職場の教養 感想3月1日(月)「灯台下暗し」

おはようございます。@ukara91です。
3月1日(月)の職場の教養は「灯台下暗し(とうだいもとくらし)」です。

灯台下暗し

 「灯台下暗し」という諺があります。
 灯台とは燭台(しょくだい)のことです。燭台は周囲を明るく照らしますが、その直下は影になって暗いことから、「人は身近なことには気がつかない」ことを意味します。
 職場の同僚など、身近な人のことをよく知っているつもりが、実はわかっていなかったという経験はあるものです。
 <あの人は、きっとこうに違いない>と決めつけると、相手のことをわかっているような感覚に陥ります。それにより、自分に都合のよいように想像してしまい、相手を誤解して、対人関係に問題が生じることもあるでしょう。
 こうしたことを防ぐには、思い込みを捨てることです。そのためには、先入観にとらわれず、ありのままの相手を見ることが大切です。
 表情や行動などから相手を知ろうとするうちに、今まで知らなかった考え方や仕事への取り組み方が見えてくるでしょう。
 その上で、自分は相手とどのように付き合えばよいのかも気がつくはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月1日(月)「灯台下暗し」より

<今日の心がけ>
思い込みを捨てましょう

灯台下暗し 感想

灯台下暗しとは、うまい例えですね。
確かに、少し離れた人はよく見えるし、普段からそんなに身近ではないので、悪い所もよく見えない。

でも身近な人の場合、よくわかっている筈だけど、近すぎるから悪い部分ばかりが勝手に意識してしまい、良い部分を凌駕して、その人をキチンと見れなくなってしまうんですよね。

身近な相手の足元の影の正体は、見る側の我々の意識が作り出しているようです。

灯台下暗し。相手を見るときには肝に銘じていきましょう。また、自分の足元が暗くみられないように、正直でまっすぐに相手と接して行きましょう。

職場の教養 感想2月28日(日)「自然を愛でる」

おはようございます。@ukara91です。
2月28日(日)の職場の教養は「自然を愛でる」です。

自然を愛でる

 日本は四季がハッキリしています。農作物を作り、日常生活を送る上で季節の移ろいを敏感に感じとることを、昔から大切にしています。
 そこで、太陽の動きを基に一年を二十四等分して季節を表す、中国伝来の二十四節気が用いられるようになりました。「立春」「春分」「立夏」「夏至」「立秋」「秋分」「立冬」「冬至」などは、よく知られています。
 季節の変化を詳細に表わすため、後に、二十四節気の各節気をそれぞれ三つに分けた七十二候(ななじゅうにこう)も作られました。
 七十二候は主に動植物の様子を短い文で表せます。「立春」を過ぎた頃は、春の訪れを感じる「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」、五月初旬の「立夏」の頃は、初夏を知らせる「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」など、それぞれの季節の様子が表現されています。
 二月の下旬の今頃は、草木が芽吹き始める頃の意味で「草木萌動く(そうもくめばえいずる)」と表わされます。春夏秋冬の移ろいや自然の恵みを感じながら、巡りくる季節を穏やかに迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月28日(日)「自然を愛でる」より

<今日の心がけ>
季節の移ろいを感じ取りましょう

自然を愛でる 感想

自然は毎年毎年循環してくれています。
その循環を見て感じる我々は毎年成長しているので、昨年と同じ季節の同じ時期に起きる減少も少しづつ違って感じます。

きっと小さい頃は自然の中の一部として、生きていて、物心ついてから働き盛りの頃は自然に目が行かず、人との対応に必死です。

ある程度社会で必死に働く時期から一定の距離をおけるようになると、また自然に目を向ける余裕が生まれてくるのかもしれません。

農業など、自然と常に一緒にいる仕事でも、「愛でる」という感覚ではなく「仕事」として農作物と触れ合っているのではないでしょうか。

自然を愛でるという感覚のある、心の余裕のある人になりたいものです。

職場の教養 感想2月27日(土)「三人の石工」

おはようございます。@ukara91です。
2月27日(土)の職場の教養は「三人の石工」です。

三人の石工

 仕事に対する認識について、経営の神様と呼ばれるピーター・ドラッカーは著書『マネジメント』において、次のように記しています。
 「三人の石工の話がある。何をしているかを聞かれて、それぞれが『暮らしを立てている』『石切りの最高の仕事をしている』『教会を建てている』と答えた」。
 同じ仕事に取り組んでいても、その捉え方は三者三様であることを例示しています。ドラッカーは著書の中で、「三人目の石工がマネジメントの人間である」と評しているのです。
 それでは、「何のためにその仕事をしているのか」と問われた時、自分ならどのように返答するでしょうか。
 まずは「自身に与えられた仕事が会社や組織の目標とどのように繋がっているのか、売り上げや生産性にどのように貢献するか」を考え直してみましょう。
 一人ひとりが自身の仕事の目的や企業の目標をしっかりと認識した時、団結力が深まると共に、より良い成果になって表れるものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月27日(土)「三人の石工」より

<今日の心がけ>
仕事の目的を明確にしましょう

三人の石工 感想

「なんの為に仕事をしていますか?」と問われたら何と答えますか?

