職場の教養 感想6月26日(日)「おかげさま」

おはようございます。@ukara91です。
6月26日(日)の職場の教養は「おかげさま」です。

おかげさま

職場の教養6月26日の画像

 日本中央競馬会の調教師として通算1570勝を積み重ね、11度の年間最多勝利調教師賞に輝いた藤沢和雄氏が、今年の2月に定年を迎え現役を引退しました。
 藤沢氏は、「馬の身になって物事を考えること」をモットーに調教師としての仕事に邁進してきました。海外の大レースを自身の管理馬(かんりば)で勝利した際のインタービューで次のように応えています。
 「人間なんて勝手なモノで、負けると馬のせいにするくせに、勝てば自分の手柄にしたがる。常に『馬のお陰』という気持ちを忘れないようにするため、優勝時の記念写真には出しゃばらず、馬を中心に映してもらうようにしている」
 私たちは、いつでもどこでも周囲の人や物に助けられ、支えられて過ごしています。そうしたことを忘れると、慢心や不満の心が生まれてきます。
 日頃から相手への感謝の気持ちを忘れず、常に謙虚に、明るく朗らかに働く人の元に、周囲からの応援や評価はおのずと付いてくるのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月26日(日)「おかげさま」より

<今日の心がけ>
謙虚さを忘れずに働きましょう

おかげさま 感想

職場の教養6月26日の画像

 人は一人では生きていけないし、もし一人でも生きていけるように進化したとしても、それはつまらない社会だと思います。
周囲に人がいることや、自分の知らないところにも人がいて「社会」が形成されているということは、とてもありがたい事だし、自分を成長させてくれる面白い社会とも言えます。そんな社会に感謝し、周囲にいる人にも感謝しましょう。

職場の教養 感想6月25日(土)「再読のススメ」

おはようございます。@ukara91です。
6月25日(土)の職場の教養は「再読のススメ」です。

再読のススメ

職場の教養6月25日の画像

 F氏は、以前に読んだことのある本を読み直すようにしています。
 一定の時間を経て、再読することで、新たな気づきや発見があり、自分自身を見直すきっかけが得られるようになりました。
 先日、『論語』を読み直した際、「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」(その朝に真実の道を聞くことができたなら、夕暮れに死んでも本望である)という文がありました。初めて読んだ時は、何も感じませんでしたが、今回はこの文が、心に強く突き刺さったといいます。
 <これまでの人生の中で真実の道というものなど一度もなかったのではないか。ましてや、そのようなものを背極的に求めようという気持ちもなかった>と自分を省みました。
 F氏は再読をきっかけに、これからは、もう少し自分の生き方について考えていこうという気持ちになりました。そう思ったとき、目の前が開けて、パッと明るくなるような心持ちになれたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月25日(土)「再読のススメ」より

<今日の心がけ>
自分を振り返ってみましょう

再読のススメ 感想

職場の教養6月25日の画像

 たくさんの本の中から1つの本に辿り着くのはものすごい奇跡です。
パワーのある本なら18歳で読んだ時と、40歳で読んだ時では、同じ文章のはずなのに感じ方がことなり、その本のパワーも充分栄養素として取り入れることが出来るかもしれません。
すっと読める本ほど、相性がよく、得られるものが多いのだと思いますが、そんな本こそ時を経てから読み直してみると、学びが多いです。
再読することで過去の自分の心にも触れ合うことができるのではないでしょうか。

職場の教養 感想6月24日(金)「カタツムリの意外な一面」

おはようございます。@ukara91です。
6月24日(金)の職場の教養は「カタツムリの意外な一面」です。

カタツムリの意外な一面

職場の教養6月24日の画像

 6月の梅雨の時期に見かける生き物の中に、「カタツムリ」が挙げられます。
カタツムリを見たことがないという人は少ないのではないでしょうか。
 馴染み深いカタツムリでも、あまり知られてない事柄も多いようです。例えば、日本だけでも約800種類ものカタツムリが存在します。さらに、夜行性で、肺で呼吸するため有肺類(ゆうはいるい)の一種でもあります。また、何とコンクリートを食べます。
 私たちの身近なもののなかでも、意外な一面があるということがわかります。
職場でも同様のことが言えるでしょう。
 人は職場や家庭、地域などの場面があり、それぞれに違った一面が表れます。
普段は厳しい上司が子供との電話では、優しい口調になるかもしれません。
 仕事上の指示でも、様々な側面からの要因が考えられます。さらに、報告、連絡、相談をする際にも、言葉には表れていない背景を考える必要があります。
 異なる側面を考えてみたり、わからないことを素直に質問してみたりすることで、より良いコミュニケーションを図っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月24日(金)「カタツムリの意外な一面」より

