意識して見る

おはようございます。@ukara91です。
1月11日(土)の職場の教養は「意識して見る」です。

意識して見る

 Aさんは小学生の子供の運動会に参加しました。プログラムを見てわが子の出番を確認し、絶好のシーンを撮ろうと場所の選定なども熱心に行いました。
 {今日のハイライト」を位置づけた五十メートル走では、早めにゴール前に席を取り、本番を待ちました。
 やがて競技レースは始まり、ある組では見るからに足の遅い男子児童が懸命に走っている姿が目に留まりました。誰よりも遅れている状況でした。
 その時、Aさんの前に立っていた父親が不満げに呟きました。「足が遅いなー。このままだとダメじゃないか・・・」
 すると、横にいた母親が、「でもあの子、笑顔で走っているわよ。素敵な笑顔ね。そんなに楽しいのかしら。夕飯の時に褒めてあげましょうよ」と言って、拍手しながらわが子のレースを見守ったのです。
 子供の順位は客観的な事実ですが、数値化できない「笑顔」に着目したお母さんに、Aさんは感心しました。意識して相手の「良さ」を見つけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月11日(土)「意識して見る」より

<今日の心がけ>
良いところを見るようにしましょう

意識して見る 感想

良いところを意識して見るというのは、とても大切な心がけだとおもいます。

だって、意識して良いところを見ないと、悪いところを見てしまうようになってしまうので。

笑顔の効果

おはようございます。@ukara91です。
1月10日(金)の職場の教養は「笑顔の効果」です。

笑顔の効果

 部員の補填で、経理部から営業部に異動となったAさん。内勤とは打って変わって、お客様と会い、他部署の人たちと打ち合わせをする機会が増えました。
 先輩から「営業には笑顔が必要だよ」と聞かされていたAさんは、洗面の時やお風呂から出た時など、鏡に向かって笑顔の練習を始めました。しかし、なかなかベストな笑顔になりません。
 ある時、職場で集合写真を撮る機会がありました。Aさんは写真を撮られるのが苦手でした。なぜならば、<笑顔で>と思うほど引きつった顔になるからです。
 その時、何故かカメラが連写モードになって撮影者が慌て、みんな自然と笑ってしまいました。出来上がった写真では、Aさんも楽しそうに笑っていたのです。
 これまで無理に笑顔を作っていましたが、<モデルではないし、自然と笑顔になればいい>と思ったAさん。
 先輩から、「最近、笑顔が増えてきたね」と言われるようになる頃には、営業の成績も少しずつ伸び始めていたのです。

一般社団法人倫理研究所 1月10日(金)「笑顔の効果」より

<今日の心がけ>
笑顔で応対しましょう

笑顔の効果 感想

作った笑顔って、なんとなくわかりますよね。
無理に作らず、自然に笑える環境を作る事が、営業のスキルなんだとおもいます。

笑顔には人があつまり、人があつまるところにはお金も集まるので、しだいに成績もUPしてくるので、「笑顔の効果」は力持ちですね。

穿った見方

おはようございます。@ukara91です。
1月9日(木)の職場の教養は「穿った見方」です。

穿った見方

慣用句は、会話の中に盛り込むと、伝えたいことが相手に伝わりやすくなる、とても便利な言葉です。しかしその本来の意味を知らずにいると誤解を生むこともあります。
 Aさんは、先輩との会話の中で、「君はいつも、物事に対して穿った見方をするよね」と言われたことがありました。
 その時、Aさんは先輩の言葉に少しムッとしました。というのも、「穿った見方」とは、「ひねくれたような、疑ってかかるような見方」だと思っていたため、そのように言われるのは、先輩から批判されたようで心外だったのです。
 ところが先輩の口調は批判的ではなく、どちらかというと感心しているような雰囲気でした。怪訝に思いつつ辞典で調べてみると、「穿った見方」には「物事の真相や人情の機微をしっかりととらえる」の意味もあることを知りました。
 もしもその時、「穿った見方なんてしていません」と先輩に伝えていたら、謙遜と受け止められたでしょうか、物事を知らない後輩だと思われたでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月9日(木)「穿った見方」より

<今日の心がけ>
慣用句の意味を調べましょう

穿った見方 感想

僕もAさんと同じく、「穿った見方」というのは「ひねくれた見方」という意味だと勘違いしていました。
僕ならすぐに「穿った見方なんかしていませんよ」と不機嫌に言ってしまうので、先輩からは、物事を知らない後輩だと思われるに違いありません笑

