おはようございます。@ukara91です。
6月6日(土)の職場の教養は「最後までやり切る」です。
最後までやり切る
料理が趣味のIさん。休日はインターネットで検索したレシピを使って、妻や子供に手料理を振る舞っています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月6日(土)「最後までやり切る」より
ある休日、午前中に食材の買い出しを済ませ、下ごしらえにも時間をかけて夕食を作りました。それをおいしそうに食べる子供たちは笑顔に溢れていました。
しかし、食後に妻だけが怪訝な顔をしています。
Iさんが理由を聞くと、「料理をするのはよいけれども、朝からキッチンを独占して張り切って作ったのならば、最後の皿洗いや食器の後始末までしっかりやってね」とズバリ指摘されたのです。
その言葉にIさんは、心の中を見透かされたような気がしました。メニューを考え、食材を買い込み、料理を作り、食べるところまでで満足し、後始末はいつも妻に押し付けていたのです。
「有終の美を飾る」と諺にあるように、家事も仕事も何事でも、締めくくりまでしっかりとやり遂げることが、立派な行ないなのです。
<今日の心がけ>
一貫して取り組みましょう
「最後までやり切る」感想
どんな事でも、「最後までやり切る」には工夫が必要かもしれません。
Iさんの奥様が怪訝な表情になった理由は、文面に記されています。
「料理をするのはよいけれども、朝からキッチンを独占して張り切って作ったのならば皿洗いや食器の後始末までしっかりやってね」という奥様のご指摘はごもっともですが、奥様の負担を減らそうとしてIさんが行った行為だとしたら、夫婦喧嘩の元にもなりかねない出来事になってしまいます。
今回のエピソードはIさんの趣味という設定なので、奥様の一言にグウの音も出ない設定ですけどね。
キッチンは普段は奥様の仕事場かもしれません。だとしたら、奥様やお子様の協力を仰ぎながら一緒に料理をしてみてはいかがでしょうか。
普段料理をしている奥様からは、アドバイスもいただけたり、子供達も夫婦が仲良く料理をしているならば、手伝いたくなるのではないでしょうか。
そうやって作った料理を食べる食卓は、とても楽しくなるでしょうね。
食べた後の食器洗いや後始末も、もちろん皆で行ないましょう。とても良いコミュニケーションの場となり、お子様も「後始末」を覚えるようになると思います。
それを何度も繰り返していると、「最後までやり切る」という行動が習慣化されます。家族の絆も深まりそうですね。