職場の教養 感想2月1日(月)「生産者の努力」

おはようございます。@ukara91です。
2月1日(月)の職場の教養は「生産者の努力」です。

生産者の努力

 冬場にかかせない果物と聞いて、みかんを想像する人は多いでしょう。
 みかんは子供でも簡単に手で皮を剥(む)けて、種がなく、食べやすいのが特徴です。値段も手頃で、お茶の間の定番となっている家庭もあるようです。
 温州(うんしゅう)みかんの場合、生産農家は10月から12月にかけて、最も作業が多くなる繁忙期を迎えます。天候を見極めながらも、一斉に収穫しなければならないため、人手を多く要します。 
 みかん畑は山の傾斜地にあることが多く、機械を導入することが困難なため、実の間引き作業である摘果(てきか)や収穫作業は、手作業が多くなります。1年を通じて、剪定(せんてい)、花が咲いたら摘花(てきか)、季節ごとの農薬散布など仕事は多岐にわたります。
 みかん以外にも、私たちが普段口にしている食べ物は、生産者が精魂を込めて作り上げていることを知り、感謝を向けることが大切です。
 みかんや食料に限らず、衣料や住環境など身の回りのものすべてが、多くの人のお陰で成り立っていることを再確認しましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月1日(月)「生産者の努力」より

<今日の心がけ>
食物(しょくもつ)の生産にかかわる人に感謝しましょう

生産者の努力 感想

機械産業やIT,事務作業など、様々な業種で仕事の効率化や自動化は進んでいます。
農業の世界も例外ではなく、農機具なども発達してきていますが、地球の土と太陽を必要とする農業は、人間の手作業がまだまだ必須です。

また、台風などの悪天候が起きがちな晩夏から秋にかけては、旅行などの予定もできないでしょう。

今後、水耕栽培やアクアボニックスなど、管理できる半人工農業も発達してくると思いますが、だからこし、土と太陽と自然にまかせた自然農業はますます付加価値が高まってくると思います。

みかんは今の時期おいしくいただけますが、全て手作業で行ってくれてる事を想像すると、こんなに安くて大丈夫かな?と心配になってきます。

我々人間は食べ物がなければ生きていけません。農業従事者には本当に感謝しなければならないと改めて感じます。

職場の教養 感想1月31日(日)「仕事の姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
1月31日(日)の職場の教養は「仕事の姿勢」です。

仕事の姿勢

 Eさんが、引っ越し業者を探していた時のことです。
インターネットで簡単な見積もりが取れることを知り、早速ネットで、荷物の量や希望日時などを入力しました。ところが、後日業者から電話があり「一度訪問して、正確な見積もりを出してほしい」と言われました。
 仕事で時間が取れないため、諦めて違う業者に事情を話し、見積もりの依頼をしたところ、やはり訪問しなければ、見積もりが出せないことを告げられました。
そこでEさんは「多少の金額の誤差は構わないので」とお願いしました。
 Eさんの強い申し出に、「それでは高めの見積もりにはなりますが、概算をお知らせいたします」と対応してくれたのです。
 その際Eさんは、自身の仕事で、<自分の都合を顧客に押し付けたり、融通できることを杓子定規(しゃくしじょうぎ)になっていなかっただろうか>と反省したのです。
 「お客様に喜ばれる仕事とは何か」を考える、よいヒントを得たEさんは、以前にも増して積極的に仕事に取り組んでいます。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月31日(日)「仕事の姿勢」より

<今日の心がけ>
喜ばれる仕事をしましょう

仕事の姿勢 感想

 個人対個人の時は相手に気を配っていても、相手が企業になると気の配り方が少し不足してしまいがちです。
引っ越し業者からすれば、見積もりは金額の「約束」になります。Eさんの荷物やトラックに積み込むまでのエレベーターや階段、荷物の大きさ等曖昧な情報が多いとなかなか約束はできないものです。
だから、「一度訪問してお見積り」という事になるぐらいは社会人として想像できるようになっていたいものです。

企業が一度見積もりを出して、引っ越し契約が決まったのに、現地にいったら聞いていたより荷物が多かったりした場合、見積もり金額に追加金額が加算されたら現代社会では怒る消費者が多いのではないかと思います。企業側はより慎重になってしまいますよね。

