職場の教養 感想「提出期限」

おはようございます。@ukara91です。
6月1日(月)の職場の教養は「提出期限」です。

提出期限

 仕事を行う上で、準備を万全にすることは当然です。しかし、そう理解していても、予期せぬ出来事に慌ててしまう場合があるものです。
 Mさんは、上司の指示で製品別売上高を一覧表にまとめました。指示された提出の締め切りまでには、余裕があったため、ゆっくりと作業を進めていました。
 ところが突然、期限前に提出するよう求められました。慌てて作成しましたが、思い描いてたクオリティーとは、程遠いものを提出することになったのです。
 <本当はもっと良いものができたのに>と歯噛み(はがみ)しましたが後の祭りでした。それ以来、急な状況の変化にも対応できるようにしようと心に決めました。
 予期せぬ出来事の場合、事前に対処することはできません。つい、心の中で、言い訳をしてしまうのも人情でしょう。
 このような時には、「予定外は当たり前」というぐらいの気持ちで、ドンと事態を受け止め、ニッコリ笑って善処する度量を持ちたいものです。
 そうした積み重ねによって、仕事力は養われていくことでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月1日(月)「提出期限」より

<今日の心がけ>
余裕を持って行動しましょう

「提出期限」感想

 「提出期限」が設けられていると、期限ギリギリに向けて調整する人がほとんどだと思います。僕もそうです(笑)

 これは小学校時代からの「宿題」などでクセが付いてる事もあるかもしれませんが、やはり急な変更を想定していない事が原因だと思います。

 学校の夏休みなどは、急に期間が変わったりすることはありませんが、社会人になると急な予定変更はありえます。やらなければならない事をある程度全てこなしてから、何度も修正をかけていくというような「やり方の工夫」が必要なのかもしれません。

 期日が定められていると、期日が迫るまでなんだか重力が重くなったように身体が動かないと思いませんか?
おそらくこれは気のせいですが、そういうものなんですよね。
このクセを突破する為に、毎日少しづつでも、何かをやり遂げるクセをつけていきましょう。
重い重力を突破すると、仕事の進み方が随分変わってくるはずです。

職場の教養 感想「手弁当の精神」

おはようございます。@ukara91です。
5月31日(日)の職場の教養は「手弁当の精神」です。

手弁当の精神

 「手弁当」の意味は、「自身で弁当を持参すること。また、弁当代を自弁(じべん)すること。また、「報酬を当てにせず奉仕すること」と辞書に記されています。
 一般的には、ボランティアや奉仕活動に協力する時に用いられる表現です。交通費や食事代を自分で負担してでも、あることに貢献したいという精神が本来の意味に近いでしょう。
 昭和39年の東京オリンピックは、多くの手弁当の精神で成り立ったともいえます。
 同年に開通した東海道新幹線もまた、企業活動とはいえ、研究開発から建設まで、多くの手弁当によってもたらされたものでした。
 また、大きな災害の際にも、多くのボランティアが手弁当で救援にかけつけ、復興への手助けをしてきました。
 仕事や自分の技能を通して社会に貢献するという精神を心の片隅に置きながら、社会や地域の発展と、自己の向上に努めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月31日(日)「手弁当の精神」より

<今日の心がけ>
利他(りた)の精神を発揮しましょう

「手弁当の精神」感想

 僕は「手弁当」(てべんとう)という言葉を聞くと、皆で何かを作り上げるというイメージを持ちます。なんだか、一人で食べるというイメージは湧かないんですよね。

 皆で何かを作り上げる仕事内容も、何かピンチを皆で乗り越えようと一眼となってる時や、生活に必要なものを皆で作り上げるような仕事が浮かびます。付加価値を作り出す仕事には「手弁当」というイメージがソグワナイように感じます。辞書に記載されている「手弁当」の意味をほぼ同じ意味で言葉を捉えることができていたとおもいます。

 今は、医療従事者の皆様が「手弁当」を食べているのでしょう。
しかし、現代は生活に必要なものが溢れている時代。人間の行う仕事は付加価値を作る仕事に従事する方が増えたのではないかと思います。

 これからますます便利な時代に入りそうです。今は第4次産業革命に入ってるといわれます。新しいテクノロジーが開発され、今現在人間が行っている作業系な仕事のほとんどはAIが行う時代がもうすぐ。
 車を運転している事自体が、「え?おじいちゃん車を運転したことあるの??」なんて孫から言われる日も近そうです。
そういったテクノロジーを開発してくれている方々は、「手弁当」を食べているのではないでしょうか。

