おはようございます。@ukara91です。
7月27日(月)の職場の教養は「勇気を持って」です。
勇気を持って
Kさんが、昨年の夏、通勤でバスを利用していた時のことです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月27日(月)「勇気を持って」より
その日は、朝から激しい雨が降っていましたが、Kさんはバス停の屋根に入れたため傘をたたんでバスを待っていました。ふと後ろを見ると、傘を差した2人の乗客が屋根の外で横なぐりの雨に濡れながら、バスを待っていたのです。
前方に並んでいる人たちを見ると、人と人の感覚がかなり空いています。少しずつ詰めれば、後ろの2人も屋根の下に入れそうな気がしました。
一瞬迷いましたが、「すみません。後ろの人たちのために少しずつ詰めていただけませんか」と、思い切って前の人たちに声をかけました。
前方の人たちは黙って間隔を詰めてくれました。お陰で2人とも屋根の下に入ることができて、2人はKさんに会釈で謝意を伝えてくれました。Kさんも詰めてくれた前の人たちに、「ありがとうございます」とお礼を言ったのです。
<思い切って頼んでよかった>と、清々しい気持ちになったKさん。人のためを思って動こうとした時、思わぬ勇気が出ることを、改めて実感しました。
<今日の心がけ>
人のために行動しましょう
勇気を持って 感想
現代は、自分のことでいっぱいいっぱいの人が多く、Kさんのように後ろで雨に濡れている人がいることに気づいてくれる人が少なくなっていると思います。
そんな中、気づいてくれるだけでも凄い事ですが、さらに声を掛けて、前の人達に詰めてもあり、後ろの人を雨濡れから防いでくれるなんて凄いことだと思います。
Kさんに勇気があることも凄いですが、普段から全体を見渡す管理職的な仕事をしているからこそ培われたものだと思います。
Kさんは、この通勤バスの一連の流れの管理責任者ではありませんが、管理職らしい働きをしています。
管理職には参考になるエピソードですね。