されたら精一杯アドバイスし、父親と同じようにできる限り信じて見守っていこうと決心したのです。
<今日の心がけ>
信じて見守る姿勢を培いましょう
「父の姿勢」感想
息子から「来ないで」と言われると、すごくショックを受けると思います。
そんな事を言われると怒る父親も多いのではないでしょうか。
でも「来ないで」と言う事ができる子に育てる事ができるのは、両親や家族がその子をしっかりと見守ってくれたからだと思います。
親になり、子供の成長のそばにいると、「自分だったらこうするのに・・・」と思ってしまい、子供の行動についつい口を出しがちです。
子供からしたら、一番自分を知ってる人から、クリティカルヒットのような指摘ばかりさらたらイヤですよね笑
子供側からは、イヤそうに距離をとるしか対応策がないのではないかと思いますので、父親が少し距離をとるしかないのかもしれませんね。
日本の父と子の関係は、なんとも不思議な。でも実はバランス感覚のよい関係性なのかも知れません。