職場の教養 感想10月13日(木)「自己受容」

おはようございます。@ukara91です。
10月13日(木)の職場の教養は「自己受容」です。

自己受容

職場の教養10月13日の画像

 誰にでも長所と短所がありますが、ありのままの自分を無条件に、肯定的に受け止めることを「自己受容」といいます。
 Yさんはせっかちで大雑把なところがあります。衣類についている洗濯表示をよく見ないで乾燥機にかけて、縮めてしまうこともありました。
 <ていねいにしなければいけない>と思えば思うほど焦って些細なミスをしてしまい、できない自分を責めて、段々と自己嫌悪に陥っていたのです。
 ある時、改善する方法を友人に尋ねてみたところ、「短所を長所に言い換えてみたらいい」と言われました。よく考えてみると「大雑把」ということは、「細かいことに囚われない」という長所に言い換えられると思ったのです。
 そう考えると、心が軽くなった気がすると同時に、<長所も短所も含めて自分なのだ>と受け止められるようになり、前向きな気持ちになれたのです。
 誰にでも短所はありますが、ありのままの自分を受け容れられるようになったとき、新たな自分を発見できるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月13日(木)「自己受容」より

<今日の心がけ>
新しい自分を見つけましょう

自己受容 感想

職場の教養10月13日の画像

 ミスをした時には、そんな自分を「かわいい」と思うとよいと思います。
そう思えないという人は、声にだして「かわいい」と言ってみましょう。言葉にすると気持ちもついてきます。完璧な人などいないのですから、ミスをしてしまった自分がまだまだかわいい存在だなと思うことで、前向きな気持ちを取り戻しましょう。

短所のある人は人間らしくてかわいくて、成長の余白があり人生を楽しめるのかもしれません。

職場の教養 感想10月12日(水)「一時的中断からの発見」

おはようございます。@ukara91です。
10月12日(水)の職場の教養は「一時的中断からの発見」です。

一時的中断からの発見

職場の教養10月12日の画像

 印刷業を営んでいるCさんの職場では、本誌を活用した活力朝礼を取り入れています。
 ある時、職場の朝礼のプログラムを担当するリーダーが長期出張のためオフィスを留守にすることになり、二週間、朝礼の実施を控えることになりました。
 ところが朝礼を中断して一週間が経過すると、どことなく職場の雰囲気がギクシャクし、従業員どうしの報告、連絡、相談が滞ってしまったのです。さらには、今まで発生しなかったミスが頻繁にするようにもなりました。
 毎日、リーダーの指示の下、実施していた朝礼によって、「風通しがよくなり、皆の結束力が強くなる要因だったんだ」とCさんは改めて痛感したのです。
 やめてみることで客観的に朝礼の効果が分かったCさんの職場では、リーダーがいなくても朝礼が進行できるようにプログラムを見直し、再開したのでした。
 業務においても改めて振り返ってみることで、新たな気づきや発見があるものです。客観的に業務を顧みて、さらなる改善につなげていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月12日(水)「一時的中断からの発見」より

<今日の心がけ>
日々の業務の点検をしましょう

一時的に中断からの発見 感想

職場の教養10月12日の画像

 毎日続けている行動には、リズムが出てきます。それが突然中断されるとリズムが崩れてしまいがちですよね。
朝礼だけではなく、毎朝元気に挨拶してくれる同僚などもリズムとなります。
毎日の行動が一時的に中断されるだけで、自分がいかに周囲に支えられてリズムを維持できてきるのかがわかります。
改めて周囲に感謝しましょう。