個人でも法人でも、相手の事を考えて接する事は自身の成長にも繋がり、仕事にも必ず活きてきます。相手に気を配る姿勢を大切にしていきましょう。

職場の教養 感想1月30日(土)岐路の対処

おはようございます。@ukara91です。
1月30日(土)の職場の教養は「岐路の対処」です。

岐路の対処

 A社長が、建築会社を父親から引き継いで3年目を迎えた頃に、父親の時代から取引をしていた業者と仕事の打ち合わせをした時のことです。「御社の社員が、喫煙場所以外の所でタバコを吸っていた」という指摘を受けたのです。
 A社長は、その社員に事実確認を行ないました。そして態度を改めるように厳しく叱り、戒めました。
 ところが、その後も毎日のように、別の社員たちが、これまでにあり得なかったような、初歩的なミスを続けるようになっていったのです。
 そのような時A社長は、あるセミナーで聞いた、「社員が起こすミスは、経営者の心の反映であり、自身の姿勢が問われている」との話にハッとしました。
 そして、<セミナーで学んだことを素直に受け入れよう>と心に決め、常に謙虚であった父親の姿勢に学び、社員との意思疎通を図ったのです。
 A社長は創業の精神に立ち返り、「昔からのお客様にも、新しいお客様にも喜んでいただける会社であり続けよう」と、再スタートの舵をとっています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月30日(土)「岐路の対処」より

<今日の心がけ>
創業の精神を確認しましょう

岐路の対処 感想

経営者でなくても「他人の態度は自分の鏡」と常に心したいものです。

職場の教養 感想1月29日(金)「メリハリをつける」

おはようございます。@ukara91です。
1月29日(金)の職場の教養は「メリハリをつける」です。

メリハリをつける

 毎月の業務において、繁忙期があり、それ以外の時期は比較的ゆったりと仕事が進むという場合があるかもしれません。
 プロのスポーツ選手には、オンシーズンとオフシーズンがあります。
 オフシーズンは、オンシーズンの疲労回復のみならず、体のケア、筋力トレーニングによる体力向上や新たな技術取得に取り組む時期です。トレーニングの質と量は、翌シーズンのパフォーマンスの差となって表われてきます。
 私たちの仕事も同様ではないでしょうか。繁忙期はフル回転で働くのはもちろんですが、そうでない時期も時間を効率よく使いたいものです。
 例えば、パソコン内のデータ整理、備品類のメンテナンスや補充、仕事の手順の見直しなどにあてるとよいでしょう。そうすることで、一つひとつのことが次の仕事のより良いスタートにつながります。
 仕事の繁忙期には集中して力を発揮し、比較的余裕がある時には自身の能力を蓄える、メリハリのある一年にしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月29日(金)「メリハリをつける」より

<今日の心がけ>
効率よく時間を使いましょう

メリハリをつける 感想

集中力の高まる時期もあれば、その逆の時期もあります。
仕事に波がある場合は、その波に合わせて体と心を整えるために、余裕のある時期の過ごし方が大切です。仕事に波のない場合も、どうしても体に波がでてしまい集中力に波は出てしまうものです。

調子の悪いときでもできるだけパフォーマンスを発揮できるように、普段から体と心のメンテナンスを行っていきましょう。

職場の教養 感想1月28日(木)「掃除の時間」

おはようございます。@ukara91です。
1月28日(木)の職場の教養は「掃除の時間」です。

掃除の時間

 Sさんの職場では毎朝、掃除をしています。しかし、Sさんは、<早く仕事にとりかかったほうがいいのに>と、掃除を煩わしく思っていました。
 ある日、Sさんは掃除の時間に、「こんな雑用しなくてもいいのに」と思わず口にしてしまいました。それを聞いた同僚のTさんが言いました。
 「君は雑用というけれど大切な仕事の一つだよ。職場の掃除は、仕事を快適にして、働きをよくすることにつながっているんじゃないかな」
 この言葉に胸を衝(つ)かれ、傲慢な自分の態度を反省したSさん。まずは身の回りから、気持ちを込めて掃除をすることにしました。すると、掃除を終えると気持ちがすっきりとし、その後の仕事への集中力も増したといいます。
 雑用という仕事はないのです。仕事といわれるものにはすべて意義や目的があり、自他の役に立っているのです。それを忘れてしまうから、面倒なことに感じてしまうのかもしれません。
 目の前の仕事に、しっかりと取り組んでいきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月28日(木)「掃除の時間」より

<今日の心がけ>
どのような仕事にも意義を見いだしましょう

掃除の時間 感想

「早く仕事に取り掛かったほうがよい」と考える人も多いかもしれません。
早く仕事にとりかかった方が、自分の仕事は早く終ることもあるでしょう。

でも、仕事は一人で行なうものではなく、チームでバトンを渡しながら行なうものですから、自分の部分だけ早く終わっても、チームメンバーが実は困っているというような事があれば、チームは勝利できません。