新しい時代に向けて何かを作り上げるような時、「手弁当」がそれを支えてくれるのでしょうね。

 

職場の教養 感想「物を探す時間」

おはようございます。@ukara91です。
5月30日(土)の職場の教養は「物を探す時間」です。

物を探す時間

 入社8年目になるKさんは、多忙な業務をこなしています。
 デスクには書類が乱雑に置かれ、引き出しの中は文房具や名刺であふれかえり、必要な資料を見つけることも困難でした。
 ある日、大切な書類を紛失してしまいました。上司から「1日の業務を終える時に、5分間だけでもデスクを整理整頓しなさい」と指示されました。
 そこでKさんは「使ったものは元の位置に戻す」「上司の確認が必要な書類、確認済の書類を分ける」などの整理整頓を心がけました。
 すると、資料を探す手間を減らすことができ、集中して仕事に取り組めるようになったのです。
 人は探し物で、年間数十時間も浪費しているといわれています。その時間を減らすことができれば、仕事もプライベートもより充実したものとなるでしょう。
 私たちの生活は多くの物によって支えられています。物を大切に扱い、感謝の心で整理整頓に取り組みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月30日(土)「物を探す時間」より

<今日の心がけ>
身の周りの整理整頓をしましょう

「物を探す時間」感想

 僕の机の上も乱雑です。
確かに多忙ですが、言い訳にしている事は自分でも把握しているので、ただの怠けですよね。そしていつも必要な書類が乱雑な机の中で隠れてしまうので、探すのに手間が掛かっています。
書類だけでなく、PCのデスクトップ上も、実際の机同様にファイルやフォルダだらけ。これも、必要なデータを取り出す時に手間がかかります。

 整理整頓しない事で、ますます時間を奪われてるのですから、本当に世話がやけますね。

年間数十時間も奪われたくないので、僕は早速整理整頓行います!

職場の教養 感想「喜びで変わる」

おはようございます。@ukara91です。
5月29日(金)の職場の教養は「喜びで変わる」です。

喜びで変わる

 飲食チェーン店で働くTさんは、関東地域の10店舗を管理しているマネージャーです。入社当初は、お客様との会話が楽しく仕事にやりがいを感じ、店長時代には売り上げを伸ばし、やがてエリアを任されるようになりました。
 しかし、管理者になってから、エリアの売り上げが落ちると、店長や社員にきつく当たることが多くなってきました。やがてTさんは、仕事に対する情熱が落ちていくのを感じ、頑張ろうとしても気力が湧かなくなったのです。
 人工知能研究者の黒川伊保子氏(くろかわいほこ)は、自著に「「人をとやかくいう」ことを繰り返していると、瞬時に脳にブレーキがかかるようになる」と記述しています。
 Tさんはそうした悪循環に陥ったのかもしれません。そのような中、エリアの店長が急病となりカウンターに立つことになったTさん。お客様の喜びの声に店長時代の生きがいが胸に甦り、最近の働き方を反省したのでした。
 以来、お客様の声に耳を傾け、朗らかな心で社員を育てる指導法に変えたのです。働く喜びは、充実した人生の必須条件ではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月29日(金)「喜びで変わる」より

<今日の心がけ>
働く喜びをかみしめましょう

喜びで変わる 感想

今日の職場の教養は、「管理職あるある」かも知れません。

その職種も、現場で仕事をしているときは、お客さま対応など、現場の仕事に集中する事で結果を出し、上長に褒めてもらうことが多いと思います。

ところが、管理職になると、行動での評価よりも数字での評価を受けることが多くなり、そのプレッシャーに耐えきれず、必要以上に厳しい目線で部下を管理してしまう事が多いようです。

現場で実績を重ねて管理職になる人が多いのですが、管理職になり、プレッシャーで躓くときには、会社の企業理念や目標。どのように行動してその目標を達成するか?などの戦略を、会社のトップや上長に確認する必要があります。

理念や目標や戦略にブレがあると、無駄な努力を重ねて怒れるという昭和なサラリーマンあるあるを体験することになるかも知れません。

お客様に喜ばれるのが「嬉しい」と感じるアンテナを持っているのは自信をもっていい事だと思います。現場に近い管理職が、現場から遠ざかってしまった管理職に、現場の事情を伝えるのは、会社の成長に欠かせない事です。

