職場の教養 感想10月23日(日)「お詫びの態度」

おはようございます。@ukara91です。
10月23日(日)の職場の教養は「お詫びの態度」です。

お詫びの態度

職場の教養10月23日の画像

 ある日、Kさんはホテルにチェックインしました。その後、部屋の鍵を開けようとしてもドアが開きません。ルームキーを見ると、フロントで伝えられた部屋の番号ではない番号が書かれていました。
 再びフロントへ戻り、事情を説明すると、ホテルの従業員から「失礼しました、違うルームキーをお渡ししてしまいました。こちらになります」と何事もなかったかのように自分の部屋のルームキーを渡されたのです。
 お詫びの言葉はあっても、その従業員の態度に違和感を抱いたKさん。<相手の目を見ながらお詫びをしないんだ>と残念な気持ちになりました。
 そのことをきっかけに、Kさんは自分が普段お詫びをする時に、どのような態度であったのかを振り返りました。
 そして、お客さまにはていねいに謝罪をしていましたが、同僚には、投げやりに謝っていたことに気づき、反省しました。
 ミスをした際には、誰に対してもていねいにお詫びをしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月23日(日)「お詫びの態度」より

<今日の心がけ>
お詫びはていねいにしましょう

お詫びの態度 感想

職場の教養10月23日の画像

 私たちはそれぞれに時間を持っていますが、相手の時間を奪ってしまった時には、謝るといいと思います。ホテル側のミスにより、わずかな時間ですがKさんの時間をうばってますのでね。
そして、ミスをしてしまった時は、改善のチャンスでもあります。キチンとお詫びする事によって、事態は思いがけず好転して、相手との距離がぐんと縮まったりするものです。目の前の出来事にしっかり対応していきましょう。

職場の教養 感想10月22日(土)「焦がれる」

おはようございます。@ukara91です。
10月22日(土)の職場の教養は「焦がれる」です。

焦がれる

職場の教養10月22日の画像

 君待つと わが恋ひをれば わが屋戸(やど)の すだれ動かし 秋の風吹く
 飛鳥時代の皇族・歌人である額田王(ぬかたのおおきみ)のこの和歌は『万葉集』に掲載され、天智天皇への恋焦がれる気持ちを表した歌とされています。
 簾が風になびく度、<あの人かも・・・>と胸が高鳴る心情は、時代を超え、今を生きる私たちにも相通ずるものを感じます。
 現代においては、メールやチャットなどで、瞬時に言葉のやり取りを交わすことができますが、昔の人が簾のなびきに心動かされるのと同じく、携帯電話の着信音が鳴る度に、ハッとした経験がある人も少なくないでしょう。
 「焦がれる」という言葉をあまり耳にしなくなった背景には、人や物、出来事に対して、それ程の気持ちを抑えるまでもなく、色々な物が容易に手に入り、体験できる時代になったことが一因とも考えられます。
 今一度、そのような時代だからこそ、「本当に必要なものは何か」と、自分の心に正直に訊いてみることが必要なのかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月22日(土)「焦がれる」より

<今日の心がけ>
大切なものを見極めましょう

焦がれる 感想

職場の教養10月22日の画像

 恋焦がれるというような感情は、とてもすばらしいことだと思います。
最近は、そういう感情が薄くなっているようですが、悪いことではありません。
恋焦がれる感情はすばらしく、美しいものだとおもいますが、それが奪われた時は悪意に変わる可能性もあります。
感情が薄ければ、悪意や争いごとも少ないでしょう。薄いというよりも、成熟してきてるのかもしれません。

職場の教養 感想10月21日(金)「想いを深める」

おはようございます。@ukara91です。
10月21日(金)の職場の教養は「想いを深める」です。

想いを深める

職場の教養10月21日の画像

 本誌『職場の教養』は、朝礼用のテキストとして誕生しました。読み物としてだけではなく、朝礼の中では感想を発表することを推奨しています。
 その意義と効用は、第一に、文章の内容について感じたことを、適切かつ端的に言語化することでコミュニケーション能力が高まる点にあります。
 第二に、感想を聴き合うことで相互理解を深めるという点があげられます。同僚の考えを聴くことで、お互いの人となりを分かり合える場になることでしょう。
 第三に、人前でしっかりと自分の思いを語ることにより、胆力が養われます。
緊張しながらでも感想を発表することで物怖じ(ものおじ)しない度胸が培われるのです。
 感想発表には、このような意義と効用があげられますが、最も重要なことは、語るより先に、読み手である自分が何をどのように感じたかという点にもあります。
 文章の解釈は人それぞれです。文章の内容をヒントに読者一人ひとりの考えが深まり、感性が豊かになることが、感想発表の重要な意義だと言えるでしょう。
 自らの感性を磨き、日々の仕事に活かしていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月21日(金)「想いを深める」より

