職場の教養 感想7月10日(月)「日頃の心配り」

おはようございます。@ukara91です。
7月10日(月)の職場の教養は「日頃の心配り」です。

日頃の心配り

職場の教養7月10日の画像

 広告代理店に勤めるKさんは、日々、上司に同行して得意先を回っています。
 ある日、長年の顧客から「あなたは良い上司のもとでお仕事できて幸せね」と声をかけられました。理由を聞くと、上司は心配りができて気持ちよく仕事を任せられる存在だからとのことでした。
 そう言われ、Kさんは改めて上司の所作を観察するようにしました。
 すると、時候の挨拶に加え、服装や所持品について話に触れてから商談に入っていることに気づきました。また、年配の人へは文字の大きな資料を用意する、商品見本の現物を持参するなど、いつも自然な心配りがなされていたのです。
 「私も若い頃は、細かいことにまで気が回らなかったものだ。相手に関心を持ち、最善の提案ができるように努めると、相手に喜ばれる仕事がdけいるようになるよ」と上司は経緯を教えてくれました。
 それまで、身だしなみなど、表面的なことばかりに気を取られていたKさんは、心を込めた接客に徹しようと上司の言葉をかみしめたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月10日(月)「日頃の心配り」より

<今日の心がけ>
相手の立場に立ちましょう

日頃の心配り 感想

職場の教養7月10日の画像

 相手の立場に立つのはなかなかイメージしずらいものかもしれません。
自分の魂が抜けて、相手の体に入り、相手の目から何がみえるか?という感じで想像してみるといいと思います。
相手の職場で、相手の目や耳からどんなことを感じるか?を少し考えてみるだけで、相手の立場に立った提案や声かけができるはずです。
これが、自然にできるようになるといいですね。

職場の教養 感想7月9日(日)「情報の選択」

おはようございます。@ukara91です。
7月9日(日)の職場の教養は「情報の選択」です。

情報の選択

職場の教養7月9日の画像

 営業職のAさんは、大きな取引先へのプレゼンテーションを任されました。
 Aさんにとっては入社以来の大役です。張り切って資料を集め、構成を練り、連日遅くまで発表の準備を行ないました。その結果、当日は言いよどむことなくプレゼンはスムーズに進行し、その後の質疑応答まで順調に運んでいました。
 しかし、持ち時間の終わり際になって、資料に掲載した表の数字が間違っていると、取引先の重役から指摘されたのです。
 その表は、インターネットで見つけ、出典を確認せずに採用してしまったものでした。当然今回は契約に至らず、Aさんが後日お詫びに訪問すると、担当者が正しいデータを用意してくれたのです。
 温かな心遣いに触れると同時に、Aさんは情報元の確認、信頼度の高いデータを提示する重要性を痛感したのでした。
 誤った情報の発信は会社や個人の信頼を損ないます。情報の溢れる現代社会においては、その取捨選択が要となるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月9日(日)「情報の選択」より

<今日の心がけ>
情報を正しく扱いましょう

情報の選択 感想

職場の教養7月9日の画像

 インターネットの発達により情報はどこからでのアクセス可能となり、世の中には情報が溢れる世界となりました。しかしその中には意図して世論を誘導するための嘘情報や、まったくのデタラメ情報もあります。
必要な情報を調べる時には、その情報がただしいのかどうか?を調べ、調べる際には情報の出典を明確にすることが必要です。

正しい情報かどうか調べずらいものもあります。
例えば、今行われているロシア・ウクライナの問題も、テレビや新聞では「ロシアが悪い」の一点張りです。「ウクライナが原因を作った」や「ウクライナをコントロールしているアメリカが悪い」という情報もたくさんあるのです。
わからない事は、それぞれの立場から冷静に洞察する必要があります。
情報化社会で問われる能力は、情報の真偽を見極める洞察力と言えます。