現状をしっかり見据えれは、そもそも部下に「とやかく言う」事はなくなります。
それに、管理職になってから落ち込むというのは、上長から怒られるからではなく、現状に違和感を感じるからです。
違和感が何なのかしっかりと検証し、解決していきましょう。

職場の教養 感想「美点を探す」

おはようございます。@ukara91です。
5月28日(木)の職場の教養は「美点を探す」です。

美点を探す

 5月の誕生石は、鮮やかな緑色が特徴的なエメラルドです。古代エジプト・プトレマイオス朝の女王、クレオパトラ7世も愛用していたといわれています。
 宝石にはインクルージョンと呼ばれる、ヒビや曇りのようなものがあることが珍しくありません。インクルージョンは天然鉱物の証で、産出された国を特定する材料にもなります。
 一般的にインクルージョンはないほうが美しく、鑑定評価が上がるとされます。一方、個性的な魅力を与えるプラスの面もあります。エメラルドはインクルージョンの多い鉱物で、それは時に、独特の美しさを醸し出し価値を上げます。
 一見マイナスに見える事柄も、見方を変えると、個性として受け止める事ができます。普段、マイナスな面ばかりを捉えてしまう人は、美点を探すという視点で物事を見ていくとよいでしょう。
 何事も一方向だけでなく、別の角度から見ることが、新たな良さを知ることにもつながるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月28日(木)「美点を探す」より

<今日の心がけ>
様々な角度から物事を見つめましょう

「美点を探す」感想

 インクルージョンは宝石の美しさを損ねるものとして鑑定されるのですね。
反面、ヒビなどがあることは、大自然から影響を受けて変化していったというイレギュラーな美しさがあります。

前者からみたら、ヒビとか入ってるのは価値が下がって見え、後者から見たら、自然の恩恵を取り入れる事ができなかった人工物に近いものとして、価値が低く見えてしまうかもしれません。

石一つでこれだけ見え方が異なるのですから、人や仕事も一方からの視点で見るのは、多くのものを見逃していると考えた方がようですよね。

そう思っていてもなかなかできないものですが、改めて自分に言い聞かせたいと思います。

職場の教養 感想「父の姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
5月27日(水)の職場の教養は「父の姿勢」です。

父の姿勢

 中学三年生になるA氏の息子は、小学生の頃から野球を続けています。A氏は息子を見て、<最近、一段と逞しくなったな>と感じていました。
 少年時代、野球漬けの日々を過ごしてきたA氏は、<試合で活躍する息子の姿を見たい>と思っていました。最近はA氏が過干渉(かかんしょう)に口を出してきたせいなのか、息子から「来ないで」と言われ悩んでいました。
 ある日A氏がそのことを母親に話すと、「あなたも同じ歳の頃、お父さんに同じような言い方をしていたわよ。だからお父さんは何も口を出さなかったけれど、あなたのことをいつも一生懸命に考えていたのよ」と言われたのです。
 今では父親の立場になったA氏は、<確かにいつもは寡黙な父だったが、試合に勝った時は人一倍喜んでくれていたな>と、自分を信じて見守ってくれていた父の姿を改めて感じ取りました。
 これからは相談されたら精一杯アドバイスし、父親と同じようにできる限り信じて見守っていこうと決心したのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月27日(水)「父の姿勢」より

