職場の教養 感想「為せば成る」

おはようございます。@ukara91です。
7月10日(金)の職場の教養は「為せば成る(なせばなる)」です。

為せば成る

 「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺があります。
 当たり前のことですが、実際に、火や炎が涼しいというわけではありません。
「無念無想の境地に至れば、火さえも涼しく感じられる」ということから、「心の持ち方一つで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること」を意味します。
 つまり、この言葉の根底には「だから、気概と意気込みを持って生き抜いていくことが大切である」というメッセージが流れているのです。
 それは、単なる思い込みや痩せ我慢というレベルではなく、本来、人に備わっている難局を突破していくための「覚悟」という潜在力を指しています。
 先人たちは、幾多の困難や危機的状況を乗り越えてきました。「いかなる事態であっても何とかする。絶対よくなる。大丈夫」という、明朗な覚悟で、希望を旗印に掲げて難局を切り抜けてきたのです。
 不確実で不安定な時代だからこそ、希望を持つことが大事です。強い気構えと勇気を持って、どんな困難をも切り開いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月10日(金)「為せば成る」より

<今日の心がけ>
希望を掲げ難局を乗り越えましょう

為せば成る 感想

 「マトリックス」という映画があります。あの映画の説明は難しいのでぜひ見ていただきたいですが、一言でいうとマトリックスとは仮想空間。
映画マトリックスの仮想空間はAIが造っていましたが、今私達が生きている世界もマトリックス(仮想空間)であると説いているのが仏教です。

何か課題を解決するためにこの世に勉強しにやってくる。人生のカリキュラムを組むのは自身。記憶を消されてこの世に生まれてくるので、まさか自身で組んだカリキュラムだと知ること無く、苦しみながら生きていくのですが、そうやって人生で課題を解決しながら魂を磨いていくというのが、仏教の本質です。

魂を磨くためのマトリックスなので、「心頭滅却すれば火もまた涼し」ということになります。つまり、火が熱いといっても仮想空間の中の事だから、実際に、火はそこに無いという思想です。

マトリックス内の自分と、マトリックス外の自身。自分自身という言葉も、こういった2層構造を表わす言葉なのかもしれません。

真偽はそれぞれに委ねるとしますが、マトリックスと考えると、人生は自身の思うがままだと言うことですので、思いっきり楽しんだもの勝ちでもありますよね。

毎日の出来事に感動しながら、魂を磨いていきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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