言った言わない

おはようございます。@ukara91です。
11月11日(月)の職場の教養は「言った言わない」です。

言った言わない

 正しく伝えたつもりでも、相手にまったく違った意味で伝わることがあります。
 さらには、「あの時、こう言ったはずだ」などと、発言すらしていない内容で、相手と揉めてしまうことさえあります。では、どのようにすれば、五回や揉めごとを防ぐことができるでしょうか。
 まず、注意したいのは、人は自分の経験した事柄や<自分ならばこうする>といった先入観や判断基準を持って、他者の話を聞く傾向にあるということです。
 また、話す側も<この表現であれば、相手は理解してくれるだろう>という期待感を持って、言葉を伝える傾向にあるようです。
 誤解を防ぐためには、話し手は、言葉や伝えたい内容の意味を説明しながら話すことが大切です。
 聞き手は「Aさんが言いたいことは◯◯ということでよろしいですか」との確認を厭わずに、コニュニケーションを積極的に図ることが必要でしょう。
 その場で、意思の伝達が完了するよう、お互いに努めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月11日(月)「言った言わない」より

<今日の心がけ>
伝え合う意味を明確にしましょう

言った言わない 感想

社会に出て、仕事に従事すると必ず経験することの一つが「言った言わない」問題です。一度も経験した事が無いという人は、いないのではないでしょうか。

でもこの言葉自体が自分本位なんです。

「伝わったか伝わってないか」と捉えると、相手に言った事が伝わったかどうか確認することも1セットの言葉となりますので、「言った言わない」の問題は発生しずらいです。

そして、Aさんにはこの伝え方で伝わったのに、Bさんには違う意味で伝わってしまったなんて事も必ずあります。そういう経験を積むことで、伝わる言葉が洗練されていき、コニュニケーションの達人になっていくんだと思います。

こういう達人って、いつもイライラした感じを見せずに、穏やかで話しかけやすい雰囲気を持っていて素敵ですね。

寝かしつけ

おはようございます。@ukara91です。
11月10日(日)の職場の教養は「寝かしつけ」です。

寝かしつけ

 Kさんは妻と娘の三人家族です。全国を転々と出張することが多く、夜は妻が娘を寝かしつけてくれます。妻が体調を崩した日の夜、Kさんが娘を寝かしつけることになりました。三十分ほどで寝かしつけ、家事を済ませ、十一時には床に就きました。すると、程なくして、娘の夜泣きが始まりました。
 オムツを交換し、抱っこして、子守り歌を口ずさみ四十分ほどが過ぎて泣き止みました。しかし、逆に目がさえたのか、いっこうに眠ろうとしません。
 その後も泣く、あやす、泣き止む、を繰り返し、娘が眠りについたのは、午前三時半過ぎでした。
 子育ての大変さを実感したKさんは、妻に感謝の思いが深まりました。その後はKさんも、出来る限り娘の寝かしつけをするようになりました。
 職場において、日頃、誰かがやってくれていることに目を向け、周囲の人、大切な人に感謝の心を表していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月10日(日)「寝かしつけ」より

<今日の心がけ>
周囲の人の行動に目を向けましょう

寝かしつけ 感想

家族一緒に生活してる場合は、家族がいるお陰で分業でき、ずいぶん生活が楽だとおもいますが、良い部分には目が行きづらいものです。

帰宅した際に、部屋が暖かくなっていたりお風呂が湧いていたり、ご飯が用意されていたり、すべては身近な家族のお陰。

家庭と同じように職場でも分業されています。自分以外の人の仕事の良い部分に目を向けて、感謝の気持ちで行動しないといけませんね。

早とちり

おはようございます。@ukara91です。
11月9日(土)の職場の教養は「早とちり」です。

早とちり

 二十代のAさんは、都内の会計事務所で働いています。
 ある日、Aさんは上司から、「K君は社内にいるの?」と尋ねられました。近くの部屋にいる事を知っていたため、慌てて「Kさん!」と大声を発しました。
 その声を聞いたKさんは会議を中断し、上司の元へ駆け寄ってきたのです。しかし、上司は急ぎの用事ではなく、Kさんが社内にいるのかどうか確認を取りたかっただけでした。
 Aさんは速やかに取り次ぐ必要があると勘違いし、マナーを無視して大声を発してしまったのです。
 事務所の社員たちはその声に驚き、上司は一瞬絶句してしまいました。その状況を見たAさんは、自分の失態に初めて気づいたのでした。
 仕事をする上で、配慮に欠けた行動は周りに迷惑をかけてしまいます。上司の指示、同僚やお客様の依頼は正確に受け止め、職場で働く人として、その場に相応しい対応を取りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月9日(土)「早とちり」より