<今日の心がけ>
積極的に質問しましょう

カタツムリの意外な一面 感想

職場の教養6月24日の画像

 誰にでもいろんな面があります。嫌いな人を思い浮かべてみてください。その人の嫌いな部分はその人の一面です。きっと一面しか知らないからずっと嫌いでいられるのだと多います。
 嫌いな人ほど、他の魅力的な部分を探してみると、思わぬ掘り出し物がでてくるはずです。人を一面で捉えず多面的に捉えて、その人の魅力を発掘してみましょう。そうすると、不思議と相手も自分の魅力的な部分を探してくれています。不思議ですね。

職場の教養 感想6月23日(木)「思い込みから抜け出す」

おはようございます。@ukara91です。
6月23日(木)の職場の教養は「思い込みから抜け出す」です。

思い込みから抜け出す

職場の教養6月23日の画像

 Sさんは週に3回程度、スポーツジムに通っています。
 いつも使用しているマシンで重量設定をした後、トレーニングを開始すると、いつもより負荷が大きくかかっているように感じました。
 トレーニングを終えてマシンを見てみると、自分の筋力では持ち上げられないと思っていた重量に間違えて設定していたのです。
 この時Sさんは目標設定について、日頃の業務でも日常生活でも、「出来ない」と思い込み、低めの目標を設定している傾向があるように感じました。
 目標は数値化したり期限を定めたりするなど、具体的に掲げることが大切です。
「何のために」行なうかという目的が明確でなければ、目標を掲げても努力が長続きせず、挫折してしまいがちです。
 今まで出来なかったことが出来るようになった喜びや達成感はひとしおです。
目的達成のためには、少し高めの目標を設定する必要があります。「出来ない」という思い込みから抜け出し、自分自身を磨いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月23日(木)「思い込みから抜け出す」より

<今日の心がけ>
目標を高めに設定しましょう

思い込みから抜け出す 感想

職場の教養6月23日の画像

 目標設定は大切です。「このぐらいならぜったいできる」という低い目標を積み重ねていくと、ゲーム感覚で目標を達成でき、いつのまにか高い目標に近づいていきます。目標を一つ一つ楽しみながら乗り越えましょう。

職場の教養 感想6月22日(水)「表現の工夫」

おはようございます。@ukara91です。
6月22日(水)の職場の教養は「表現の工夫」です。

表現の工夫

職場の教養6月22日の画像

 「ほしくない ピーマンのたね もらったの めが出てからは 話しかけてる」
この短歌は、第17回「しきなみ子供短歌コンクール」(倫理研究所主催)の中学生の部で「しきなみ子供短歌賞」並びに「文部科学大臣」に選ばれた、埼玉県の当時小学3年生のHさんの作品です。
 短歌は自分の感じた世界を、限られた31文字の中でいかに的確に表現するかがポイントになります。Hさんはピーマンに対する「嫌う」思いを「ほしくない」、「好きになった」思いを「話しかけてる」と表現しました。
 「好き」「嫌い」というストレートな表現を、違う言葉で表現してみると、より具体的でわかりやすく相手に伝わっていきます。
 日々の生活や仕事もお互いの会話で成り立っていますが、配慮の足りない言葉づかいで相手を不愉快にさせていることはないでしょうか。
 より良い言葉の表現を常に考え、相手が気持ちよく受け止め、行動できるよう努めていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月22日(水)「表現の工夫」より

<今日の心がけ>
言葉づかいを工夫しましょう

表現の工夫 感想

職場の教養6月22日の画像

 常に配慮した言葉づかいをするのは、実際には難しいことかもしれません。
時には人を傷つけてしまったりすることもあるでしょう。そうした時に自分の言葉づかいや表情で、相手にどんな風に伝わってしまったのか?反省して考えることが大切です。そういう経験を重ねることで、相手の気持ちを深く理解したり、配慮した言葉づかいが無意識にできるようになってきます。
きちんとした日本語を使い、幸せな社会を作っていきましょう。