でもこれ、少しにこやかに「穿った見方なんてしていませんよ」というと謙遜と受け取られると思います。

文章と違って、面と向かって直接言葉を交わす場合は、言葉と表情ってセットになっていて、組み合わせによって伝わり方って全く異なるんですね。

言葉や伝え方は、奥が深いですね。

十年日記

おはようございます。@ukara91です。
1月8日(水)の職場の教養は「十年日記」です。

十年日記

 新年を迎えたYさんは、1月1日の日記を感慨深く書きました。
 というのは、2009年から書き始めた「十年日記」を終えて、二冊目の「十年日記」に入ったからです。
 小学生の時から何度も日記に挑戦しましたが、いつも三日坊主でした。そのようなYさんが、十年間も日記が続けられたことは自分でも信じられません。
 そのきっかけは、信頼している先輩の一言でした。
 「どんなに能力があっても続ける人には、かなわない。さしたる能力がない私は、とにかく日記だけは続けようと思ってね。かれこれ三十年になるかな」
 この言葉が心に響いたYさんは、「十年日記」を購入して書き始めました。
日々、起床と就寝時間、朝と夜の体重、一日の行動や反省点などを記します。
 億劫に思ったこともありますが、半年が過ぎる頃から、日記を書かないで休むと、歯を磨かずに寝るような違和感を覚えました。
 日記を十年間続けられた自信は、Yさんの貴重な財産になっています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月8日(水)「十年日記」より

<今日の心がけ>
一つのことを継続しましょう

十年日記 感想

日記を十年続けるってすごいですね。
僕にはできないかも。十年間PCに向かって何かを入力することは簡単ですが、日記を書くとなると生活の中で常にネタを探し続けるアンテナを立ててなければならず、一種の創作活動だと思います。

創作活動するマインドにセットしないと、なかなか十年の継続は難しいでしょうね。

そのマインドを維持できるという事は、日記を書くだけでなく色んな仕事の企画などに活かされてるのだと思います。

こういった「有意義な継続」は見習いたいものです。

七草粥

おはようございます。@ukara91です。
1月7日(火)の職場の教養は「七草粥」です。

七草粥

 日本には古くから、1月7日に七草粥を食べる風習があります。
 もともとは、中国から奈良時代に伝わったとされていますが、その風習が一般の人々に定着したのは江戸時代になってからです。七草粥に使われる春の七草は、短歌のように五・七・五・七・七のリズムをつけると覚えやすいでしょう。
 「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草」。七草は、ビタミン・ミネラルなどの栄養価が高く、食欲増進や風邪予防などの薬膳効果も期待されます。
 お正月に、美味しい料理を食べすぎて疲れた胃腸には、優しい料理といえます。
また、新年に摘む野菜には新しい生命力が宿っていて、それを食すると邪気を祓う効果があると考えられていたようです。
 七草粥を食べることは、古くからの風習ですが、体に良いことを昔の人々は知っていたのでしょう。まさに先人の知恵が詰まった健康食といえます。
 体をいたわる七草粥を食べて、健康的な一年を過ごしましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月7日(火)「七草粥」より

<今日の心がけ>
先人の知恵に学びましょう

七草粥 感想

七草粥。食べたことありますか?
正直僕は食べた事ありません。
親に聞くと、「その辺に生えてる葉っぱを入れた雑炊だよ」なんて雑な感じに言い放ちますが、僕にはとても贅沢で自然な食べ物に感じます。

激動の維新を生き抜いた先人たちを支えた食べ物を食べてみたいです。

何のために

おはようございます。@ukara91です。
1月6日(月)の職場の教養は「何のために」です。

何のために

 職場で行われる朝礼の狙いは企業によって様々ですが、その一つにチームワークを高めることが挙げられます。
 挨拶や返事などの基本動作で大切なことは、正しい姿勢、動作や発声を揃える、明るい声や表情で行うことです。それらが気持ちを一つにすることにつながり、チームワークを高めることになるのです。
 朝礼で本誌を読み、感想を発表している場合、その感想を聞くことは発表者の人間性をよりよく知ることになります。同じ文章を読んでも、着目する箇所や感じることは人によって様々です。感想にこそ、人柄が表れます。
また、朝礼で経営理念の斉唱などを行うのは、組織としての目的を確認し共有するためです。それが個々人の使命感を高め、さらには集団としての総合力を高めていきます。
 新しい一年のスタートにあたり、朝礼の目的を再確認し、一日のスタート、一年のスタートをより良いものにしていきましょう。