<今日の心がけ>
状況を確認しましょう

他人のペースで、余裕なく仕事していると、こんな早とちりはあると思います。
「こんな事もあらーな」とすぐに忘れてしまいましょう。

そして自分のペースで生活していく方法を真剣に考え、行動していく事が大切だと思います。

言葉の重み

おはようございます。@ukara91です。
11月8日(金)の職場の教養は「言葉の重み」です。

言葉の重み

  マザー・テレサの名言といわれる一つに、「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」というものがあります。「言葉が行動に、行動が習慣に、習慣が性格に、性格が運命になる」と、言葉は続きます。
 いついかなる時も、自身の思考が大切なのです。例えば、人の成功を妬んだり、人の不幸を喜んだりする気持ちが湧いてくることがあるかもしれません。
 そのような心はすぐに捨て去るように努めなければ、やがてそれが自分の運命になると、私たちに道を示してくれているのです。
 より良い運命を切り開いていくには、自分の思考がネガティブになっていないか、マイナスの言葉が口癖になっていないか、何事も明るく前向きに取り組んでいるかなど、日々チェックしてみるとよいでしょう。
 それが習慣化していけば、性格や運命も変わってきます。自らの思考や言葉の行き先にも意識を向けたいものです。
 そういう境地をお互いに目指しましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月8日(金)「言葉の重み」より

<今日の心がけ>
言葉に発する前によく考えましょう

思考している時って、何語で考えています?
もちろん日本生まれ日本育ちで、日本語しか話せない方は、日本語で思考しているはずです。

僕もその一人です。

何年前からか?思考している自分の言葉が客観的に聞けるようになり、なんだか不思議な気分なんですよね。

結構、性格わるい感じで思考していて、「あっ」と思い、「だめだめだめ」なんて考えるのも自分の日本語。

物事に集中できない時って、かならずこの「声」がうるさく頭の中でしゃべっています(思考しています)

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」というのはよくわかります。

ちなみに、自分の声が客観的に聞こえるようになってから、他人が頭の中でどんな事を思考しているか?がなんだか解るような気がするんです。

とくに、目を見て話をすると。だから、いつのまにか人の目を見て話をしない人になってしまいました。

僕は臆病なんですね。

美しさとは

おはようございます。@ukara91です。
11月7日(木)の職場の教養は「美しさとは」です。

美しさとは

 K子さんの会社は私服で仕事をしています。来客への応対があるため、服装はカジュアルになり過ぎず、清潔感を保つように心がけています。
 先輩のN子さんは、いつも服装に気を使っています。また、知識や経験も豊富で、誰に対しても優しく、憧れの存在です。
 秋めいてきたある日、N子さんが茶色のジャケットを着て出勤しました。落ち着いた色で、N子さんにとても似合っていました。
 K子さんが「素敵な色ですね」と言ったところ、N子さんは「これは柿渋色といって、色づく前の柿の実をしぼって染めた色なのよ」と教えてくれました。
 そして、茶色といっても、黄みがかったものから赤みがかったものなど、様々な茶色があり、それぞれに名前があることもていねいに説明してくれたのです。
 人の外見は、服装だけでなく、内面の美しさも表れるといいます。<TPOに合わせて服装を気にかけるのはもちろん、N子さんを見習って内面も磨いていこう>と思ったK子さんです。

一般社団法人倫理研究所 11月7日(木)「美しさとは」より

<今日の心がけ>
内面を磨いていきましょう

内面を磨こうと思っても、何をどうすればよいのか解らないですが、「内面を磨くには外見から」と考えると、取り組みやすいです。
実は服装などを気にする事は、自分を大切にすることでもあり、内面を磨く事にもつながるのですね。

ちょうど季節の変わり目です。服と靴を買ってみようか。

冬支度

おはようございます。@ukara91です。
11月6日(水)の職場の教養は「冬支度」です。

冬支度

 十一月は「霜月」といわれるように、徐々に寒さが厳しくなってきます。
二十四節気の一つである「立冬」も今月八日です。
 冬支度も、この時期に行われるものが多いのではないでしょうか。例えば、雪の多い地域では、樹木を保護するための「雪吊り」が施されたり、融雪設備の点検などが行われたりして、やがて、年末に向けて年越しの準備が始まります。
 大掃除をはじめ、いわば一年の後始末に入る前に、私たちも仕事上の後始末の準備があるでしょう。
 年初に立てた今年の目標を再確認することも、その一つでしょう。たとえ達成されていなくても、省みることで、次につながる発見があるかもしれません。
 また、一日のうちで十分でも、この一年お世話になった人をより具体的に思い出す時間を作ることで、感謝を深めることができるでしょう。
 何かと慌ただしくなる年の瀬を前に、一年を丁寧に総括することで、次につながる意義のある後始末をしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月6日 「冬支度」より