職場の教養 感想6月21日(火)「部門を越えて」

おはようございます。@ukara91です。
6月21日(火)の職場の教養は「部門を越えて」です。

部門を越えて

職場の教養6月21日の画像

 A社では、製造部門と営業部門に多くの社員が在籍しています。
 顧客目線で提案する営業部門と作り手である製造部門とでは、重要視する視点が違っていました。そのため、納期や個数の大きな変更がある時には「それはできません」「何とかして下さい」と舌戦を繰り広げることも多かったのです。
 そんなA社では、ある一社員からの提案で、部門を越えた合同で行なう朝礼を一ヶ月限定で導入することが決まりました。
 導入当初は「何かリズムが違う」と思う人が多くいましたが、一ヶ月経つと社内の雰囲気が柔らかくなっていったのです。
 社員の一人は「朝礼を通してコミュニケーションが増えたことから、部門間の報告・連絡・相談がスムーズになりました。今は共に会社を支えている仲間として、建設的に議論ができるようになってきました」と語っています。
 部門は違っても、それぞれが支え合っているからこそ、仕事は成り立ちます。
連帯感を高めて仕事に臨みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月21日(火)「部門を越えて」より

<今日の心がけ>
職場の連帯感を高めましょう

部門を越えて 感想

職場の教養6月21日の画像

 製造も営業も同じお客さんのために仕事をするチームメイトですが、関係がギクシャクすることが多いです。
同じお客さんの為とはいえ、仕事の視点が違うためギクシャクするのは当たり前なのかもしれません。ギクシャクの原因はリズムの違いです。
それぞれが楽器を持って初めて吹奏楽部で演奏するような感じににています。
やがて自分の楽器になれてくると、周囲の音やリズムの取り方を聞き取ることができるようになり、それに合わせて演奏できるようになってきます。
それができるようになると、不思議と周囲のチームメイトも同じことができるようになります。そうやって調和の取れた音楽を奏でることができます。

自分の楽器に集中しながらも、他と協調する聴力がチームのレベルを上げるといえるでしょう。

職場の教養 感想6月20日(月)「太陽のように輝いて」

おはようございます。@ukara91です。
6月29日(月)の職場の教養は「太陽のように輝いて」です。

太陽のように輝いて

職場の教養6月20日の画像

 日本は世界有数の祭り大国です。全国各地では大小様々な祭りが、毎日のように執り行われています。その数は年間で約30万件ともいわれています。
 祭りは、地域住民にとって心のよりどころであり、また地域経済活性化の役割も担ってきました。しかし少子高齢化による人手不足、支援者の減少による資金不足等により、開催が危ぶまれている祭りも少なくありません。
 そのような祭りを取り巻く環境を危惧し、「祭りで日本を盛り上げる」ことを使命に、地方創生に取り組んでいる会社もあります。
 祭りの起源は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)に怒り、天の岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれたことにあるようです。神々が岩戸の前で踊り歌い、その賑やかさに天照大神が姿を現したことが由来だという節(せつ)があります。
 昨今の状況を踏まえ、日本各地の祭りは、中止や小規模開催になっています。
天の岩戸の物語にあるように、今日を生きる私たちも、憂い心をふり払うように、明るく朗らかに過ごしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月20日「太陽のように輝いて」より

<今日の心がけ>
明るく朗らかに過ごしましょう

太陽のように輝いて 感想

職場の教養6月20日の画像

 先祖代々受け継がれてきた「祭り」には、私たち日本人の「大和魂」に語りかけるなにかがあるように思います。昨今の状況はもはや気持ちの問題になりかけているので、ぜひ「祭り」を行い、日本人のエンジンに火をつけていきたいですね。

職場の教養 感想6月19日(日)「父からのお礼」

おはようございます。@ukara91です。
6月19日(日)の職場の教養は「父からのお礼」です。

父からのお礼

職場の教養6月19日の画像

 父親の会社を継ぐこととなったTさん。立場が変わるだけで、これだけ見える世界が違うのかと驚く日々を過ごしていました。
 幼少期のTさんは、仕事ばかりで家にいることが少ない父親を嫌っていました。その頃の記憶を遡ると、母親との思い出ばかりが浮かびました。
 6月の父の日、Tさんは娘から「お父さん、いつもお仕事お疲れさま。仕事が忙しくて最近はあまり一緒に遊べないけど、お父さんが仕事をしてくれるおかげで私は色んなことができます。ありがとう」と書かれた手紙をもらいました。
 手紙を読んだTさんは涙が溢(あふ)れました。経営者になってからは仕事に追われる日々が続いていましたが、当時の父も今の自分と同じように家族の幸せのために懸命に働き、家族との時間を作りたくても作れなかったことに気づいたのです。
 Tさんは翌日、1日遅れの父の日のプレゼントを贈りました。すると父から「プレゼントをいただき、心より感謝申し上げます」とお礼のメッセージが送られてきたのです。その言葉に、思わず目頭が熱くなったのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月19日(日)「父からのお礼」より