<今日の心がけ>
豊かな感性を養いましょう

想いを深める 感想

職場の教養10月21日の画像

 人前で発表する時に、人の目を気にして緊張してしまうことがあります。
なぜ緊張するのか考えたことはあるでしょうか?
自分が発表したことが、他の人にはどのように評価されるだろうか?評価された結果機嫌を悪くしてしまうのではないだろうか?と考えてしまい、それで緊張するのだと思います。
社会には、自分とは価値観のことなる人も多いです。全ての人が納得する意見など無く、多くの人に賞賛される意見でも必ずそれに反対の人もいます。
発表する時は、「今の自分はこういう考え方なんです!」と自身満々に言い切りましょう。その後、反対意見にも耳を傾けそれを消化して成長していけばいいと思います。

職場の教養 感想10月20日(木)「咀嚼(そしゃく)」

おはようございます。@ukara91です。
10月20日(木)の職場の教養は「咀嚼」です。

咀嚼

職場の教養10月20日の画像

 子供の頃、「よく噛んで食べましょう」と教わったことはありませんか。よく噛んで食べるという意味で使われる言葉に、「咀嚼」があります。
 咀嚼によって胃で行う消化をスムーズにして、栄養を効果的に取ることができます。食べ物の咀嚼とは別の意味で、「咀嚼する」と表現することもあります。
 「文章や言葉の意味をよく考えて味わうこと」という意味で用いられる場合がありますが、現代の情報社会を生きる私たちは、「咀嚼する」ということを今一度考える必要があるのではないでしょうか。
 口伝(くちづ)てや紙媒体で伝えられてきた情報が、現代では、テレビに加えてインターネットでも発信されるようになり、私たちに伝えられます。
 情報が多くなったことによるメリットの反面、情報の咀嚼が疎かになってはいないでしょうか。私たちが生活していく上で、食事をよく噛んで食べることと同じく、情報の咀嚼も大切なのではないでしょうか。
 食事と同様に、文章や言葉も、その意味をじっくりと味わいたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月20日(木)「咀嚼」より

<今日の心がけ>
情報を咀嚼する時間を持ちましょう

咀嚼 感想

職場の教養10月20日の画像

食べ物は咀嚼することで、食べ物を分解しやすくします。テレビや新聞からでてくる情報も、最近では事実というよりも、テレビ局の意見であることが多いです。
情報を正しく認識するためには、テレビから出てくる情報と反対意見の情報も見て、「どちらがただしいのだろうか?」と咀嚼する必要があります。
一方的な情報しか流れてこない時は、少し怪しいと思った方がよいでしょう。

食べ物と同じで、情報も咀嚼することで分解しやすくなります。分解した栄養素をどのように体に吸収していくか?で人格ができていくので、情報の見極めはとても大切です。

職場の教養 感想10月19日(水)「心のゆとり」

おはようございます。@ukara91です。
10月19日(水)の職場の教養は「心のゆとり」です。

心のゆとり

職場の教養10月19日の画像

 Mさんの会社では、来客や注文が増える繁忙期にあたっていました。そのためMさんは心に余裕がなく、妻との会話が減っていたといいます。
 そんなある日、有名な美術家の作品展があることを知った妻が、Mんが仕事で忙しい時期であるにもかかわらず「二人で観に行こう」と誘ってきました。
 仕事の段取りのことで頭が一杯だったMさんは妻に、「悪いけれど一人で行ってきてほしい」と伝えました。妻の寂しそうな表情が気になりましたが、仕事に集中しようと思ったMさんでした。
 数日後、<確かに今は仕事が忙しいけれども、妻が誘ってくれたことには何か意味があるのではないか>と思い直し、一緒に行くことにしました。
 会場は入場制限をしていたため、ゆっくりと鑑賞することができ、テレビで見るよりも実物のほうが何倍も迫力があることに感動したのでした。
 Mさんは妻に、美術鑑賞のおかげで心にゆとりを持てたと感謝の気持ちを伝えつつ、気に入った作品についての感想を語り合いながら帰路についたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月19日(水)「心のゆとり」より