「生活のため」「お金のため」「なんとなく」

という答えが多いように思います。
「生活のため」と「お金のため」は同じ意味です。

「生活のため」という目標のもとに、多くの社員が集まったら、その組織はどうなっていくでしょうか?「お金になれば何でもいい」では、人格の異なる社員毎の価値観のち外から組織の統一感が発揮されず、場当たり的で非効率な組織になってしまいがちです。

組織で仕事を継続して行くためには、共通目標が必要で、それを実現するためのプランも立てていき、組織に価値観と、それを実行するための方法について意志の統一が必要です。

混迷の時代だからこそ組織のミッションを明確にし、それをマネジメントできる人材を育てて事業を遂行していく管理力が必要です。


職場の教養 感想2月26日(金)「実行に移してこそ」

おはようございます。@ukara91です。
2月26日(金)の職場の教養は「実行に移してこそ」です。

実行に移してこそ

 人生の中で、学ぶ機会は数多くあります。
 本を読むこと、セミナーなどに参加することもその一つです。自らお金を出して学ぶこともあれば、会社の指示で研修を受けることもあるでしょう。
 ホテルで接客を担当しているAさんは、会社の指示でマナー研修を受講しました。講師から教えられる内容は、ホテルマンであれば知っていることばかりで、真剣に聞けませんでした。
 その一ヶ月後、Aさんは上司から「研修を受けたのに接客に心が入っていない。お客様が何を求めているかを考えてみて」と注意を受けました。
 学んだだけで実行しないのでは、理解したとはいえません。学んで得た気づきは日々行動に移してこそ理解は深まり、自身のスキルを向上します。
 Aさんは、マナー研修で講師から配布された資料に再び目を通しました。できていない箇所にチェックを入れ、毎日繰り返し取り組んだ結果、お客様から「ありがとう」と言われる回数が増え、上司の評価も変わったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月26日(金)「実行に移してこそ」より

<今日の心がけ>
学んだことは実行に移しましょう

実行に移してこそ 感想

「学ぶ事」は何の為にするのでしょうか。
学んだことが、何かの役に立たなければ学ぶ事に意味はありません。

学んで(in)得た知識はoutputする事で初めて価値が高まり、outputする事でますます本物の学びを得たくなり、相乗効果が生まれるものなのかもしれません。

しっかりと学びを溜めてからアウトプットするのではなく、少し学んだら少しアウトプットするぐらいの感覚で、常にアウトプットを意識していきましょう。

インプットよりアウトプットが多い方が、結果的に学びが深まっているような気がしています。

職場の教養 感想2月25日(木)「ゴミについて考える」

おはようございます。@ukara91です。
2月25日(木)の職場の教養は「ゴミについて考える」です。

ゴミについて考える

 日本国内で一日に排出されるゴミの量は、どれくらいあるでしょうか。
 環境省によると、平成三十年度の全国の一般廃棄物排出量は、約4千万トンでした。この量は、東京ドーム百十五杯分にもなります。
 近年、ゴミの排出量は環境保護意識への高まりや製造技術、ゴミ処理技術の進歩により、減少しています。ピーク時の平成十二年に比べて約25%、一千万トン以上削減されています。
 私たちの職場でも再生紙を利用したり、不要になったものを他者に譲ったりと、身近なエコ活動に取り組んでいる人も多いことでしょう。「このまま捨ててはもったいない」という意識は「物」を尊ぶ気持ちの表われです。
 人間が生きていく限り、ゴミが出ることは避けられません。それでも、ゴミをできる限り出さない工夫をすることは大切です。
 その一つひとつのゴミにも使命があったことを知り、生活や仕事を支えてくれたことに感謝できるよう、意識を変えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月25日(木)「ゴミについて考える」より

