職場の教養 感想「序列を守る」

おはようございます。@ukara91です。
6月7日(日)の職場の教養は「序列を守る」です。

序列を守る

 複数の人が集まると、中心となるリーダーが必要になるものです。
 職場では役職者やリーダーが、それに当たります。中心となる人をしっかりと意識していくことが物事を成功や発展に導きます。
 次のようなケースは、よくあるのではないでしょうか。中心となるリーダーがいるのに、別の人が仕切ってしまい、チームワークが乱れてしまうことです。
 例えば、直属の課長を飛び越えて、先に上役の部長に相談や報告をしてしまうことです。そのため、直属の課長が知らないうちに、仕事が進行していたりすることもよく聞くケースです。
 職場では、最も身近な上司に心を寄せ、速やかに報告・連絡・相談をしていくことで、業務が円滑に進みます。こうした基本の意識が希薄になっていくと、チームの和が乱れることになりかねません。
 自分がつながるべき、仕事上で中心となるリーダーに心を合わせていくことで、より良い成果が得られるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月7日(日)「序列を守る」より

<今日の心がけ>
リーダーとなる人に心を寄せましょう

「序列を守る」感想

 ある程度組織が大きくなると、仕事の流れを整備するためにリーダーが必要になります。仕事の流れを「川の流れ」と考えると解りやすいかもしれません。

会社の存在意義や目標を達成するために川が流れます。最下流の目標に向けて、何も障害がなければ直線の太くて流れの早い川が一番よいですよね。この場合は、茶町以外のリーダーは必要ないかもしれません。

ところが、目標にむけて障害のない流れなどありません。山を越えたり岩を避けたりしながら、大雨の際に決壊しないようにしながら下流へ安定した水流を届ける必要があります。その流れを管理するのが管理職でありリーダーの役割だと思います。

会社の存在意義や目的目標がしっかりしていないと、「このまま水を流して大丈夫だろうか?」と疑念が生じたり、岩の前までを担当してる人からは「この岩の先はどうなっているんだ?」と見えない先を気にしたりと、それぞれの立ち位置から見える景色から色んな感情が生じます。

存在意義・目的目標のために、できるだけ早くて強い水流を流し続けるのがリーダーの役割と言えます。

大きな岩を越えるために、水流を2つに分ける場合や、それぞれのゴールが別れている場合には、ポイントポイントでリーダーが必要になるので、役割分担の認識と、最終ゴールの共有など、リーダーには意思の疎通が必要になります。
全体目標の中のどの部分を自分が担当しているのか?が共有されていて、適切にリーダーが配置されている組織はとても良い会社だと思います。

しかし、目標や存在意義が不明確で、売り上げだけをとにかく求めるという会社がほとんどだろうと思います。当然そうなると、役割分担も不明確になるので、「序列を守る」のも実際には不可能で、リーダーも、リーダーに従う人たちも、仕事に収集できず、人間関係に余計な時間を取られるという非効率な組織になります。

連絡・報告・相談が乱れている時は、組織の存在意義や目標について見直すのが一番の対策です。その上で組織のリーダーを適切に配置しましょう。
コロナの影響で、テクノロジーを使ったコミュニケーションツールが便利に使える事があきらかになりました。これらのツールは序列を簡単に飛び越えることができます。

組織は大きく見直す時期に来ているのかもしれません。


投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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