職場の教養 感想「生い立ちを知る」

おはようございます。@ukara91です。
8月3日(火)の職場の教養は「生い立ちを知る」です。

生い立ちを知る

 「金魚すくい」などで昔から親しまれてきた金魚は、およそ2千万年前に中国で発見された、突然変異の赤いフナ(緋ぶな(ひぶな))が祖先といわれています。
 日本への伝来については諸説ありますが、約4百年前から5百年前に伝わったという説が有力です。それから品種改良が重ねられ、様々な品種となって、現在に受け継がれているのです。
 さて、金魚を飼育する場合は、水槽の掃除や水の入れ替えなど水質管理が肝要です。それを怠ると、すぐに病気になってしまいます。
 また、自然に帰そうと河川に流してしまうと、適応できずに、死んでしまいます。万が一、生き残っても元々の生態系を壊してしまう可能性があります。
 金魚に限らず、先人たちの知恵によって改良が重ねられ、今現在、存在している生き物が数多くあります。扱い方を間違えると、人に危害を加えたり、自然の生態を壊してしまう危険性があることを心したいものです。
 身近な生き物の生い立ちや経緯を探り、正しい扱い方を知りましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月4日(火)「生い立ちを知る」より

<今日の心がけ>
生き物の性質を知りましょう

生い立ちを知る 感想

今日の職場の教養は金魚のルーツについて、簡単に触れられています。
金魚を自分に置き換えて思考してみると、どんな風に感じますか?

人も生まれ育った国や環境により、思考が変わります。
「生い立ちや経緯を知り、正しい扱い方を知りましょう」は、他人に対しても言えることなのだと思います。「扱い方」という言い方はちょっと機械的にきこえますけどね笑

そして何よりも自分の生い立ちを知る事も必要です。
親や祖父母。その先の先祖がどこでどのように生活していたのか?何を生業にしていたのか?聞ける人がいるならできるだけ聞いておくと良いと思います。
古くて大きなお寺に墓がある家庭なら、お寺に聞いてみると家系をたどってくれるかもしれません。自身の思考は家系から必ず影響を受けているものです。

自身の生い立ちを知り、自身の正しい扱い方を知る事で、人生は生きやすくなるのかもしれません。

職場の教養 感想「ラジオ体操の効用」

おはようございます。@ukara91です。
7月28日(火)の職場の教養は「ラジオ体操の効用」です。

ラジオ体操の効用

 ラジオ体操のルーツは、94年前の昭和元年(1926)に、旧逓信省簡易保険局が制定した「国民保険体操」にまで遡ります。
 「簡単、容易で誰にでもできるもの」「どこでもすぐやれるもの」「調子がよく気持ちの良いもの」といったコンセプトの元、国民の体力向上と健康の保持や増進を狙いとして定められました。
 しかし、当時のラジオは高級品で、誰もが手にすることはできません。そこで、ラジオを所持する人を中心にして毎朝決められた場所に人々が集まり、体操をすることになりました。それが後々、広がったのです。
 学校の体育の授業でラジオ体操をした人は多いでしょう。また、職場の朝礼で取り入れている企業もあるでしょう。
 体操には、呼吸や消化機能の促進、体力の向上、肩こりの改善や腰痛の予防など、様々な効用があります。
 朝の時間帯に僅かな時間でも体を動かし、健康維持に努めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月28日(火)「ラジオ体操の効用」より

<今日の心がけ>
適度に体を動かしましょう

ラジオ体操の効用 感想

僕は田舎生まれ田舎育ちです。小学時代の夏休みは町内の定められた場所に小学生が集まり、ラジオから流れるラジオ体操を行うことでスタンプを集めて、夏休み明けの通学時に小学校に提出するのが夏の風習でした。