職場の教養 感想10月11日(火)「心癖(こころぐせ)を知る」

おはようございます。@ukara91です。
10月11日(火)の職場の教養は「心癖を知る」です。

心癖を知る

職場の教養10月11日の画像

 「無くて七癖」と言われるように、誰しも少なからず癖があるものです。
 一般的に、癖と言えば「口癖」という言葉に象徴されるように言動に表れると思われがちですが、辞書によると「かたよりのある好みや傾向が習慣化したもの」という意味で、言動だけでなく心に表れることもあります。
 例えば、心配する心が常態化した「心配性」や、何事においても急ぐ「せっかち」などは心の癖と言えるのではないでしょうか。
 癖を改善するには、はっきりと自分の癖を自覚することです。さらに、気づいた時に意識的にやめることが肝要です。
 心配する心が出た時は「目の前のことを一所懸命やる」と自分に言い聞かせ、急ぐ心が出た時は「目の前のことを一所懸命やる」と自分に言い聞かせ、急ぐ心が出た時は深呼吸をして「じっくり行なっていく」と意識しましょう。
 しかし、このような心癖は良き個性と受け止めることもできます。「心配性」の人は準備を万全にする人であり、「せっかち」な人は物事を迅速に処理する人でもあります。心癖と向き合いながら、自己の強みを磨いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月11日(火)「心癖を知る」より

<今日の心がけ>
自分の強みを磨いていきましょう

心癖を知る 感想

職場の教養10月11日の画像

癖も個性です。人に迷惑を掛けてしまうような癖なら、「そんな自分もかわいい」と思いながら、徐々に直していきましょう。また、そういう癖がある人ならではの人によい影響を与える癖も必ずあります。それを見つけて磨いていきましょう。

職場の教養 感想10月10日(月祝)「絵本に込めたメッセージ」

おはようございます。@ukara91です。
10月10日(月)の職場の教養は「絵本に込めたメッセージ」です。

絵本に込めたメッセージ

職場の教養10月10日の画像

 プロバスケットボール選手で、「千葉ジェッツふなばし」に所属する佐藤卓磨選手は、『ぼくはキリン』という絵本を制作し、県内の図書館などに寄贈しました。
 この絵本は、長い首にコンプレックスを抱いていた引っ込み思案(ひっこみじあん)のキリンが、バスケットボールを通して少しずつ自分の強みに気づき、自信を取り戻していくという内容になっています。
 絵本には、物語を通して伝えたいメッセージが込められています。それは子供だけでなく、大人にとっても重要な学びになるものです。
 ノンフィクション作家の柳田邦男氏は「絵本は人生で三度読むべきもの」とし、その三度とは「自分が幼い時」「親になって子供を育てる時」「人生の後半、祖父母の時」と語っています。
 子供の頃に読んだ絵本を大人になって改めて読むと、当時は気づかなかった学びの要素に気づけるかもしれません。
 時には絵本を手に取ってみるのも良いのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月10日(月)「絵本に込めたメッセージ」より

<今日の心がけ>
絵本を通して学びを深めましょう

絵本に込めたメッセージ 感想

職場の教養10月10日の画像

 一度経験したものや、見たものでも、見る側の人間の成長度によって見え方が異なってきます。小さい頃に経験し、大変な思いをした事でも、大人になってから同じ経験をすると、何の負担にも感じなかったりします。
以前住んでいた街に行ってみると、街が小さく見えたりしますよね。
自分の成長を確認する意味でも、小さい頃に行った場所や本を見てみるとよいと思います。

職場の教養 感想10月9日(日)「潜在能力の発揮」

おはようございます。@ukara91です。
10月9日(日)の職場の教養は「潜在能力の発揮」です。

潜在能力の発揮

職場の教養10月9日の画像

 潜在能力とは、まだ表に現れていない内に秘められた能力のことですが、すでに表に現れていて現在発揮されている能力は顕在能力といいます。
 人は潜在能力の内、使っているのは数%ともいわれています。では、秘められた潜在能力に気づき、発揮するためにはどうすればいいのでしょうか。
 プロ野球の福岡ソフトバンクホークスで監督を務めた工藤公康氏は、講演会の中で、「潜在能力はみんなが持っているもの。自分で引き出す訓練をしないといけない」と話しています。
 ここで言う訓練とは例えば、苦手だと思っていたことでも、地道にコツコツ取り組むことで苦手を克服し、時にはそれが得意なことになることもあるでしょう。
 また、好奇心を持って新しい分野に挑戦し続けると、これまで気づかなかった自分の得意なことに気づける可能性もあります。
 潜在能力を引き出すには時間がかかりますが、自分の能力を決めつけずに取り組むことで、さらなる成長につながるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月9日(日)「潜在能力の発揮」より

<今日の心がけ>
様々なことに取り組みましょう

潜在能力の発揮 感想

職場の教養10月9日の画像

 誰にでも必ず能力があります。なかなかその能力に巡り会えない時でもそれを苦しいと感じる必要はありません。それは「必ずある」のですから、じっくりと宝探しを楽しめばいいのです。