掃除は、自分を含めチームメンバーの環境を調える作業です。みんなの働きやすい環境を整備することは、チームの総合力を高める結果になるのだと思います。

職場の教養 感想1月27日(水)「走りと名残(はしりとなごり)

おはようございます。@ukara91です。
1月27日(水)の職場の教養は「走りと名残」です。

走りと名残

 日本の和食文化では、食材が一番おいしい時期を「旬」といいます。
 旬よりも早く出回ったものを「走り」、旬を過ぎたものを「名残」と名づけて、季節の移ろいを感じてきました。
 旬の食材は、体に必要な物を与えてくれるといわれます。例えば、冬が旬の野菜には体を温める成分が多く含まれ、夏野菜には体に蓄積された熱をクールダウンしてくれる栄養素が豊富に含まれます。
 江戸時代から、初がつお、初きのこ、初なすといわれるように、「走り」にあたる食材は人気を呼び、高値で取引されています。
 旬を過ぎた「名残」の料理は、去り行く季節を惜しみつつ、来年も出会えることを願い、感謝して食しました。
 日本の和食は、平成25年より「日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。世界的にも誇れる和食文化を後世に受け継いでいきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月27日(水)「走りと名残」より

<今日の心がけ>
和食の文化を後世に伝えましょう

走りと名残

「走り」「旬」「名残」。食材は四季による移り変わりだけでなく、変化していきます。カップラーメンのように常に一定の品質ではなく、変化していくという事が食べる楽しみにもなりますよね。

生きていくという事は変化していくこと。また、変化を知るという事なんだと思いますが、食材は常にそれを教えてくれているようです。

職場の教養 感想1月26日(火)「始めは一人でも」

おはようございます。@ukara91です。
1月26日(火)の職場の教養は「始めは一人でも」です。

始めは一人でも

 昨年7月、レジ袋が有料となり、環境省では、「レジ袋チャレンジ」という利用を減らすためのキャンペーンを行っています。日本は、一人当たりの使い捨てプラスチックゴミの量が、アメリカに次ぎ二番目に多いことが知られています。
 こうした現状を変えることなく、このままのペースで排出されたプラスチックゴミが河川などを通じて、海域に排出されるとどうなるでしょう。2050年には、海洋中のプラスチックゴミの重さが、魚の重さを上回るといわれています。
 『ポリぶくろ、1まい、すてた』という絵本のモデルであるガンビア共和国のアイサト・シーセイさんは、ポリ袋によるゴミ問題に見舞われていた村の環境を、ポリ袋で財布を作るというリサイクル活動により改善しました。
 一人で始めたその活動が現在では、財布で得た収入の一部を村の教育センターに寄付するなど、地域を巻き込んだ活動となっているのです。
 環境保全は、一人だけではできません。しかし、一人でもできることはあるはずです。その意識を高めて、まずは身近にできることから始めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月26日(火)「始めは一人でも」より

<今日の心がけ>
環境問題への意識を高めましょう

始めは一人でも 感想

こういった環境問題は、皆の協力が必須で、協力を得るためには袋から代金を徴収するというのが一番なのかもしれませんね。

でも、レジ袋はその昔は紙でした。もう一度紙に戻す方法も「あり」なのではと思います。せっかくスマホ1つで買い物に行ける社会になったのに、買い物袋を持っていかないといけないのは便利ではない。

環境と便利さの両立を常に追求していきたいものです。

職場の教養 感想1月25日(月)「地球と人類の共存」

おはようございます。@ukara91です。
1月25日(月)の職場の教養は「地球と人類の共存」です。

地球と人類の共存

 月旅行から、月や火星移住までもが、夢物語ではないといわれる昨今です。
もし、大気圏外から地球を眺めることができたとしたならば、どのような気持ちになるのでしょうか。
 1969年にアポロ9号で、地球を151周したラッセル・シュワイカート氏は、船外活動をする際にトラブルに見舞われ、5分の間だけ、1人で宇宙空間に浮かぶ体験をしました。それは彼の人生の中で、最も充実した5分でした。
 そこでは、完全な静寂に包まれ、眼下には美しい青い地球が輝いて見えました。
エゴが消失した何ともいえない瞬間でした。そして、人間という種と地球との関係をもっと深く考えなければならないと、強く思ったそうです。
 地球は一つのお大きな生命体であるといわれる「ガイア仮説」に非常に共感できたともいいます。
 宇宙体験は誰もができるものではありませんが、地球に暮らす私たちは、大自然がつくる美や神秘に、地球の生命を感じることができるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月25日(月)「地球と人類の共存」より