職場の教養 感想7月8日(土)「宵越しの金は持たず」

おはようございます。@ukara91です。
7月8日(土)の職場の教養は「宵越しの金は持たず」です。

宵越しの金は持たず

職場の教養7月8日の画像

 「宵越しの金は持たず」は江戸庶民の生活から生まれた言葉といわれています。
 宵越しとは、一夜を経ること、次の日まで持ち越すことです。その日1日生活するだけのお金があれば十分、という江戸っ子のいさぎよい気性が感じられます。
 江戸に住む庶民は、ほとんどが現在でいう集合住宅である長屋で暮らしていました。長屋は木造で、いったん火事となれば、隣近所に燃え移りました。
 火災の多い江戸では、立派な家や家財道具など、資産を貯め込んでも持って逃げられなかった事情もあり、このような考えが定着していたようです。
 多発する火事に備え、消防組織は多くの人が従事しました。町人によって組織された町火消、武士によって組織された武家火消とあり、さらに武家火消は幕府直轄の定火消(じょうびけし)と、大名の命じる大名火消が存在したと記録されています。
 また、裕福な商人は頑丈な土蔵を設け、千両箱や家宝、米、味噌、醤油などを守り、災害に見舞われたときには、町の復興のために拠出していました。それぞれが助け合いながら、逞しく、生活を営んでいたようです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月8日(土)「宵越しの金は持たず」より

<今日の心がけ>
助け合いの精神を育みましょう

宵越しの金は持たず 感想

職場の教養7月8日の画像

 「その日暮らし」もスリルがあって楽しい人生なのかもしれません。

職場の教養 感想7月7日(金)「心の若さ」

おはようございます。@ukara91です。
7月7日(金)の職場の教養は「心の若さ」です。

心の若さ

職場の教養7月7日の画像

 「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う」
 これは、アメリカの実業家、サムエル・ウルマンが70歳を超えてから書いた詩の一部です。青春とは、50歳であろうと70歳であろうと、心や気持ちが若く、イキイキとしている時のことだと読み取れるでしょう。
 私たちは、年齢を重ねていく中で、<若くありたい>とか<若く見られたい>との思いがあるようです。
 確かに、若さを保つためには、見た目や体力は大切です。しかし、どんなに見た目をつくろっても、何かに挑戦したり、自分を成長っせようとする前向きな気持ちが伴わなければ、若々しく生きることはできないでしょう。
 では、そうした前向きな気持ちを持続させるにはどうしたら良いでしょうか。
まずは、家族や周囲の人に対しての感謝の心を持つことです。
 感謝の心が増幅し、その思いが行動につながって、心の若さを保つことができるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月7日(金)「心の若さ」より

<今日の心がけ>
周囲の人に感謝しましょう

心の若さ 感想

職場の教養7月7日の画像

 心がときめいている期間が青春というのだと思います。
一生青春で活動することも可能です。

職場の教養 感想7月6日(木)「立場と役割」

おはようございます。@ukara91です。
7月6日(木)の職場の教養は「立場と役割」です。

立場と役割

職場の教養7月6日の画像

 人は性別、年齢をはじめ、容姿や性格など、それぞれに違いがあります。たとえ似通った人がいたとしても、まったく同じという人は存在しません。必ずとこかに違いがあり、一人ひとりが唯一無二の存在といえます。
 一人ひとりに違いがあるように、求められる役割にも違いがあります。人が複数集まって何かをしようとする時は、まず自分自身が、他の人と何が違うのかを自覚することが第一歩となります。
 例えば職場では立場の違いがあり、それは相手との関係性によって変化します。
上司からみれば自分は部下でも、後輩から見れば自分が先輩になります。
 また、こうしたことは家庭やそのほか様々な場面でも当てはまるでしょう。その時々で変化する自分の立場を理解して、相応しい立ち居振る舞いができないと、集団の和を乱し、周囲に無用なストレスを与えてしまいます。
 その時その場で変わる自分の立場を自覚し、立場に応じた役割を果たしていけば、そこで求められる人となるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月6日(木)「立場と役割」より

<今日の心がけ>
立場に応じた役割を果たしましょう

立場と役割 感想

職場の教養7月6日の画像

 自分の思う立場や役割と、相手の考える立場や役割は異なることがあります。
ここに差があっては努力のしようも無いので、立場や役割をこなすには、自分に何を求めるのか?を常に周囲が自分に対して発言できる関係性を作る必要があります。
これができると、「立場」と「役割」はすでにこなせているものです。
周囲と適度な距離感でなんでも話し合いのできる関係をつくりましょう。