<今日の心がけ>
信じて見守る姿勢を培いましょう

「父の姿勢」感想

 息子から「来ないで」と言われると、すごくショックを受けると思います。
そんな事を言われると怒る父親も多いのではないでしょうか。

でも「来ないで」と言う事ができる子に育てる事ができるのは、両親や家族がその子をしっかりと見守ってくれたからだと思います。

 親になり、子供の成長のそばにいると、「自分だったらこうするのに・・・」と思ってしまい、子供の行動についつい口を出しがちです。

子供からしたら、一番自分を知ってる人から、クリティカルヒットのような指摘ばかりさらたらイヤですよね笑

子供側からは、イヤそうに距離をとるしか対応策がないのではないかと思いますので、父親が少し距離をとるしかないのかもしれませんね。

日本の父と子の関係は、なんとも不思議な。でも実はバランス感覚のよい関係性なのかも知れません。

職場の教養 感想「仕事の学び方」

おはようございます。@ukara91です。
2020年5月26日(火)の職場の教養は「仕事の学び方」です。

仕事の学び方

 入社間もないEさんが、得意先のT社への送付状を作成しました。
 先輩にチェックをお願いすると、「以前作成したものや、他社への送付状を参考にして、作成し直すように」と、指導されました。
 Eさんは、社内で保管されている記録を見ながら、内容の一部を修正して、もう一度送付状を作成しました。その後、先輩から「今度は、よくできているよ」と太鼓判を押されたのです。
 それからのEさんは、依頼された仕事に対して、できる範囲で事前に下調べを行い、<何が必要か、何が求められているか>を考えるようになりました。判断に迷う時には、直ちに先輩や上司に相談しました。
 そのEさんの仕事ぶりは、職場で信頼を集めるようになったのです。
 手取り足取り教えてもらえる間は、年齢に関係なく素直に学び、仕事の技術や知識をしっかりと吸収したいものです。
 自ら考え、動ける人材へとレベルアップしていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月26日(火)「仕事の学び方」より

<今日の心がけ>
仕事力を高めましょう

「仕事の学び方」 感想

 送付状の文章だけで、これだけ学び合える先輩後輩はすごいですね。


自分の行う仕事は、必ず誰かにバトンタッチして受け渡します。バトンを受け取る人にどのような渡し方をすれば受け取りやすいか?を常に考えることは仕事の本質です。自分の走るスピードと、受け取る人のスピードを合わせてバトンを落とさないように受け渡すのはリレーのポイントで、受け渡しがうまくいったら、最高速を維持しつつ、確実に受け渡す方法の確立を目指すのが選手の役割です。

仕事においても同じです。受け渡す相手が同僚の場合もあれば顧客の場合もありますが、必ず誰かに「渡す」のですから、自分のことだけではなく、相手の動きや考え方をしっかりと見て、動きを最適化しなければなりません。

こうやって、相手のことを考えるだけで仕事力は高まって行きます。
いろんな組織で仕事力が高まっていけば、社会力も高まっていきます。

そうやって、他人に気を使い合いながら、支え合う自律社会へと前進していきたいものです。

職場の教養 感想「色々な色」

おはようございます。@ukara91です。
5月25日(月)の職場の教養の本文と感想をお届けいたします。

色々な色

 世の中には多くの色があります。日本の伝統色だけでも400を越え、パソコンでは約1700万の色を表現できるといいます。
 以前、オーストラリア政府が市場調査会社と協力して、色に対するイメージの研究を行い「最も醜い色」というものを発表しました。
 それは「パントーン448C」と呼ばれる「ダークブラウン」系の色で、禁煙を促進するために、タバコのパッケージに使用したことで話題となりました。
 人は、色に様々な印象を抱くものです。日本では、喪服の色は「黒色(こくしょく)」という認識で、悲しみの色であり、静かに慎むイメージが大きいといわれています。一方、黒は高級感や格調高いというイメージも持ち合わせています。
 故に日常的に使用している物の色によって、周囲に与える印象も変れば、自分の気分に影響を与えることもあるでしょう。
 時には、普段とは違う色味のネクタイを着用する、机の上に花を添えるなど、色から明るいイメージを演出し、気分転換を図ってみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月25日(月)「色々な色」より

<今日の心がけ>
職場環境のイメージを変えましょう

職場の教養 感想「色々な色」

色はとても大切な自分表現のツールだと思います。
遊園地に遊びに行くときには、黄色やショッキングピンクの服を着ると、自分の気分も高まり、遊ぶ気まんまんな気分も周囲に伝わりますよね。

反面、葬儀の際にショッキングピンクを着ていたら非常識な人だと思われますよね。それだけ色が人に与える影響は大事です。

生活する中で、好んで身につける色には限りがあるかもしれません。日本の伝統色だけでも400を越えるというのですから、今まで身につけたことの無い色にも挑戦してみてはいかがでしょうか?

