おはようございます。@ukara91です。
6月16日(火)の職場の教養は「復命(ふくめい)の大切さ」です。
復命の大切さ
仕事を進めていく上では、指示された業務の進捗状況や結果を報告する「復命」が大事だといわれています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月16日(火)「復命の大切さ」より
Aさんは、先輩のBさんと一緒にU社から依頼された仕事を進めています。Bさんから業務を指示されると、まず、やるべきことの優先順位をつけていきます。そして、仕事を終えるごとに、すぐに報告することを心がけていました。
ある日、AさんはU社の担当者から「君の会社には安心して仕事を頼めるよ!」と言われました。U社さんからAさんに依頼したことが、毎回正確にBさんにも伝達され、答えが返ってくることを評価されたのでした。
仕事の状況を報告することは基本的なことです。それを厳守していくことが信頼につながります。Aさんにとっても、指示された仕事の結果を逐一、上司に報告することで、業務が円滑に遂行されているかどうかを確認できるのです。
「復命」の複は往復の複でもあります。一方通行の仕事ではなく、相手の要望を受け止めて、それに応える働きをしていきたいものです。
<今日の心がけ>
仕事の進捗状況を伝えましょう
自分がお願いした仕事がどんな風に進んでいるか。お願いした側は進捗が気になるものですよね。お願いしたのに進捗がわからないと、「何か問題でもあったかな?」と心配になります。
会社対会社の場合は、進捗状況を逐一報告することで、発注者と受注者の関係から、同じ目的を達成するための仲間という位置づけになるかもしれません。
上司と部下の場合は、逐一報告することで信頼関係は強固なものになりますよね。
日本には、いちいち報告しない美学というものがあるのかも知れませんが、それは、報告の頻度が多すぎて、実況中継になってはいけないという戒めです。要所要所はキチンと伝えて、多くの人が関わらなければ成し遂げられない仕事を完遂していきましょう。
また、自分が上司な場合は、要所での進捗報告が来ない場合は何か問題が潜んでいるものです。部下が報告しやすいような環境づくりにも目を向けていきましょう。