<今日の心がけ>
朝礼を通じてチームワークを高めましょう

何のために 感想

毎日チームで同じ動作をすると、色んな気づきがあり便利です。
職場の教養を読む場合は、リーダーが一人で読み上げる場合が多いと思いますが、その際でも、イントネーションの違いや、読みつっかえする場所の違い、すらすら読む人でも早すぎる人や、読むスピードが一定ではない人など、人によって様々な違いに気づくことができます。

読みつっかえの多い人の中でも、ただ読むのが苦手の人もいれば、人とのコニュニケーションが自己満足になりがちな人もいるようです。

毎日日替わりでも、定形した行動をする事で、それぞれの違いがわかるので、それを理解したり、修正したりするに最適な行動だと思います。

また、職場の教養に対する感想も、とらえどころは本当に人それぞれですね。

現場か管理職か?など、立ち位置によっても捉える角度が違うのが感想を述べる言葉からも伺えます。

「それぞれの個性を失わせる」という事で、朝礼などを嫌がる方もいらっしゃいますが、人の人格を変える程の効果はなく、ほんの一時皆と同じ行動をとるだけですので、恐縮する必要はないですが、皆とリズムをあわせる事は自分や会社のスキルとなりますので、前向きに取り組みたいものですね。

寒中見舞

おはようございます。@ukara91です。
1月5日(日)の職場の教養は「寒中見舞」です。

寒中見舞

 相手の健康を気遣い、松の内(元日から七日)を過ぎてから立春(2月4日)までに届ける季節の挨拶状を寒中見舞といいます。
 近年では、年賀状の返信や喪中で年賀状を出せない場合に、使われることが多いようです。
 もともと「見舞」とは村落において、取り込み中の状態にある人を助ける意味があります。「田植見舞」や「普請見舞」などがあり、周囲の人が食べ物を持ち寄り、飲食を共にすることでその人を力づけたのです。
 寒中見舞は簡略的ですが、相手を気遣う心は、はがきを通して伝わることでしょう。
 私たちは時期により、業務に多忙を極めることもありますが、相手を気遣う心は忘れずに持ち続けたいものです。
 それは、巡り巡って自分にも返ってくることでしょう。時には心を込めて寒中見舞を書いてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月5日(日)「寒中見舞」より

<今日の心がけ>
思いやる心を伝えましょう

寒中見舞 感想

はがき一枚でも、相手を思いやる言葉が添えてあると、受け取った時にとても力をいただけますよね。

年がはがきでも、しっかりと相手の事を考えた言葉が直筆で添えてあったりすると、自分の事を大切に考えてくれてるのがわかってとても暖かい気持ちになり、相手のために何かできないか?と考えちゃいますよね。

「思いやる言葉を相手に伝える」って、経費もかからず、時間もかからずとても大きな味方になってくれる最強のツールなのかもしれません。

有効に使いこなしたいですね。

仕事始め

おはようございます。@ukara91です。
1月4日(土)の職場の教養は「仕事始め」です。

仕事始め

 日本では古くから年の初めに「仕事始め」」または「事始め」を行い、農業や漁業などの生産活動の開始を儀礼的に行う風習があります。
 この「仕事始め」は、元旦から七日までの大正月頃に行う場合と、十五日を中心とする小正月の頃に行う場合などがあります。
 例えば、農家の畑仕事では「鍬入れ」、田仕事では「御田植え」、山仕事では「初山入り」、漁業では「船祝い」などがあり、個人の芸道ではその上達を願い「書き初め」、「縫初め」などが、それぞれの地域で今日においても続いています。
 官公庁では「御用始め」とし、かつては民間企業もこの名称を使っていました。今は官民問わずに、「仕事始め」というようになりました。
 先人が特別な願いを込めて迎えてきた「仕事始め」の日は、爽やかに職場の仲間と挨拶を交わし、気持ちを新たにしたいものです。
 そして、会社のますますの繁栄と、皆の健康と活躍を願い、素晴らしいスタートを切りましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月4日(土)「仕事始め」より

<今日の心がけ>
仕事の繁栄を願いましょう

仕事始め 感想

本日1月4日(土)が仕事始めの会社が多いとおもいます。今年は土曜日なので今日1日営業し、また明日が休み。6日から本格的に稼働ということになりますね。

〇〇始めというのは、農業や漁業など、自然とともに活動する仕事から根付いていった文化だと思いますが、季節感のない現代の仕事でもそれを言葉で継承しているのはとても素敵な事ですよね。