職場の教養 感想10月8日(土)「十三夜」

おはようございます。@ukara91です。
10月8日(土)の職場の教養は「十三夜」です。

十三夜

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 十三夜は「後の月」と呼ばれ、十五夜の約一ヶ月後に巡ってきます。十五夜は中国から伝わってきた風習ですが、十三夜は日本固有の風習です。
 その由来は諸説あり、平安時代の宇多(うだ)天皇が愛でたのが始まりだという説や、稲の収穫を終える頃に当たることから収穫祭の一つだったのではないかという説などがあります。
 夏の暑さが残っていて雨の多い十五夜よりも十三夜の頃は晴れることが多いため「十三夜に曇りなし」とも言われています。
 また、十五夜だけを愛でるのは「片見月(かたみつき)」と呼ばれ縁起がよくないため、十五夜にお月見をした時には十三夜にも必ずお月見をするものとされていました。
 昔の人は完全な姿の満月だけでなく、満月が少しだけ欠けた十三夜の月に趣を感じていたようです。
 日本人には、不完全なものに美しさを見出す美意識があります。そうした価値を見出だし、良しとする「侘(わび)」「寂(さび)」の精神で月を愛でたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月8日(土)「十三夜」より

<今日の心がけ>
月を愛でましょう

十三夜 感想

職場の教養10月8日の画像

 月は色んな表情を見せてくれますね。肌寒くなってくる時期の欠けた月に風情を感じる日本人の感性が、日本文化を磨いてきました。おんなじ月を見ることができる我々現代の日本人も何か生み出していきましょう。

職場の教養 感想10月7日(金)「収穫の秋」

おはようございます。@ukara91です。
10月7日(金)の職場の教養は「収穫の秋」です。

収穫の秋

職場の教養10月7日の画像

 米の収穫期を迎えました。米は、春の種まきから始まり、田植え、稲刈り、脱穀、精米、炊飯という過程を経て食卓に並べられます。
 日本の稲作の歴史は古く、縄文時代後期にまで遡ります。その長い歴史の中で、灌漑用水や農業技術などが発達し、それぞれの米の特色を活かした品種改良が加えられ、今では五百種ほどが品種登録されているのです。
 日本では米は食物としてだけでなく、経済的にも大きな役割を果たしてきました。江戸時代には「検地」と呼ばれる農地の面積や収穫量を調査しました。
 そして、米の生産量を「石(こく)」という単位で表し、年貢として徴収するなど通貨のような役割で経済の中心的な使われ方をしてきたのです。
 稲作は天候に左右されます。1993年には冷夏による不作で米不足となりました。「平成の米騒動」と呼ばれ、社会を揺るがす事態にもなりました。
 お茶碗一杯の米は三千粒以上といわれています。その一粒一粒に日本を支えてきた歴史と多くの労力が刻まれていることに感謝して頂きたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月7日(金)「収穫の秋」より

<今日の心がけ>
米一粒への感謝を深めましょう

収穫の秋 感想

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 日本は、稲作とともに発展してきました。稲作が発生したことで、その土地に定住できるようになり、文化も発展していきました。今でも天皇が田植えや収穫を行うのも、稲作とともに発展していた日本の中心に天皇がいたからだと思います。

収穫の秋。青森の三内丸山遺跡など縄文文化に触れてみてはいかがでしょうか。

職場の教養 感想10月6日(木)「変化の秋」

おはようございます。@ukara91です。
10月6日(木)の職場の教養は「変化の秋」です。

変化の秋

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 涼しく過ごしやすい秋は、夏の暑さから冬の寒さへと移ろう、変化の季節でもあります。木々の葉が色づいていく紅葉も、秋ならではの特徴でしょう。
 「天高く馬肥ゆる秋」(てんたかく うまこゆるあき)と表現されるような透き通った秋晴れの日もあれば、雨が気まぐれに降っては止む時雨(しぐれ)の日もあります。時には台風などにより、大自然の力を目の当たりにすることもあるでしょう。
 また、秋は、寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。それに伴い、健康には気を配りたいものです。
 季節の移り変わりという大きな変化には、心の備えが肝要です。必要を感じたらすぐに衣更えを行う、温度調整がしやすいよう着脱が容易な服を着るなど、その日その時に沿う生活を心がけましょう。
 千変万化(せんぺんばんか)していく天候気候に順応するよう努めていれば、業務や日常生活の中で起こる様々な事態にも的確に対応できる、柔軟性のある心が培われていくことでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月6日(木)「変化の秋」より

