職場の教養 感想「昨日より美しく」

おはようございます。@ukara91です。
7月7日(火)の職場の教養は「昨日より美しく」です。

昨日より美しく

 明日ありと 思う心の あだ桜 夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは

 これは、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が松若丸と呼ばれた、幼少の頃に詠んだ歌です。
 弱冠9歳で作ったこの歌からは、今できることは今やるという、作者の人生観が伝わってくるようです。
 N子さんがこの歌を知ったのは、30歳を過ぎた頃でした。事務職に就き、日々、漫然と過ごしていた自分を恥ずかしく思ったと言います。
 これをきっかけに<親鸞聖人のようにはなれなくても、せめて今日1日だけでも悔いなく生きたい>と考えたN子さん。「目の前の気がついたことから改善していこう」と決心したのでした。
 まず、「今日できることは今日やり、昨日より少しだけ前進する」という気持ちで次のことに取り組みました。それは、「お礼の手紙を書く時は、字をより丁寧に書く。職場の共有物を昨日よりも、きれいになるように磨く」などです。
 現在は、より充実した毎日になったと、N子さんは笑って語ります。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月7日(火)「昨日より美しく」より

<今日の心がけ>
昨日の自分より前進しましょう

 昨日の自分より一歩前進。少しゆるいとも思えるこの感覚が、成長には一番必要な事かもしれません。
大きな目標を立てて挫折するより、昨日よりひとつでも前進している感覚に満足感を得て、「次もがんばるぞ!」と思考した方が心が前向きですよね。

そして人生は前進ばかりではなく、後退もあります。
3歩進んで2歩下がるのが当たり前という感覚で、しぶとく前進を続けることが肝心です。

どんな時でも、目の前には課題があるはずです。
1つづつ歩を進め、解決していきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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