職場の教養 感想「喜びで変わる」

おはようございます。@ukara91です。
5月29日(金)の職場の教養は「喜びで変わる」です。

喜びで変わる

 飲食チェーン店で働くTさんは、関東地域の10店舗を管理しているマネージャーです。入社当初は、お客様との会話が楽しく仕事にやりがいを感じ、店長時代には売り上げを伸ばし、やがてエリアを任されるようになりました。
 しかし、管理者になってから、エリアの売り上げが落ちると、店長や社員にきつく当たることが多くなってきました。やがてTさんは、仕事に対する情熱が落ちていくのを感じ、頑張ろうとしても気力が湧かなくなったのです。
 人工知能研究者の黒川伊保子氏(くろかわいほこ)は、自著に「「人をとやかくいう」ことを繰り返していると、瞬時に脳にブレーキがかかるようになる」と記述しています。
 Tさんはそうした悪循環に陥ったのかもしれません。そのような中、エリアの店長が急病となりカウンターに立つことになったTさん。お客様の喜びの声に店長時代の生きがいが胸に甦り、最近の働き方を反省したのでした。
 以来、お客様の声に耳を傾け、朗らかな心で社員を育てる指導法に変えたのです。働く喜びは、充実した人生の必須条件ではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月29日(金)「喜びで変わる」より

<今日の心がけ>
働く喜びをかみしめましょう

喜びで変わる 感想

今日の職場の教養は、「管理職あるある」かも知れません。

その職種も、現場で仕事をしているときは、お客さま対応など、現場の仕事に集中する事で結果を出し、上長に褒めてもらうことが多いと思います。

ところが、管理職になると、行動での評価よりも数字での評価を受けることが多くなり、そのプレッシャーに耐えきれず、必要以上に厳しい目線で部下を管理してしまう事が多いようです。

現場で実績を重ねて管理職になる人が多いのですが、管理職になり、プレッシャーで躓くときには、会社の企業理念や目標。どのように行動してその目標を達成するか?などの戦略を、会社のトップや上長に確認する必要があります。

理念や目標や戦略にブレがあると、無駄な努力を重ねて怒れるという昭和なサラリーマンあるあるを体験することになるかも知れません。

お客様に喜ばれるのが「嬉しい」と感じるアンテナを持っているのは自信をもっていい事だと思います。現場に近い管理職が、現場から遠ざかってしまった管理職に、現場の事情を伝えるのは、会社の成長に欠かせない事です。

現状をしっかり見据えれは、そもそも部下に「とやかく言う」事はなくなります。
それに、管理職になってから落ち込むというのは、上長から怒られるからではなく、現状に違和感を感じるからです。
違和感が何なのかしっかりと検証し、解決していきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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