企業活動は、昨年から継続しているので、年を越したからといってすべてリセットして再スタートというわけではありませんが、竹の節のように、1節1節重ねることで、竹が強くなるという感じで、1年1年積み重ねることで企業も強くなるのかもしれません。

節がしっかりしていないと、竹は弱くなり長く伸びることができません。節目節目を大切に企業活動も行いたいですね。

だるまに願いを込める

おはようございます。@ukara91です。
1月3日の職場の教養は「だるまに願いを込める」です。

だるまに願いを込める

 群馬県の少林山達磨寺の「七草大祭だるま市」は、毎年1月6日と7日に開催される恒例行事です。
 「福だるま」は、約50軒以上の農家で製造され、少林山達磨寺のだるま市を皮切りに、開運の神として年間200万個が出荷されています。
 全国の縁起物のトップといわれる「だるま」は、七転八起の象徴として、商売繁盛・合格祈願・お祝い事などとして目にすることがあるでしょう。
 1月は1年の中で最も多くの人が、目標を立てたり、無事達成するように願いを込めたりする月でしょう。
 「だるま」の目は、まず、願いと共に左目を入れ、願いが叶ったら右目を入れます。自分で目を書き入れることで、開眼するとの意味があるようです。
 まずは、今年一年の目標を設定し、自分の進むべき道を確認しましょう。そして願いが叶うように努力を続けていきましょう。
 目標を達成するという強い意思を持って、日々を過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月3日(金)「だるまに願いを込める」より

<今日の心がけ>
目標を立てましょう

だるまに願いを込める 感想

 「だるま」を飾っている会社を良く見かけます。事務所の目立つところにおいてあったりしますね。
きっと会社や部署で目標を掲げて仕事をしているのでしょう。

 目標は、自分の進むべき道の道標なので、しっかり設定することが重要ですが、仕事の目標と併せて、自分個人の目標を定めることが大切だとおもいます。

個人の目標がなく、会社の目標のためだけに邁進していると、年を重ねてから大変です。必ず自分を見つめ直し、個人の目標を定め、その上で仕事の目標を定めていきましょう。

個人の目標を実現するために、仕事が足かせになると感じる時は、今の仕事から離れる事も視野にいれるべきです。そのぐらいの感覚で仕事をする事で、今の仕事もより客観的に見え、プラスになるとおもいます。

今年は自宅にだるまを置いてみたらいかがでしょうか。

外国人と接する機会

おはようございます。@ukara91です。
1月2日(木)の職場の教養は「外国人と接する機会」です。

外国人と接する機会

 日本政府観光局の統計によると、2018年に日本を訪れた外国人旅行者数は3千万人以上を記録しました。この20年間で7倍以上となり、業務や日常生活においても、様々な国の人たちと接する機会が増えることが予測されます。
 例えば、近年イスラム圏からの観光客の増加を受け、「ハラール認証」を取得する飲食店が増えています。「ハラール」とは、イスラムの教えに則って処理された食べ物を指し、認証を取得した店では教えに沿った食事が提供されます。
 その他、礼拝に対応するため、駅、空港、デパートなどに「祈祷室」を設ける動きも広がっているようです。
 街中で外国人と接する際に、文化や習慣の違いを感じることがあるかもしれません。まずは、その違いを知ることが大切でしょう。
 日本人にとって馴染みの薄い文化や習慣であっても、その起源や詳細を知り、理解することで親近感へと変わり、誤解をなくすことにつながるはずです。
 文化の違いを知り、自国文化を再認識する契機にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月2日「外国人と接する機会」より

<今日の心がけ>
文化や習慣の違いを知りましょう

外国人と接する機会 感想

 世界の中で「中国圏」の人と「イスラム圏」の人の人数は相当なものです。この2圏の方が観光しやすいようにという発想はとても日本人らしい「おもてなし」なのかもしれません。

 外国文化に無理に寄せる必要はないですが、日本のように独自の文化を持ちながらも、外国文化も取り入れていく姿勢の国は珍しく、賛否両論あるようですが、他国の文化を取り入れ、多様な文化を理解しつつ、日本の文化を更新させていく事はとてもすごいことだと思います。

 しかし心配な事もあります。昨年末に除夜の鐘がうるさいというクレームが元で、除夜の鐘を中止した北海道のお寺がありましたが、こういうのは日本の文化が崩れていくようでとても残念です。

 先祖代々命がけで守り抜いてきた日本の文化はしっかりと継承しながら、多様な文化に理解を示すというのが基本形だと思います。その上で、海外の一流レストランなどが日本にどんどん進出してきて、世界の文化を楽しめる国になると素敵だと思います。