おはようございます。@ukara91です。
12月27日(金)の職場の教養は「古いストーブ」です。
古いストーブ
Nさんの家には、二十年近く前に購入した石油ストーブがあります。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月27日(金)「古いストーブ」より
数年に一度手入れをしているため、まだ十分に使えます。しかし、普段は、エアコンやコタツを使い、ストーブは押入れに仕舞ったままです。
年末の大掃除の季節になると、いつも<処分するか><残しておくか>で悩みます。ここ数年は、災害のニュースを見聞きすることが増えてきたため、<いつか使うかもしれない>と思って、結局は処分しないで取っておくのです。
十二月の極寒の日、近所の工事現場でクレーンが送電線に振れる事故が起き、Nさんが住む地域一帯が停電してしまいました。当然のことながらエアコンもコタツも使えません。
しばらく厚着をして我慢していましたが、夜になると、寒さにたえきれなくなりました。ストーブがあったことで、Nさんは寒さを凌ぐことができたのです。
物は仕舞ったままでは、本来の働きが活かされず、ないのと同然です。不要な物は処分し、使える物は活用することを心がけていきましょう。
<今日の心がけ>
使える物は活用しましょう
古いストーブ 感想
現代の生活ライフラインの主流は電気とガスです。
常につながっているので、タンクに補給したりする必要もなく、とっても便利ですが、いざ災害が起きた際には機能がすべて停止します。
そんな時に便利なのが、昔の石油ストーブや、豆炭こたつ、火鉢などです。
いづれも補給したりと手を加えなければ暖かさを維持できないものですが、だからこそ災害時にはありがたい存在です。
うちは以前、中越地震に被災した際、寒い車庫の中でしばらく生活していましたが、コタツ用に用意していた豆炭を火鉢で炊いて寒さをしのぎました。寒さを凌ぐだけではなく、餅を焼いたりして、家族でキャンプしているような気持ちになり、被災者という悲観的な感覚にはならず、今でも楽しい思い出として記憶しています。
その経験があるので、今でもコタツは豆炭ごたつです。
さらに、鍋をする際はカセットコンロを使用(カセットは備蓄してます笑)
少し手はかかるかもしれませんが、いざという時に役に立つものを普段から使用するように心がけると、安心ですよ。