おはようございます。@ukara91です。
6月5日(金)の職場の教養は「芒種(ぼうしゅ)」です。
芒種
本日は二十四節気の「芒種」です。
二十四節気は中国から伝わった、一年を太陽の動きに合わせて二十四の気に分けた暦です。日本においては今でも、立春、春分、夏至など、季節を表わす言葉として用いられています。
二十四節気で夏を表わす言葉は、夏の始まりの「立夏」、収穫期の早い作物が育ってくる「小満(しょうまん)」、種まきの時期の「芒種」、「夏至」「小暑(しょうしょ)」「大暑(だいしょ)」です。
「芒種」とは、「芒(のぎ)」を持つ植物の種を撒く時期をいいます。「芒(のぎ)」とは、米や麦などのイネ科の植物の穂の先にあるトゲのような突起物のことです。田植えはこの頃から始まり天候は梅雨めいてきます。
二十四節気以外に、季節の移り変わりの目安となる日の総称として日本では、「節分」「八十八夜」「入梅」「土用」「彼岸」などの雑節(ざっせつ)という暦が生まれました。
先人は、気象の変化などを繊細に感じ取って、季節の移ろいを言葉に表していたのです。季節の言葉に親しみつつ、自然の恵みに感謝したいものです。
<今日の心がけ>
季節の言葉に親しみましょう
「芒種」感想
「芒(のぎ)」を持つ植物の種を撒く時期とのことですが、現代の米はGWあたりに田植えをします。小麦の種まきは9月ごろでしょうか。
改良される前の古代種は芒種の時期に種を撒いていたのかもしれませんね。
二十四節気のような言葉は、季節を印象づけてくれます。例えば今日はとても暑い日でしたが、「あつい〜」というものの、「夏だね〜」とはなりません。
それが、「夏至」を迎えたあとは、「今年の夏は暑いね〜」と言葉が変化して、「夏」を強烈に印象づけます。
今年の夏至は6月21日。もうすぐ夏が来ますね♪