あの頃の「ラジオ体操」はフザケて行っていたのですが、大人になってからもラジオ体操に触れ合う機会は多く、時には真剣に行うようになりました。

すると、ラジオ体操は結構よい運動になることがわかります。真剣に体を動かすと適度な筋肉疲労とともに汗もでてくるし、普段気づかないような体の不具合も、ラジオ体操を行っていると痛みを感じ、不具合を見つけて処置することもできます。

たかが体操だと思っていましたが、バカにならないすごい効果があるのだと思います。今でもラジオ体操の軍隊チックな音楽を聞くと、小学時代の夏の早朝を思い出します。

職場の教養 感想「ふみの日」

おはようございます。@ukara91です。
7月23日(木)の職場の教養は「ふみの日」です。

ふみの日

 7月を旧暦では、文月(ふみづき)と呼びます。毎年7月23日は文月の「ふみ(23)の日として、手紙に親しんでもらうため、記念の郵便切手が発行されるなど、様々なイベントやキャンペーンが行われています。
 紫式部の『源氏物語』には、271通もの手紙が、物語の重要な場面で登場するそうです。その中に、「筆の跡は千年の後も賛美されるであろう」という手書きの文字の美しさを讃える和歌が出てきます。
 さらに、どのような色の和紙に書かれているのか、どのような香りが薫(た)きこめられているのかなど、手紙の筆者の心情や心遣いをくみ取ろうとする、雅(みやび)でこまやかな描写も出てきます。
 現在は科学技術の進歩により、効率的で迅速、便利なEメールなどが多く使われています。一方、手書きの手紙にはメールにはない良さ、温かみなどが感じられるものです。状況に応じて選択し、手書きの手紙にも親しみたいものです。
 時には、離れて暮らす家族や友人、知人に手紙を書いてみませんか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月23日(木)「ふみの日」より

<今日の心がけ>
手紙を見直しましょう

ふみの日 感想

手紙を書く機会はずいぶん少なくなってきました。
出したりもらったりする手紙は、結婚式や葬儀の出席依頼ぐらいでしょうか。

手書きの手紙となると、もうかなりレアです。小さい子供のいる家庭では、子供から感謝の手紙(短文)をもらったりすることがありますが、大人どおしで、特に20代〜50代ぐらいの、仕事現役世代での手書き手紙のやり取りはかなり貴重なものになってきました。

手書きの手紙は、心を込めて書かなければ文字で相手に何となく気持ちが伝わってしまいます。だからこそ、相手にしっかりと伝えたい事が無いときには書けないものです。

「ふみの日」というのは、手紙を書く丁度よいきっかけになるかもしれません。
この機会に、机の上に紙とペンを並べて手紙を書いてみたらいかがでしょうか?

家族や身近な人に手紙を書くのは、最初はハードルが高いかもしれません。
仕事の取引先相手に、「ふみの日という事で、手紙を書いてみました。いつもお世話になりありがとうございます。 改めまして今後ともどうぞよろしくお願い致します。」

こんな文面だけでも、手紙で相手に届くと相手は嬉しいものだと思います。

「ふみの日」というきっかけを利用して行動してみましょう。

職場の教養 感想「仕事の優先順位」

おはようございます。@ukara91です。
7月21日(火)の職場の教養は「仕事の優先順位」です。

仕事の優先順位

 やるべき仕事が複数重なっている時、何から手をつければ良いのか混乱したり、急ぎの仕事をその場しのぎで、こなしたりすることがあるでしょう。仕事の優先順位は、緊急度と重要度に振り分けることが大切です。
 例えば、重要な仕事をしている時に、メールでの問い合わせがあったとします。
自分にとっては最重要な仕事ではないとしても、相手にとって、その日のうちにメールを返信しなければならない急ぎの事項かもしれません。
 そのような時に、メールの返信を後回しにすると、うっかり忘れてしまうことがあります。または、気にかかって、仕事の集中力が欠けてしまうかもしれません。
 緊急の仕事は、気づいた時にサッと処理しましょう。そうすることで、重要な仕事と緊急の仕事が両立できるでしょう。てきぱきとした働きぶりは、職場に活気をも生み出すことでしょう。
 時には、多くの仕事を抱えることがあるかもしれません。緊急度と重要度を振り分けながら、自身の気づきを良き成果へと結びつけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月21日(火)「仕事の優先順位」より