<今日の心がけ>
心に余裕を持ちましょう

心のゆとり 感想

職場の教養10月19日の画像

 妻の表情が寂しそうに見えた時は、自身の心が寂しくなっている証拠です。パートナーは自分の鏡のような存在なんだと思います。
一緒に行ってよかったですね。
 農業の場合の忙しさなどは、待ったなしで収穫したりする忙しさですが、そういう場合にはMさんの奥さんは手伝ってくれると思います。
みんな、幸せになるために生きているのですから、忙しすぎて心にゆとりを無くすなんて本末転倒です。自分の心を定期的にリフレッシュして見直せるように、生活を工夫してみましょう。

職場の教養 感想10月18日(火)「立つより返事」

おはようございます。@ukara91です。
10月18日(火)の職場の教養は「立つより返事」です。

立つより返事

職場の教養10月18日の画像

 「これをお願いできませんか」と相手に頼みごとをした際に、間髪いれずに「はい、承知しました」と返事をされたらいかがでしょう。そうした際に、<気持ちがよかった。またお願いしたいな>と思うことでしょう。
 たかが返事と思う人がいるかもしれません。間髪入れない返事と、そうではない返事とでは、相手に与える印象は異なるものです。忙しい時に、いい加減な返事をしていると、「礼儀がなっていない人」と誤解されることもあります。
 「立つより返事」というように、人に呼ばれたら立ち上がるよりも先にまず返事をしましょう。たとえ忙しい状況でも、呼ばれたら返事をするという態度は、自分と相手との人間関係を良好にする潤滑油となるのです。
 返事のポイントは、「すぐに、明るく、大きな声で」という三点です。これらの三点を意識的に取り組むことで、好印象を与える返事ができるようになります。
 職場や家庭においても、いつ、どんなときでも、サッと明るく元気な返事ができるように心がけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月18日(火)「立つより返事」より

<今日の心がけ>
間髪入れずに返事をしましょう

立つより返事 感想

職場の教養10月18日の画像

 仕事をお願いして、すぐに良い返事で返されたら気持ちがよいものです。
しかし、お願いばかりして相手の状況を考えずにいれば、返事は遅くなり、反応も悪くなってきます。これは、相手のせいでしょうか?

 返事の良し悪しも相手との関係を映し出す鏡のようなものです。
相手から良い返事をもらえない時は、自分の日頃の対応を振り返ってみましょう。そして相手から仕事をお願いされた時は、できるだけ元気に返事をしてみましょう。

職場の教養 感想10月17日(月)「私の根は何か」

おはようございます。@ukara91です。
10月17日(月)の職場の教養は「私の根は何か」です。

私の根は何か

職場の教養10月17日の画像

 東京都千代田区にある紀尾井清堂(きおいせいどう)では、「奇跡の一本松の根」展が開催中です。
 東日本大震災で津波に襲われても、岩手県陸前高田市の海岸で唯一、津波に流されず奇跡的に残った松の大木の、「根」の実物が展示されているのです。
 奇跡の一本松は復興の象徴として、保存処理を施されて現在もその姿を現地にとどめています。根の部分は、保存処理のため幹を伐採した際に分割して掘り出され、同じく保存処理を施され、同じく保存処理を施され、そのまま倉庫に保管されていたのでした。
 根は、地中の水分や養分を幹や枝葉に送る大切な役割を果たしますが、人の目に触れることは稀です。花を愛でたり、木材を加工したり、果実を食べたりしても、根のことはほとんど忘れ去られているのではないでしょうか。
 大地にしっかり根が張っていればこそ、植物は育つことも立ち続けることもできます。また根の英訳「ROOTS(ルーツ)」には、祖先や故郷という意味もあります。
 自分の根について考え、思いを馳せることは、今をよりよく生きるためにも、大切なことなのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月17日(月)「私の根は何か」より

<今日の心がけ>
自分の根について考えてみましょう

私の根は何か 感想

職場の教養10月17日の画像

人にとっての「根」はROOTSの通り「先祖」です。今こうやって私たちが生きているのは、先祖が繋いでくれたからですよね。そして、先祖を辿っていくと天皇に行き着きます。これだけ根が張ってしっかりつながっている国は、世界中の中で日本だけです。
先祖や、国に誇りを持ちましょう。