<今日の心がけ>
順応力を養いましょう

変化の秋 感想

職場の教養10月6日の画像

 人間は動物と違って、気温の変化に対して服装を変えて季節を楽しむことができます。きっと、動物から見ればとても羨ましいと思います。季節の変化で体調を崩したりすることもあるかもしれませんが、せっかく変化を楽しめる能力が備わっているのですから、しっかりと楽しんでいきましょう。

職場の教養 感想10月5日(水)「失敗から学ぶ」

おはようございます。@ukara91です。
10月5日(水)の職場の教養は「失敗から学ぶ」です。

失敗から学ぶ

職場の教養10月5日の画像

 プロ野球界で名将として名を馳せた野村克也氏は、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と述べました。
 この言葉は、江戸時代中期の剣豪であり、かつて現在の長崎県にあった肥前国(ひぜんのくに)・平戸藩(ひらどはん)の藩主である松浦静山(まつらせいざん)の剣術書『常静子剣談』の中に書かれた言葉を引用したものです。
 失敗したら必ずその失敗につながる行動があったと捉え、原因を探るべきでしょう。野村氏は、負けた時に、「敗因はどこにあったのか」「どうすればそのミスをなくすことができたのか」とチームで考える時間を設けました。
 こうした時間が、選手たちの失敗について考える力を促し、強豪チームを作り上げる一助となりました。
 ビジネスの世界においても、同様のことが当てはまるのではないでしょうか。
失敗をして、苦境に陥った時こそ、その原因をしっかりと追求し、成功の糧としたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月5日(水)「失敗から学ぶ」より

<今日の心がけ>
失敗を成功の糧にしましょう

失敗から学ぶ 感想

職場の教養10月5日の画像

 失敗は成功の素です。失敗の原因を追求して、改善を続けていけば、必ず失敗しなくなります。失敗したら落ち込むのではなく、「成功に一歩近づいた」と考え、一歩一歩前進しましょう。

職場の教養 感想10月4日(火)「虫の声」

おはようございます。@ukara91です。
10月4日の職場の教養は「虫の声」です。

虫の声

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 埼玉県熊谷市の「荒川・押切の虫の声」は、環境省が選定した「残したい日本の音風景(おとふうけい)100選」の一つです。
 八月下旬から十月上旬の夕方以降にスズムシ、キリギリスなどの鳴き声が楽しめます。そのほかにも、大阪府大阪市の「淀川河川敷のマツムシ」や、宮城県仙台市の「宮城野スズムシ」などが音風景100選に登録されています。
 また、文部省唱歌(もんぶしょうしょうか)の「虫のこえ」の歌詞に「秋の夜長をなきとおす おお面白い虫のこえ」とあるように、過ごしやすくなる秋の夜長には虫の鳴く声が一層心地よさを増しています。
 そういった虫の鳴き声も、海外の人には単なる「音」にしか聞こえないとされています。実際、日本語で使われる蝉の「ミーンミーン」などのような虫の声を表す擬声語(ぎせいご)は、言語学的にも珍しい存在のようです。
 虫の鳴き声を風情と感じられるのは日本人特有だといわれます。大自然や四季に興味関心を持ち、虫の声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月4日(火)「虫の声」より

<今日の心がけ>
自然の音に親しみましょう

虫の声 感想

職場の教養10月4日の画像

 虫は生き物です。虫の鳴き声を生き物の声と感じる民族と、虫の声が雑音に聞こえる民族では、根本的な感性がちがうのでしょう。
古代に文明が栄えた場所は、全てを消費しつづけて土地は砂漠になっていきましたが、縄文文明のように、日本人は土地を砂漠化させずに豊かな文明を築いていきました。
虫の声を生き物の声と感じる感性が、そうさせたのかもしれません。

虫の声に耳を澄ませながら、祖先から受け継いだ感性に感謝してみましょう。