職場の教養 感想2月10日(水)「口約束」

おはようございます。@ukara91です。
2月10日(水)の職場の教養は「口約束」です。

口約束

 「口約束」とは「証文(しょうもん)などによらない、言葉の上での約束」という意味です。この口約束を軽視してしまっていることはないでしょうか。
 実際に、口約束を交わした場合、当事者の申請と承諾の意思表示が合致していれば、契約は成立します。つまり、友人同士での口約束であっても、約束を反故(ほご)にした場合、大きなトラブルに発展するケースもあるのです。
 Aさんは取引先より、電話にて注文を受けました。取引先には「この電話でお受けしますが、注文書をFAXしてください」と頼みました。
 数日後、取引先より「商品が届かないけれど、どうなっているのですか」と催促されました。Aさんは「注文書が届いていません」と伝えると、取引先より「この電話でお受けすると言ったはずですよ」と言われてしまったのです。
 Aさんは、「自分の言葉に責任を持っていなかった」「取引先からFAXが届いているかどうか確認を怠ってしまった」という2点を反省したのです。
 口頭の約束でもしっかりと確認し、相手との信頼関係を築きましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月10日(水)「口約束」より

<今日の心がけ>
約束した言葉に責任を持ちましょう

口約束 感想

口約束で、スムーズに間違いなく取引が継続できれば、これほど効率的な事はありません。しかし長い間、取引の数を重ねていると「言った言わない」などのトラブルに陥ってしまいます。

トラブルになってしまった時には、お互いの記憶でしか証拠が無いため問題解決もできず、もやっとしたままの関係になってしまいます。

会社対会社の受発注などは、FAXやメールや専用システムで行なう事が増え、口約束は少なくなってきたと思います。FAXで注文した際には、受注した会社から返信FAXをもらう事で「発注」が成立します。

口約束が一番効率的なのに、どの段階で誰がミスをしたのかを確認しながら業務を遂行するために、確認確認という業務が増えているのが現状です。

そういう社会が当たり前になったからこそ、口約束はとてもスピーディーで、お互いのニュアンスも伝わり、とても便利なものだと感じます。

口約束の精度を意識しながら、普段の生活にしっかり取り入れていきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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