<今日の心がけ>
感謝の念を深めましょう

父からのお礼 感想

職場の教養6月19日の画像

 父親になったり、管理職になったり、社長になったり、立場が変わると社会の見え方が変わってきます。社会的な立場が変わってくると要求されることが多くなるので、その立場にたったとたんにとても忙しくなり、気張って仕事をこなすことになるでしょう。
そうしている間に、威張ってしまったり、現場や家庭のことが見えづらくなったりする副作用もあるかもしれませんが、その人が「仕事は、自分や家族や社会の幸せのために行なうものだ」と思い出すと、元に戻ります。

みんな、がんばっています。立場によって見え方が違うんだと認識しながら、それぞれを認めてあげましょう。許してあげましょう。

職場の教養 感想6月18日(土)「面倒なことの先に」

おはようございます。@ukara91です。
6月18日(土)の職場の教養は「面倒なことの先に」です。

面倒なことの先に

職場の教養6月18日の画像

 どんな仕事にもその仕事特有の苦労があるものです。
 一社員であれば「細かい作業が多く、手間暇かかる」、管理職であれば「問題対処に時間を割かれる」など、仕事の手順や社内のコミュニケーションに関して、面倒だと感じながら仕事をした経験はないでしょうか。
 面倒とは、「面倒を起こす」「面倒な手続き」というように、通常は手数(てかず)がかかって不快なことや煩雑(はんざつ)でわずらわしいという意味で使用されますが、「面倒を見る」「などのように協力や支援を行なうなどの意味もあります。
 ただし面倒と思う作業こそ、仕事を円滑に進め、成果につなげる鍵が隠れています。アニメーターである宮崎駿氏は、ドキュメンタリー番組ですぐれた作品を生み出すためには、「めんどくさいとの戦いなんだ」と語っています。
 物事を成し遂げるためには手間暇がかかるものです。人と人、仕事と仕事をつなげ結ぶことを面倒だと感じる時があるかもしれません。しかしながら、その仕事の意味を自分なりに見出し、小さなことにも心を傾けていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月18日(土)「面倒なことの先に」より

<今日の心がけ>
小さなことにも真心を込めましょう

面倒なことの先に 感想

職場の教養6月18日の画像

 人と人、仕事と仕事をつないでいきながら、自分を磨いていくことが人生の目的なのかもしれません。社会で活動していると、人間関係に悩まないことはありませんが、いっそのことそれを楽しんでしまうことで、前向きに乗り越えられるのだと思います。
何か問題を感じたら、「その問題を乗り越えることでコインをゲットできる」ぐらいの気持ちで淡々と乗り越えていきましょう。

職場の教養 感想6月17日(金)「足跡を辿る」

おはようございます。@ukara91です。
6月17日(金)の職場の教養は「足跡を辿る」です。

即席を辿る

職場の教養6月17日の画像

 かつてアメリカの雑誌、『ライフ』が発表した「この1000年の間で最も重要な人物トップ100ランキング」は、当時、大きな反響を呼びました。
 主に科学、政治、芸術、思想などの分野で活躍した人物が選出され、代表的な人物に、現代物理学の父・アインシュタイン、発明王・エジソン、民主主義の父と呼ばれるリンカーンなどが名を連ねました。
 日本から唯一選ばれたのは、代表作「富嶽(ふがく)三十六景」で知られる江戸時代の画家・葛飾北斎でした。色彩と創造性に富んだ北斎の浮世絵作品は、日本の文化・絵芸術性の高さを改めて世界に向けて発信することとなりました。
 多くの先人たちが築き上げた知恵や叡智という土台の上に、人類文化が発展したことで、私たちは豊かな暮らしを育んでおります。
 昨今、書籍だけでなくインターネットなどの情報ツールによって、先人の生き様や功績を以前よりも簡単に知ることができるようになりました。今一度、社会の発展に寄与貢献してきた先人を知り、感謝の思いを深めていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月17日(金)「足跡を辿る」より

<今日の心がけ>
先人の功績を知りましょう

足跡を辿る 感想

職場の教養6月17日の画像

 多くの先人のおかげで、私たちは豊かな生活をさせてもらっています。その知恵や工夫には本当に感謝申し上げます。
 でも近年(特に戦後)は、「社会の為」ではなく「お金」や「自分」の為に活動する人が多くなり、社会を良くしていこうという人物が少なくなってきたのかもしれません。先人の足跡に感謝しながら、自分もやがて「先人」になることを自覚しながら、自分の力をどのように社会に活かしていくか?を考え、自分の足跡を後世に残せるように生きていきましょう。