<今日の心がけ>
物との接し方を工夫しましょう

ゴミについて考える 感想

ゴミは、人の役にたとうとおもって作られた「もの」が役割を終える時の呼び方です。
人の活動の証とも言えます。

ゴミが多くでる世の中というのは、それだけ人が努力してきたと、肯定的にとらえてみてもよいのかもしれません。

とはいえ、削減の努力も必要ですが、これもやはり人の活動やテクノロジーの進化によって乗り越えていきたいですよね。

「ゴミについて考える」と聞くと、人の活動を縮小していこうというイメージに感じてしまいがちですが、人は常に活動し、新しいものを発見し、テクノロジーを進化していくことで成長してきました。ゴミについても今まで人類が乗り越えてきた方法で乗り越えられるのではないかと思います。

ゴミについて考えてみて、今までの人類の活動に対して、「よく頑張った」と褒めてあげてもよいのではないでしょうか。

職場の教養 感想2月24日(水)「あきらめずに」

おはようございます。@ukara91です。
2月24日(水)の職場の教養は「あきらめずに」です。

あきらめずに

 初めてのことにチャレンジする時は、誰でも戸惑いを隠せないでしょう。しかし、何事も行動を起こすことで、新たな発見や道が開けてきます。
 A子さんがかかつて音楽サークルに所属していた時の話です。演奏会の開催にあたり、皆で役割を分担し、A子さんは広報リーダーになりました。
 チケットを作成し呼び込みましたが、平日夜の開催ということもあり、なかなか人が集まりません。そのために責任を感じて辛くなり、「私では無理だ」「どうせ集められない」と、悲観的になっていきました。
 そこへ仲間が応援に加わり、「あきらめずに呼びかけよう」と励まされたA子さん。<余計なことは考えずに行動しよう>と気持ちを切り替えました。
 チケットを様々な場所で配布すると同時に、自分たちの演奏会の魅力を真心を込めて伝えました。すると、5人、6人と人数が増えていったのです。
 目標人数には届きませんでしたが、無事に演奏会を終え、仲間との団結力も強まりました。そして、A子さんは心地よい達成感を味わったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月24日(水)「あきらめずに」より

<今日の心がけ>
勇気を持って行動しましょう

あきらめずに 感想

目標を定める時には、目標を達成する為にどのように行動するのか?も一緒に定めましょう。その後は目標に向かって、あまり考えすぎずにひたすら行動することが目標に近づく秘訣なのでしょう。

行動した後には、どうすれば目標にもっと近づきやすくなるのか?行動する前よりも見えてくるようになります。

この繰り返しで、目標に向かって加速していくことができます。

あきらめないコツは、考えすぎない事ともいえそうです。

職場の教養 感想2月23日(火)他者への影響力

おはようございます。@ukara91です。
2月23日(火)の職場の教養は「他者への影響力」です。

他者への影響力

 私たちは日々、家族や同僚、友人などと接しながら生きています。この接するという行為が、社会をつながりあるものにしています。
 つながりを通して、様々な情報が人から人へと社会全体に伝わっていきます。
ある商品の良し悪しの口コミなどは、その代表例として挙げられるでしょう。
 最近の研究によって、体型も人に影響を及ぼすことがわかっています。例えば、自分の体型が変わると、行動を共にしている知り合いも変わる傾向にあるというのです。そしてその影響が、知り合いの知り合いにまで伝わるそうです。
 また、幸福感や感情など、精神状態に関わることも他者へ伝達します。職場で、一部の人がモラルに反した言動を行なうと、それが職場全体に広がります。
そのため、モラルに反した人が多くなることが知られています。
 逆に、上司がメンバーを尊重する言動を行なうことで、チーム全体の成績が向上します。自分の言動は、自分だけに影響を及ぼすわけではありません。
 知らず知らずのうちに、他者にも伝わっていることを自覚したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月23日(火)「他者への影響力」より

<今日の心がけ>
他者とのつながりを自覚しましょう

他者への影響力 感想

SNSの浸透により、他者への影響力は変化しているようです。
また、SNSのアルゴリズムより、自分の興味のある意見ばかりが表示され、反対意見を目にしないという環境になりつつあります。そんな時代を自覚しつつ、自分とは考え方の違う人の意見も積極的に聞いて、好き嫌いなくバランス良く情報を吸収する姿勢が大切です。

その時の自分と近い考え方ばかりに触れていると、自分とは考え方の違う立場の人の意見を聞くことができなくなってしまい、心の柔軟性は失われていくようです。

バランスを自覚していきましょう。

職場の教養 感想2月22日(月)「分かち合う」

おはようございます。@ukara91です。
2月22日(月)の職場の教養は「分かち合う」です。

分かち合う

 美しい風景を眺めることや、素敵な服を着ておしゃれをすること、美味しい料理を味わうことなどは人生の喜びです。また、趣味に没頭する時間も、至福のひと時と感じる人も多いでしょう。
 日々、様々なことに喜びを感じると思う人がいる一方で、そうは思わないという人がいるのです。生活する中で何かに喜びを感じるか否かが、人生における幸福の分岐点といえるのではないでしょうか。
 幸福を感じることの一つに、誰かと「分かち合える瞬間」があります。自身が体験した喜びを人に伝えた時、その嬉しさを相手と分かち合えると、双方ともに喜びが一段と深まります。
 例えば、家庭や職場で、嬉しい出来事があれば、家庭や同僚と語り合ってみてはいかがでしょう。
 人は他者と喜びを共有することで、希望が湧いてきます。そして人が伝える嬉しさや楽しさは、必ず周りを明るくするものなのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月22日(月)「分かち合う」より