自分を高めてくれる色がまだまだあるかもしれません。

職場の教養 感想「英断」

おはようございます。@ukara91です。
2020年5月24日(日)の職場の教養は「英断」です。
本文と感想をお届けいたします。

英断

 進学、就職、結婚など、私たちは「人生の岐路に立つ」ことがあります。
 社会人として仕事上の岐路に立った時、状況を見極め、最善の策を講じていけるかどうかが大切です。その際、本人の判断力や直感力も重要となります。
 建設会社を経営するY氏は、会社の命運をかけての大きなプロジェクトに挑むことになりました。長年、受け継がれてきた会社のさらなる発展のために、全社員を奮起させながら、プロジェクトは進行していきました。
 ところが、必要人員の確保や資材調達などの疑問が山積し、いよいよ着工という段階で、プロジェクト継続が困難な状況になったのです。
 Y氏は躊躇しましたが、心を切り替えて撤退することにしました。苦渋の決断でしたが、今、全社員でできることに専念しようと思い留まったのです。
 会社が岐路に立たされた時、その時の決断によって、方向性が変わっていきます。プロジェクトの撤退は、会社存続の英断だったに違いありません。
 岐路に立った時、それは自分を成長させるチャンスだと捉えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月24日(日)「英断」より

<今日の心がけ>
何が最善か見極めましょう

職場の教養 感想「英断」

 誰の人生にも岐路に立つ瞬間は訪れます。
本当に、迷い苦しむ瞬間ですよね。今もコロナの影響で、岐路に立たされている人が多いのではないかと思います。こういった時の決断で、社員を露頭に迷わせてしまったり、順調にいっていたことを中断しなければならなかったり、または廃業を余儀なくされたりと、決断によって自分や他人に大きな影響を与えてしまいます。

岐路に立つ時は、自分の人生で前例が無い時です。だから決断するための参考例がありません。こんな時は、創業した時の気持ちや目的、喜びを思い出し、無理してでも存続した方がよいのか?一旦撤退して体力を取り戻し、また再起した方が、創業当時の目的を継続し続けることができるのか?原点にもどって考えてみる視点が必要だと思います。

どの選択肢を選んだとしても、それは「英断」です。
道は全てつながっていて、どの道も前につながっているものですので、決断して、そして決断したからには、一歩一歩自信をもって歩んで行きましょう。

職場の教養 感想「取り付く島もない」

おはようございます。@ukara91です。
5月23日(土)の職場の教養と感想をお届けいたします。

取り付く島もない

 Tさんが、昔からの友人と食事をした際の出来事です。仕事の近況を伝えつつ、「忙しくて、取り付く暇もないほどだよ」と、多忙な状況を説明しました。
 すると友人から「Tさん、語句の使い方が間違っているよ」と指摘されたのです。驚いて尋ねると、正しい表現は、「取り付く島もない」だったのです。
 辞書を見ると、その意味は、「たよりとしてすがる手がかりもない。また、つっけんどんで相手をかえりみる態度が見られない」ということでした。
 さらに、Tさんは「取り付く島もない」の語源を調べてみることにしました。すると「航海に出たのはよいものの、付近に立ち寄ることができるような島がなく、停船・休息することができない状況」ということがわかりました。
 いつも何気なく使っている日本語には、音(おん)や響きは似ていても意味が違う慣用表現が意外に多く存在しているものです。
 世界の言語の中でも、そうした特性を多く持つ日本語の魅力を享受しつつ、日本語の表現を正しく習得していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月23日(土)取り付く島もない

<今日の心がけ>
正しい日本語表現を知りましょう

「取り付く島もない」感想

 「取り付く島もない」は間違えてる人が多いですよね。
それと、今日の職場の教養にでてきた「つっけんどん」も「つっけんどう」と言ってる人が多いです。

ちなみに「つっけんどん」の意味は、「無愛想なさま」「荒々しいさま」「無骨でとげとげしさを覚える」という意味です。

きっと、「つっけんどん」と「ぶっきらぼう」が混ざって「つっけんどう」になったのでしょうね。

この他日常会話でも、「早急(さっきゅう)」を(そうきゅう)と間違えたり、言葉の間違えは結構あります。

取り付く島もないの語源が紹介されましたが、語源を知ると、使い方のニュアンスが少し変わって来ませんか?
と言うことは、語源から意味を知っている人と、知らない人とでは、細かい認識のすれ違いが発生する可能性がありますよね。

人と人とは言葉でしかコミュニケーションがとれません。だからこそ、日本語の意味を正確に知らないと、細かいすれ違いを起こすかもしれません。

今は、みんなスマホを持っています。語句の意味がわからない時はすぐにググって、意味を把握して、正確に使いこなしましょう。