<今日の心がけ>
気づきを活かしましょう

仕事の優先順位 感想

仕事に慣れないうちや、何かにわだかまりがある時には、仕事の優先順位を判断するのが難しいと感じるはずです。

この判断を誤ると重大なトラブルに発展することもあるので、優先順位の判断は仕事人として重要なスキルなのですが、このスキルは研修で教わったり先輩から事前に教えてもらったりする事が少なく、個人が経験によって身に付けていく特性があります。

顧客や、その先の顧客の事にも目を配り最適な対応ができるように、普段から自分の仕事がどのように顧客に受け取られて、その先の企業や最終的な使用者がどのうように商品やサービスを使うのかを知っておく必要があります。

これは、顧客との会話の中から聞き出したり、時には質問しながら知っていく事なので、顧客との関係性が近くないと情報が入ってきません。
仕事の優先順位のスキルを醸成し、磨いていくためにも顧客との触れ合いを大切にしていきましょう。

職場の教養 感想「夏の土用」

おはようございます。@ukara91です。
7月19日(日)の職場の教養は「夏の土用」です。

夏の土用

 今日は土用の入りです。
 「土用」は、暦の上で雑節(ざつせつ)とされているものです。四季それぞれに土用があり、立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間を指します。夏の土用の丑の日(うしのひ)には、鰻(うなぎ)を食べる風習がよく知られています。
 夏の土用の丑の日は、鰻に限らず「う」のつく食べ物が良いとされています。
例えば、「瓜」「うどん」「梅干」など、暑さで食欲が落ちる時期でも食べやすいものが挙げられます。
 また、この時期に「土用干し」として、湿気取りや防虫のために衣類や書物などを陰干しします。梅を干してカビを防ぐのも同様です。
 このような風習や伝統には、先人の知恵と工夫が込められています。また、過去の経験が集積して、継承されたものといえるでしょう。
 伝統を学ぶことは、その時代に生きた人々の暮らしに触れることにもつながります。日本の伝統を大切に継承したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月19日(日)「夏の土用」より

<今日の心がけ>
伝統や文化を大切にしましょう

夏の土用 感想

立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間が土用で、その間の丑の日が土用の丑の日です。

昔の暦は十二支で数えていました。

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い) が十二支です。

○月1日は「子」だとしたら、2日は「丑」。そのあと「寅」「卵」と続き、12日は「亥」で13日は「子」にもどります。

ですので、18日間に「丑」が2回来ることがあるという事になります。

鰻(うなぎ)好きの僕にとっては、ラッキーな風習ですが、こういう風習がないと昔の文化に触れることもありませんでした。

立春や立冬などの二十四節気とも連動し、季節や体や結構と密接に関わってくる日本文化は奥が深く、より深く知りたくなってきました。

職場の教養 感想「後輩の教科書」

おはようございます。@ukara91です。
7月16日(木)の職場の教養は「後輩の教科書」です。

後輩の教科書

 本日は虹の日です。「人と人、人と自然などが七色の虹のように結びつく日」という意味が込められています。
 17年目のベテランであるプロ野球選手の鳥谷敬(とりたに たかし)氏は、今年、千葉ロッテマリーンズに入団し、阪神に次ぎ、2球団目の選手生活を再スタートさせました。
 「生きた教材」と称される鳥谷氏の練習方法を吸収しようと若手選手たちは、身近に接しながら、手本にしています。鳥谷氏は、コンディショニングにも人一倍気を配り、「風邪知らず」といわれるくらい、体調面にも気をつけています。
 トレーニング方法はもちろん、体調面にも配慮している鳥谷氏の生活スタイルに、若手選手たちは注視しています。そして、鳥谷氏自身も、後輩への配慮を常に意識しながらトレーニングを積んでいるのだそうです。
 「虹の日」は、先輩が後輩をサポートする日でもあります。職場において、先輩社員は、虹の架け橋のごとく、後輩社員に心を配りながら、困った時には、いつでもアドバイスのできる存在となりたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月16日「後輩の教科書」