職場の教養 感想7月5日(水)「行うべきタイミング」

おはようございます。@ukara91です。
7月5日(水)の職場の教養は「行なうべきタイミング」です。

行なうべきタイミング

職場の教養7月5日の画像

 何かを依頼されたら、できるだけ早く着手すると、物事がスムーズに運ぶことが多いと言われています。
 ある時、Dさんは、先輩のKさんが取引先に電話をかけた際に、先方の担当者が不在であることが少ないと気づきました。
 Kさんは、上司から取引先への確認事項を伝えられると、行なっていた業務の手をいったん止めて先方の担当者にすぐに電話をしています。すると、多くの場合担当者が対応してくれるのです。
 一方、Dさんは、支持を受けてもその時自分が行なっていた仕事が一段落するまで、取引先への電話を後回しにしていました。そして、後で電話をしても担当者と話ができないケースが多いのです。
 こうした経験からDさんは、指示があった時をチャンスと捉えることや、やるべきことを後回しにせず、すぐに取り組むことの重要性を実感しました。
 日頃から思い立ったらすぐに行動に移す習慣を身につけていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月5日(水)「行なうべきタイミング」より

<今日の心がけ>
すぐに取り組みましょう

行なうべきタイミング 感想

職場の教養7月5日の画像

 「やれ」と言われたことはすぐにやる。これは仕事の鉄則です。
しかし、「やれ」と言われることが増えてくると、その中での優先順位はつけずらいものです。
普段から「待ち受け」状態だと、いろんな方向から指示が飛んできて戸惑ってしまいます。自分の仕事の領域や専門性を確立し、自発的に仕事に取り組むことが必要です。

職場の教養 感想7月4日(火)「不得意な仕事」

おはようございます。@ukara91です。
7月4日(火)の職場の教養は「不得意な仕事」です。

不得意な仕事

職場の教養7月4日の画像

 職場では、時に不得意な仕事を担当することもあるでしょう。入社3年目のAさんは、この春に営業部からデータ管理部へ異動しました。
 コミュニケーション能力が高く、どこへでも喜んで営業に回っていたAさんですが、一方で、データ解析は元よりパソコン操作自体が大の苦手です。異動先では戸惑うことが多く、モチベーションも上がりません。
 そんなある日、「データの管理や解析をすれば、会社や取引先の全体像を把握できる。その上でいつか営業に出たら、提案の幅がずっと広がるはずだ。それに、君にとっては苦手を得意に変えるチャンスだよ」と上司に諭されたのです。
 <営業ならもっと自分の力を発揮できるのに>と異動を残念に思っていたAさんですが、その日からは前向きに業務に取り組めるようになりました。今ではパソコン操作やデータ解析のスキルは見違えるように向上しています。
 自分の成長と共に、他部署へ提供した解析データが役立ったと感謝されることが多くなり、Aさんは日々やり甲斐を実感しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月4日(火)「不得意な仕事」より

<今日の心がけ>
苦手の克服に努めましょう

不得意な仕事 感想

職場の教養7月4日の画像

営業でも、自分をプロデュースできる営業は成績がいいです。自分や顧客や市場を知らないと適切にプロデュースできないので、データ解析やマーケティングスキルも必要です。
異なる部署を経験すると、会社の中で様々側面から仕事を見る事ができ、「多重視点」というスキルが身に付きます。これが、会社の舵取りに必要なのです。