<今日の心がけ>
自らを振り返ってみましょう

 動物たちも冬支度をはじめているようです。今年は熊が街にでてくるニュースが多いですね。

 営業さんには必ず数値目標があると思います。
年末が決算の会社ならば、しっかりと数値の全容を把握しておく時期ですね。数値が未達で上司に怒られる等は気にせず、何故その数値になったのか?論理的に掴む事が大切です。しっかり対策を考えて行動していきましょう。

三つの言葉

おはようございます。@ukara91です。
11月5日(火)の職場の教養は「三つの言葉」です。

三つの言葉

 以前、3Kという言葉がよく使われました。これは厳しい労働環境を表現したもので、「きつい、汚い、危険」というものです。
 さらに、時代や業種によって様々な3Kも生まれました。それらはどれもネガティブなイメージが全面に出ています。一方で、ポジティブな3K運動で校風を刷新した工業高校があります。
 当時の校長は物を新しく創り出す工業高校の特徴を活かし、生徒たちに、「気づいたら、それは良い気づきなのか、単なる思いつきなのか考えて、良い気づきと感じたら即行動に移そう」と呼びかけました。
 これが「気づき、考え、行動する」という独自の3K運動です。このことによって生徒たちは創造性あるれる人材として成長し、社会に羽ばたいていきました。このように、三つの言葉は強く印象に残り、意識の統一に役立つようです。
 それぞれの職場でも、ポジティブなイメージが持てる、三つの言葉を考えてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月5日(火)「三つの言葉」より

<今日の心がけ>
ポジティブな言葉を使いましょう

「3つの言葉」は人の行動を促すのに効果的だと昔から言われています。

今日の職場の教養にでてきた「気づき、考え、行動する」も、どれかの言葉を1つカットしたら、継続的な成長につながらないですよね。

気づかなければ考えない。

気づいてからすぐに行動するとスピートは上がるが、客観的・論理的に物事を捉えないまま動いてしまうので、行動した後の評価や今後の対策が場当たり的になってしまう。

行動しなければ何も変わらない。

今の社会はスピード勝負とばかりに、「考える」ことをしないで、気づいたらすぐに行動する企業が増えてきたのかもしれません。
その後、場当たり的になってはいないでしょうか?

さて、営業の世界でも「3つの言葉」というか「3つの質問」というのが有名ですね。

「たとえば」

「なぜ?」

「と、いうことは?」

という3つの質問で、顧客の悩みから問題解決法を引き出す手法です。
問題解決の手段をこちらがもっていれば、顧客側から「買う」という言葉を引き出しているようなものです。

「3つの言葉」だけで売上が伸びる質問型営業[本/雑誌] / 青木毅/著

やり手の営業マンはこれを自然にやっているからすごいですね。

いづれも、3つの言葉はどれも重要ですが、2つめがキーポイントですね。

今度は本当?

おはようございます。@ukara91です。
11月4日(月)の職場の教養は「今度は本当?」です。

今度は本当?

 「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」といわれます。些細と思われるような約束も、それを破られた人は、案外そのことを覚えているものです。
 Yさんには、五歳の息子がいます。ある時、一緒にスーパーに行くと、息子が「お菓子を買いたい」と駄々をこね始めました。困ったYさんは「今度、買ってあげる」と息子を諭し、その場をやり過ごしたのです。
 そのようなことはすっかり忘れていたある日、家族で外出しようとしていると、息子は「遊園地に行きたい」と言い出しました。
 Yさんが「今度行こう」と返すと、「どうせ、いかないでしょ」と息子は言うのです。理由を聞くと、「お菓子を買ってくれなかったから」と答えました。
 以前、「今度買う」という約束を反故にしたことで、父親が言う「今度」は嘘のサインだと思わせてしまったのです。
 それからは、できないことは「できない」と息子に伝え、約束したことはきちんと実行することを心に決めたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月4日「今度は本当?」より

<今日の心がけ>
約束を守りましょう

今度は本当?