<今日の心がけ>
後輩の良きアドバイザーになりましょう

後輩の教科書 感想

教材となるような先輩はチームに必ずいます。
学ぶところが無いと思える先輩だらけと感じる場合は、別の角度から先輩を見てみましょう。悪い側面をかき分けてみると、必ず学ぶべき所があり、こちらがそれを見つけると、不思議を相手も自分の良い部分を見てくれるものです。

先輩と後輩という縦のラインがそうやって信頼で結ばれる組織は強いです。

学び合い、強いチームにしていきましょう。

職場の教養 感想「調和を図る」

おはようございます。@ukara91です。
7月14日(火)の職場の教養は「調和を図る」です。

調和を図る

 うまくつり合い、全体が整っている様を調和といいます。
 職場において、常に目指していきたい状態でしょう。調和を図ることは、個々人の力を引き出すことにつながります。
 職場に飾られる花を例にとると、バラやカーネーションは、花瓶に生(い)けられることでその良さが引き立つのです。
 一輪のバラが空き缶に入れられていては、その美しさは醸し出されません。花と花瓶のように、互いの質を引き出し合うのが調和といえるでしょう。
 さて、毎朝の朝礼を振り返ってみましょう。進行者やリーダーの声や姿勢と、朝礼に参加するメンバーの声や姿勢は調和が取れているでしょうか。
 朝礼は、社員同士の絆を深め、お互いの良さを引き出し合う場として積極的に活用しましょう。
 お互いに歩み寄り、相手の良さを高め合っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月14日(火)「調和を図る」より

<今日の心がけ>
互いの良さを引き出しましょう

調和を図る 感想

互いの質を引き出しあうのが調和と記されています。
いい言葉ですよね。

これに似た言葉で「平和」があります。
この言葉は調和と意味合いが異なり、一つの価値観に皆が合わせるという意味合いが強いかもしれません。
会社で言えば、強い上司の価値観に部下が合わせていくという事です。
一体感があるように聞こえますが、部下の個性や意見は押し殺すというような側面もあります。

「調和」がいいですね。


職場の教養 感想「昨日より美しく」

おはようございます。@ukara91です。
7月7日(火)の職場の教養は「昨日より美しく」です。

昨日より美しく

 明日ありと 思う心の あだ桜 夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは

 これは、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が松若丸と呼ばれた、幼少の頃に詠んだ歌です。
 弱冠9歳で作ったこの歌からは、今できることは今やるという、作者の人生観が伝わってくるようです。
 N子さんがこの歌を知ったのは、30歳を過ぎた頃でした。事務職に就き、日々、漫然と過ごしていた自分を恥ずかしく思ったと言います。
 これをきっかけに<親鸞聖人のようにはなれなくても、せめて今日1日だけでも悔いなく生きたい>と考えたN子さん。「目の前の気がついたことから改善していこう」と決心したのでした。
 まず、「今日できることは今日やり、昨日より少しだけ前進する」という気持ちで次のことに取り組みました。それは、「お礼の手紙を書く時は、字をより丁寧に書く。職場の共有物を昨日よりも、きれいになるように磨く」などです。
 現在は、より充実した毎日になったと、N子さんは笑って語ります。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月7日(火)「昨日より美しく」より

<今日の心がけ>
昨日の自分より前進しましょう

 昨日の自分より一歩前進。少しゆるいとも思えるこの感覚が、成長には一番必要な事かもしれません。
大きな目標を立てて挫折するより、昨日よりひとつでも前進している感覚に満足感を得て、「次もがんばるぞ!」と思考した方が心が前向きですよね。