職場の教養 感想7月3日(月)「公園での写生」

おはようございます。@ukara91です。
7月3日(月)の職場の教養は「公園での写生」です。

公園での写生

職場の教養7月3日の画像

 N氏の趣味は風景画を描くことです。休日になると写生のため、スケッチブックと画材を抱えて公園へ繰り出します。
 夏のある日、いつものように画用紙に鉛筆を走らせ、下描きを終えたN氏は、絵の具を選びながら、そばで見ていた知人のAさんに「こうして色を選んでいる時が、私にとって一番季節を感じられる時間なんです」と語りました。
 同じ場所を描いても、若草と花々が彩る春と、緑が濃く明暗のコントラストが際立つ夏とでは、使う色が異なります。秋と冬も同様で、季節が異なると、まったく違う風景を描いているように感じるそうです。
 N氏は絵を描き始めてから、四季それぞれの美しさを改めて知ると共に、明確な四季がある日本に生まれ育ったことに感謝しているといいます。
 「絵を描き始めてから、暑くて苦手だった夏が好きになれました。天候も雨や曇り、どんな日も魅力的に映ります」。そう笑うN氏のスケッチブックには、緑豊かな夏の公園が生き生きと描かれていました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月3日(月)「公園での写生」より

<今日の心がけ>
物事の良い面に目を向けましょう

公園での写生 感想

職場の教養7月3日の画像

 普通に生活していると、気温の変化により着る服を変えることで四季を認識することが多いです。でも目や耳を凝らしてみると、世界の色が変わり、聞こえる虫の声や鳥の声も四季により変化していて、世界の舞台セットが変わっています。

これは日本の財産ですね。日本人として目の前にある財産をしっかり楽しみたいものです。

職場の教養 感想7月2日(日)「美しい所作」

おはようございます。@ukara91です。
7月2日(日)の職場の教養は「美しい所作」です。

美しい所作

職場の教養7月2日の画像

 一般的に上品な人は好印象を持たれやすいものです。
 「品」は、その人に元々備わっている場合もありますが、日常生活の中で意識して磨くことができます。では、具体的にどのようなことから始めればよいのでしょうか。
 まず、普段から言葉遣いに気をつけましょう。仕事のみならず家庭でもていねいな言葉遣いを心がけることが大切です。
 また、歩く時や座っているときに背筋を伸ばすことを意識すると良いでしょう。美しい姿勢は、心も前向きにしてくれます。
 さらに、基本的なマナーも見直しましょう。食事であれば箸を正しく持ち肘をついて食べないようにするなど、分かっていながらも疎かになっている点もあるかもしれません。
 日常生活の中で立ち居振る舞いを見つめ直し、美しい所作を身につける第一歩にしてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月2日(日)「美しい所作」より

<今日の心がけ>
小さな行動を積み重ねましょう

美しい所作 感想

職場の教養7月2日の画像

所作を意識して整えていくと、なんだか不思議と心も整理整頓され、悩み事もなくなっていくような気がします。所作は周囲に好印象を与えるだけではなく、内側にある自身の心にも良い効果があるのでしょう。

職場の教養 感想7月1日(土)「風鈴(ふうりん)」

おはようございます。@ukara91です。
7月1日(土)の職場の教養は「風鈴」です。

風鈴

職場の教養7月1日の画像

 夏の風物詩の1つに「風鈴」があります。
諸説ありますが、風鈴は中国で占いに使われた「占風鐸(せんふうたく)」が起源とされています。風の吹く方向や音の鳴り方で吉凶を占っていました。
 日本には仏教と共に伝わってきたといわれています。当初は魔除けとして寺院のお堂や塔の四隅につるされていました。その音が聞こえる範囲は聖域で、聖域内に住む人々は守られると考えられていました。
 今日(こんにち)のように音で涼を楽しむようになったのは近世になってからのようです。
季語として俳句でも詠み込まれるようになり、代表的な俳句に正岡子規の「風鈴の ほのかにすずし 竹の奥」などがあります。
 蒸し暑い空気の中、風鈴の音を聞くと「風」が想起され、条件反射で涼しく感じ、リラックス効果も期待できるでしょう。
 現在は風鈴をつるす家は少なくなりましたが、高温多湿という日本の風土が生み出した文化を大切にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月1日(土)「風鈴」より

<今日の心がけ>
文化を大切にしましょう

風鈴 感想

職場の教養7月1日の画像

風鈴の音を想像しただけで、涼しくなった気がしますね。
お祭り会場で浴衣を着た女性が祭りを楽しんでいる風景などを想像させてくれたり、風鈴の音は楽しくて、リラックスした風景を連想させてくれます。

風流ですね。