学ぶ姿勢
新入社員のDさんは、自分の仕事を懸命に取り組みつつ、独り善がりにならないよう、周囲に目を向け心を配ることも意識しています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月18日(火)「学ぶ姿勢」より
それは就職前に父から「社会人にとって大切なのは学ぶ姿勢だ。周囲からすべて教わっているのだと肝に銘じなさい」と言われたのがきっかけでした。
父の言葉で、Dさんは<与えられた仕事をするだけではなく、空き時間を作り出して、先輩の仕事を見て学び、自己成長につなげよう>と決意し、日々の業務に向かうようになったのです。
先輩たちの姿勢を見習ううちに、<自分ができることは何だろう>と仕事を探し出し、進んで行うようになりました。
その積み重ねによって、Dさんは上司から信頼を得て、責任ある仕事も任せられるようになり、自身のやりがいも増していったのです。
組織の中でどのような働き方が求められているのかを考え、行動することが、自分の成長を後押ししてくれます。
<今日の心がけ>
周囲の働き方にも目を向けましょう
学ぶ姿勢 感想
学ぶ姿勢は大切です。
でも、若い頃にだけ大切なのではなく、経験を重ねた後も「学び続ける」という姿勢が大切なのだと思います。
「学び続ける」姿勢は謙虚な精神を養いますが、学びを辞めてしまうと、人は傲慢になりがちです。特に、若い頃に沢山学んだ人は、自分はあんなに学んだのだと、過去の学びで満足してしまい、新しい価値観を取り入れることが出来なくなってしまいます。
そうなると、人は過去に学んだ知識だけで物事を考えるので自分本位で、他人からの指摘や意見に耳を貸さなくなってしまいがちです。
学びは継続し続けなければ意味がありません。