<今日の心がけ>
自然の営みに感謝しましょう

地球と人類の共存 感想

僕たち人間は例外なく地球で生まれ地球で死んでいきます。
もしかしたら、人間は地球という大きな生命体の中の細胞のようなものなのかもしれません。

今後も地球と共存していくために、環境の事や、我々人類が現代までどのような活動をし、変化してきたか?など、深く知っていくことで、よい共存の方法を選択できるのだとおもいます。

職場の教養 1月24日(日)「軍師の決断」

おはようございまうs.@ukara91です。
1月24日(日)の職場の教養は「軍師の決断」です。

軍師の決断

 三国志の逸話から「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」という諺(ことわざ)が生まれました。
 意味は規則・規律を保つためには、大切な人であっても、違反した場合は厳しく処分することを指します。
 この諺は、名軍師・諸葛亮(しょかつりょう)の後継者と目(もく)され期待されていた馬謖が、諸葛亮の命令に背き、敵軍を倒そうとして大敗したことに端を発します。
 諸葛亮は兵士の士気が低下することを恐れ、軍律を守ることを重視します。そこで後継者であった馬謖を処罰し、声をあげて泣いたのです。
 人と人とは関わる仕事では、どうしても情が生まれることがあります。それが身内であったり、期待をかけている社員であったならなおさらです。しかし、仕事に個人的な感情を持ち込むと、状況判断を誤ることにつながります。
 「嫌われたくない」「よく思われたい」と思うのは人の性(さが)ですが、慣れ過ぎは、小さなミスを見逃すことになりかねません。改めて仕事の目的を明確にし、私情を挟まず、正すべきことは正していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月24日(日)「軍師の決断」より

<今日の心がけ>
仕事の目的を明確にしましょう

軍師の決断 感想

ルールは皆の行動の規範となります。「ルールが時代に合わないな」と皆が感じている時代には、ルールの変更ができますが、そうでない限りルールは絶対です。

リーダーが目をかけていた部下がルールを破った時に、その部下に対して特別な対応をしてしまうと、それを見ていた皆の気持ちは離れていってしまいます。

戦場では「皆」というのは「兵士」になりますので、兵士の気持ちが離れてしまっては戦いに絶対に勝てません」

戦いに勝つ戦略を管理する軍師にとって、兵士の気持ちが離れてしまうことは絶対に合ってはならない事ですので、「泣いて馬謖を斬る」のような事は行われていたのでしょう。

現代にはそこまでの争いはありませんが、組織のリーダーは、このエピソードを知っているべきだし、ルールの大切さは肝に命じないといけないですね。

職場の教養 感想1月23日(土)「よくわかっているね」

おはようございます。@ukara91です。
1月23日(土)の職場の教養は「よくわかっているね」です。

よくわかっているね

 Tさんの家庭では、中学三年の息子が受験を控えています。そのため、息子にはつい、過度に気合を入れてしまうのです。
 Tさんは息子の話を聞かず、自分の経験で判断して小言ばかり言っていました。
最近は会話も途絶えるようになり、息子の表情も曇りがちだったのです。
 ある日、めずらしく息子さんがTさんに話しかけてきました。<よく話を聞いてあげよう>と心に決めて、息子の話に耳を傾けると、息子は社会情勢や学校生活で感じていることなどをしっかり話します。
 <彼なりに意見を持っているのだな>と知り、「よくわかっているね」と褒めると、息子は嬉しそうに笑顔を浮かべました。息子の気持ちを汲んでこなかったことを反省したTさんは、職場でも同じ姿勢でいたことに気づかされたのです。
 日頃、思うようにいかない中に、その人の良さを見つけてあげることが相手の成長につながることを実感したTさん。
 家庭でも職場でも、思いやりを持って人と接することを誓ったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月23日(土)「よくわかっているね」より

<今日の心がけ>
相手を励ます言葉をかけましょう

よくわかっているね 感想

「相手の気持ちを汲む」という意識は常に持っていたいものです。
相手と会話を増やそうという意識を持って、会話しても、会話の時間だけ増えてもこちらの自己満足の会話になってしまう事はよくあることです。

「相手の気持ちを汲む」と意識して初めて、お互いに意思の疎通ができるのだと思います。

自分の子供や年下などと話す時は特に、こちらが気を使われているので、こちらがより、相手の気持ちを汲むという意識で話をしなければならないとおもいます。

そういう意味で、意識しなければ、普段の会話って「よくわかっていない」のかもしれません。