<今日の心がけ>
喜びを伝えましょう

分かち合う 感想

今の生活で「分かち合い」はできていますでしょうか?
家族や仲間と喜びを分かち合えれば、幸福感を感じますね。

何か嬉しい事が起きたときに、家族や仲間がいなかったら幸福感って少ないかもしれませんね。

人は、ある程度価値観を同じくする人たちで、集団で生活する生き物です。
普段の生活では自身の価値観を押し付けてばかりいると孤独になってしまいます。周囲の言葉に耳を傾け、コミュニケーションを深めながら喜びを分かち合える仲間を常に維持していきたものですね。

職場の教養 感想2月21日(日)「いつでも心晴れやかに」

おはようございます。@ukara91です。
2月21日(日)の職場の教養は「いつでも心晴れやかに」です。

いつでも心晴れやかに

 過去に、注意や叱責を受けたことは、誰にでも少なからずあるでしょう。
 怒られた直後、私たちは、どのような行動を取っているでしょうか。怒りや悲しみを抱いたり、不安に駆られて行動が停滞する場合があるかもしれません。逆にやる気に燃えて、すぐ、改善に向けての歩(ほ)を進める人もいるでしょう。
 イベント会社で裏方を任せられているEさんは、上司から注意を受けても「すみません」の一言が言えずにいました。<自分に不備があった>と頭では理解していても、一から積み上げてきた自負心から、反発を抑えきれずにいたのです。
 ある日上司が、誰も気に留めるほどではない、些細なミスを起こしました。
その瞬間、皆に対して「申し訳ない」と頭を下げたのです。それを目にしたEさんは、自身の普段の姿と照らし合わせ、居たたまれない気持ちになりました。
 心と行動の舵取りは自身の裁量です。悪いと感じた時には即座に「すみません」と反省して心の曇りを晴らしましょう。
 謝罪した後は、軽やかに行動して、さらにパワーアップして働きたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月21日(日)「いつでも心晴れやかに」より

<今日の心がけ>
あっさりと謝りましょう

いつでも心晴れやかに 感想

失敗してしまった時に周囲に謝れないというのは、周囲の問題ではなく自身の問題です。「あやまる」る事によって「失う」と感じているものが何か?自身を見つめ直して改善しましょう。

「あやまる」という行為は自身の心の中でわだかまりがあり、前に進むための阻害要因を突破する「リセットボタン」のようなものなのかもしれません。

考えすぎず、そのボタンを活用してみましょう。

職場の教養 感想2月20日(土)「想いを伝える」

おはようございます。@ukara91です。
2月20日(土)の職場の教養は「想いを伝える」です。

想いを伝える

 経営者向けの研修会の後に行われた、懇親会での出来事です。
 出席者は当初、仕事の悩みなどを話していましたが、途中から話題が両親のことに及びました。意見の相違から親子関係がよくない人も多く、話の流れからHさんが両親に電話をし、感謝を伝えることになったのです。
 Hさんは、気が進まない中で父親の携帯に電話をかけました。呼び出し音が鳴る間、動悸は収まらず、繋がってからも取り留めのない話が続きました。時間が経過すればするほど、緊張が高まります。
 意を決したHさんは「お母さんが亡くなって十年。会社を経営しながら一人で僕たち兄弟を育ててくれてありがとう」と伝えたのです。「今日はどうしたんだ」と戸惑う中にも嬉しそうな父の顔が目に浮かび、自然と涙が溢れていました。
 誰しも家族を始め様々な人に愛され、支えられながら生きています。感謝の気持ちは言葉に表わしてこそ伝わるものでしょう。
 まずは身近な人から、その気持ちを伝えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2021年2月20日(土)「想いを伝える」より

<今日の心がけ>
感謝の想いを深めましょう

想いを伝える 感想

身近な人ほど感謝の気持ちを伝えていないものです。

身近なほどにお世話になり、感謝しなければならないのに、伝えられていないなんでだめですね。

今日はすぐに「いつもありがとう!」と伝えましょう。