そして人生は前進ばかりではなく、後退もあります。
3歩進んで2歩下がるのが当たり前という感覚で、しぶとく前進を続けることが肝心です。

どんな時でも、目の前には課題があるはずです。
1つづつ歩を進め、解決していきましょう。

職場の教養 感想「四季の恵み」

おはようございます。@ukara91です。
6月26日(金)の職場の教養は「四季の恵み」です。

四季の恵み

 梅雨の時期は、「洗濯物が乾かない」「傘が手放せない」と不満に思い、晴れた空を待ち望む人がいるかもしれません。
 天候気候は、自然からのいただき物です。人間の力で雨を止ませたり雲を動かしたり、台風を遠ざけたりすることはできません。では、どのように受け入れたらよいでしょうか。
 この時期に降る雨は、食卓にのぼる米や野菜などの食材に大きな影響を及ぼしてくれます。
 例えば、稲は、雨によって田んぼに水を張ることができ、秋の実りに向けて成長します。雨の恵みによって、私たちは命の糧を得ているといえます。
 雨も寒さも暑さにも、そのものに善し悪しがあるわけではありません。「嫌だ」「寒い」「暑い」と、自分の捉え方によって良くも悪くもなるのです。
 春、夏、秋、冬、と四季に順い(したがい)、どのような気候であっても受け入れて、日常生活を送っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月26日(金)「四季の恵み」より

<今日の心がけ>
天候気候を受け入れましょう

「四季の恵み」感想

 「天災」などの自然災害を経験すると、「なんで自分がこんな目に合うんだ」という天を恨む気持ちになります。天災で家族を亡くしたりすれば当然の気持ちです。

しかし、時が経つと抗うことのできない自然への畏敬の念も湧いてきます。

日本は天災が多い上に、四季があり常に変化しています。そのお陰で、抗うことのできない自然が常に巡回していることを日本人は生まれながらに知っています。
日本人の豊かな感受性は、ここから育まれているのだと思います。

四季の無い国もあります。現代は、四季の無い国へも移住ができますが、今与えられている環境は四季の彩りがある日本。せっかくですので、この彩りの中で人生を楽しんでいきましょう。

職場の教養 感想「良かれと思った行動」

おはようございます。@ukara91です。
6月25日(木)の職場の教養は「良かれと思った行動」です。

良かれと思った行動

 自分の立場や役割を知ることはとても大切なことです。
 新入社員のC君は入社後、積極的に仕事に向かっていました。出勤後、自分の机回りや会社内の清掃、など<自分ができることは何でもやろう>と意欲的に取り組んでいたのです。
 ある日、出勤すると先輩の机の上の書類が散乱していました。<昨日は片づける時間がなかったのだろう。すぐ仕事に取りかかれるように整理しておこう>と机の上を手際よく片づけ、席に戻りました。
 しばらくすると、「誰が私の机の上を片づけてくれたのかな」と先輩の声が聞こえてきました。C君がすかさず「私がやりました」と答えました。
 すると、「片づけてくれたことは感謝するが、私なりの仕事の段取りがある。今後は私に確認をとってから行動してくれると助かるよ」と、告げられたのです。
 <良かれと思ってやったことが、逆に相手の迷惑になることもある>と知ったC君。それ以来、状況を見て確認することを、心がけるようになりました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月25日(木)「良かれと思った行動」より

<今日の心がけ>
確認をして行動をとりましょう

 出勤後に自分の机回りや会社の清掃に、意欲的に取り組んでいるC君にとって、先輩の机の上が散乱していれば片づけたくなると思います。
段取りがあるにせよ、片付けておく事が基本なのでC君には少し気の毒な出来事だったかもしれません。

しかし、片づけた事によって、先輩の仕事がスピードダウンしたと思われるので、今回は確認してから片付けるべきだったと思います。
でもでも、「今後は机の上が散乱していたら僕は片づけてしまうかもしれません」と意気込みを話し、常に皆が机の上を整然と片付けるクセを付け、それが継続されている会社が一番よいとおもいます。