 息子さんから、「どうせ、いかないでしょ」と言われた時のYさんはショックだったでしょうね。
「今度行こう」という言葉は、大人になると使いがちなその場を取り繕う言葉として使いませんか?行っても行かなくてもどうでもよくて、でも、何月何日に行く?と質問されると、慌てて「えっ???」という感じの会話はありがちだと思います。これは相手にとっても自分にとっても、悪い気分にならない為の、曖昧な断わり言葉なんですよね。

でもYさんと息子の会話のように、子供にとっては曖昧さが残り、モヤモヤする言葉に感じたのでしょう。YESかNOで常にはっきり答えられない時もありますが、しっかりと対話しないと、頭に残ってしまいます。

 「お菓子を買いたい」と言われた時に、「また今度ね」という曖昧言葉でYさんは取り繕いましたが、子供は純粋ですので「今度来た時買ってあげる」という約束言葉に聞こえたと思います。言ったYさんは曖昧に断ったつもりなので、ミスマッチが発生していますね。
こういう経験を通じて日本独特の曖昧言葉を少しずつ身に着けていくのでしょうか。言葉の技術を身につけるということもありますが、しっかりと相手と向き合わない技術も身につけてしまいそうで、よい事とは言い難いと感じます。

相手の要望に対して、適切な言葉を選択し、しっかり回答したいですね。

お気に入りの服の行方

おはようございます。@ukara91です。
11月3日(日)の職場の教養は「お気に入りの服の行方」です。

お気に入りの服の行方

 Mさんは、会社の宿泊研修に参加しました。私服で参加できる研修だったため、お気に入りの服を数着持参したのです。
 ところが研修の最終日、持ってきたはずの服が見つかりません。思い当たる場所を探したものの、見つからず、帰宅することになりました。
 数日後、自宅で衣装ケースを開いたところ、研修先で紛失したと思っていた服があったのです。安心感と共に、身の回りの物に対して注意を払っていない自身の管理の甘さを痛感しました。
 <どこになにがはいっているのか>、整理できていない現状に気づき、これを機に衣類すべてを整理することにしました。すると、職場でも同様の現状に気づき、デスクや棚まで、徹底的に整理しました。
 Mさんはこれらを通して、自宅や職場の身の回りが整理でき、爽やかな気持ちになりました。そして、使った物は元の場所に戻すよう意識して取り組んだ結果、生活や仕事がリズムよく運ぶようになったことを実感しています。

<今日の心がけ>
物の整理に取り組みましょう

整理整頓。物を掃除するとおもうと、掃除したい気持ちを継続しずらいですが、整理整頓はココロを掃除する行為です。だから、整理整頓すると、気持ちがスッキリするんですよね。マイナスに感じる事が起きたときは、整理整頓してスッキリ気持ちを切り替えましょう。

足下を見直す

おはようございます。@ukara91です。
11月2日(土)の職場の教養は「足下を見直す」です。

足下を見直す

 Sさんは入社五年目の社員です。最近では上司や後輩からも頼りにされるようになり、様々な業務をスムーズにこなせるようになってきました。
 ある日、後輩に仕事の依頼をして、別の業務に取り掛かっていました。すると、後輩が上司に呼び出され、作業内容や、手順について注意を受けていました。
 後輩が上司に頭を下げている場面を見ていたSさん。<自分が依頼したことによって注意を受けて申し訳ないことをしたな>と反省し、自分の業務に対する姿勢を改めて見直すことにしたのです。
 すると、どの仕事に対しても<誰かのために、やってあげている>という気持ちが強かったことに気づきました。<自分は頼られている>という思いから、上司に対しても、後輩に対しても、驕りが出てしまっていたのです。
 仕事に対する慢心が、後輩への指示に表れていたと感じたSさん。今一度、初心に立ち返り、目の前の業務に真摯に取り組むようになりました。
 今では、その謙虚な仕事への姿勢が、確かなる信頼へと変わったのです。

般社団法人倫理研究所 職場の教養11月2日(土)「足下を見直す」より

<今日の心がけ>
謙虚に仕事と向かいましょう

足下を見直す 感想

 仕事に慣れて、人間関係などの環境にも慣れてくると必ず訪れるのが「慢心」なのかもしれません。慢心とは驕り高ぶる心。でも、「慢心」になるということは、ある程度効率的にその仕事をこなせているからでもあり、成長した証とも言えます。
 そういった成長の証からくる「慢心」と、ダレてしまったことによる「慢心」。どちらなのか?は、自身の足下を見直し検証したほうがいいと思います。

 ダレたことによる慢心だと自覚できたなら、初心にもどり、謙虚に仕事に向き合うことが必要です。しかし、成長からくる「慢心」(慣れすぎ)の時は環境を変えることを真剣に考えるとよいとおもいます。

新しい環境にチャレンジしてみると、慢心はすぐにとれるとおもいますよ。