職場の教養 感想10月16日(日)「いろいろな捉え方」

おはようございます。@ukara91です。
10月16日(日)の職場の教養は「いろいろな捉え方」です。

いろいろな捉え方

職場の教養10月16日の画像

 皆さんは人に何かをしてもらった時、どのような気持ちで、その行為を受け止めているでしょうか。認知心理学では、人の感情は物事の捉え方によって変わってくるといいます。
 例えば、感謝のメッセージと共に何かをプレゼントされた時、<有り難いな、嬉しいな>という気持ちがあると、自然と幸福感で充たされます。
 しかし、お返しをどうするかと頭を悩ませたり、恐縮する感情が入り混じっていたりすると、素直に喜べない気持ちになります。
 また、自分はプレゼントをもらう資格はないと捉えると、自己肯定感が低くなります。反対に、普段の自分の働きからしたら、このくらいもらって当然と捉えると、傲慢な気持ちになります。
 人の感情は捉え方次第で変化し、人間関係にも影響を及ぼします。自他ともに幸福感に充されるような物事の捉え方を習慣化させ、仕事や人間関係に活かしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月16日(日)「いろいろな捉え方」より

<今日の心がけ>
物事の捉え方を見つめ直しましょう

いろいろな捉え方 感想

職場の教養10月16日の画像

 人は、与えられた環境の中で幸せになる義務があるのだと思います。日々の生活の中で、自分も相手も幸せになる物事の捉え方を日々研究し、実践していきましょう。

職場の教養 感想10月15日(土)「駅の窓口」

おはようございます。@ukara91です。
10月15日(土)の職場の教養は「駅の窓口」です。

駅の窓口

職場の教養10月15日の画像

 いつもインターネットで出張の切符手配をするAさんですが、今回の出張は三泊四日で複雑な乗り継ぎをするため、駅の窓口で手配をすることにしました。
 最寄り駅に行くと、営業している窓口は一ヶ所だけでした。しかし、Aさんの前で切符を注文している男性は一人だけだったので、<すぐに順番がくるはずだ>と安心して並ぶことにしました。
 ところが、十分以上経過しても、Aさんの前の男性の手続きが終わりません。いつの間にか、Aさんの後ろに待つ人は五人以上に増えていました。窓口の様子を見ると、職員が対応に苦慮して出たり入ったりしているのです。
 <遅いなぁ。いつまでかかるのかな>とAさんはあせりを感じ始めました。すると、そんな気配を察したのか切符を注文していた男性が、「皆さん、お待たせしてすみません」と並んでいるAさんたちに会釈したのです。
 その一言で、Aさんの心がすっと穏やかになるのを感じました。周囲の人に配慮ができる男性の姿勢から、大切なことを学んだAさんでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月15日(土)「駅の窓口」より

<今日の心がけ>
周囲への配慮をしましょう

駅の窓口 感想

職場の教養10月15日の感想

 複雑な乗り継ぎをしたり、特殊な割引をお願いする時などの「みどりの窓口」はとても時間がかかります。これは仕方がない事なのですが、事情のわからない周囲の人はイライラしてしまうし、自分が待ってる立場なら、やはりイライラしてしまいますよね。
イライラは、状況がわからない時に発生する感情表現な事が多いので、自分が当事者の場合は、「すいません、複雑なのでちょっと時間かかります」と周囲に言っておくとよいのかもしれません。
事情を早めに周囲に伝えるという能力は、社会人にとって武器になるスキルだと思います。

*複雑な切符は、ホテルとセットで旅行代理店にお願いするのがおすすめです。

職場の教養 感想10月14日(金)「我田引水」

おはようございます。@ukara91です。
10月14日(金)の職場の教養は「我田引水」です。

我田引水

職場の教養10月14日の画像

 職場には、それぞれ決められた規則や、守らなければならない様々なルールがあり、働く人はそれに従って仕事を進めることが求められます。
 このような当たり前のことであっても、中には自分勝手に、あるいは自分に都合のいいように解釈して行動する人もいるでしょう。
 職場の規律を乱す行為が周囲の人に波及し、不満が蓄積して、不協和音を生みだせば、職場環境の悪化を招くことにもなりかねません。
 特に、慎重さや集中力が常に求められるような危険を伴う仕事を行なう人にとって、不満の蓄積やストレスの増大が、集中力の欠如を生み、思いもかけない重大な事故を引き起こすかもしれません。
 自己中心的な行ないをすることを「我田引水」とも言います。周囲への配慮に欠けた言動もそれに値します。
 独りよがりな解釈などで、周囲を惑わすことのないよう、決められた規則はしっかり守り、職場環境の保全に率先して取り組みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月14日(金)「我田引水」より

<今日の心がけ>
決められたルールを守りましょう

我田引水 感想

職場の教養10月14日の画像

仕事の内容にもよりますが、ほとんどの会社の仕事はチームプレイで進めることが多いです。一人で全ての仕事をこなす事はできないのですから、チームの他のメンバーへの配慮は欠かせません。独りよがりにならないように気をつけましょう。