おはようございます。ukara91です。
1月30日(木)の職場の教養は「父の年表」です。
父の年表
Dさんは年の初めに一年の計画を立てます。すべてが計画通りに運ぶことはありませんが、計画を立てることで、充実した一年を過ごせるといいます。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月30日(木)「父の年表」より
ある年の年末に、Dさんは大きな病気を患い入院することになりました。そのため、翌年の初めに、一年の計画を立てる気になれませんでした。
理由には、Dさんの父が五十代で病気を患い他界したことがありました。偶然にもDさんは、父と同じ年齢で入院したのでした。
そこで、父や母の兄弟が見舞いに来た際に、父の足跡を聞き、一年ごとに並べて、父の年表を作成してみたのです。
それを眺めると、挫折した時期、新たな仕事で成功した時期が自分と重なっていることがわかりました。年表を眺めているうちに父の願いや、Dさんがお世話になった人のことを考えて、改めて一年の計画を作成することにしたのです。
行き詰まった時や先が見えない時は、自己の足跡を整理する方向性が見えてくるかもしれません。自らのルーツに誇りを持ち、仕事に励みたいものです。
<今日の心がけ>
自らのルーツを見つめ直しましょう
父の年表 感想
親兄弟や親戚など、自分と血の繋がりのある人たちとは共通点は多いです。
顔や体型が似ていたりDNA的な繋がりはもちろんの事、考え方も似ている人が親族には多いかもしれません。
考え方も似ているというのは「血の繋がり」よりも、「同じ土地で同じ食べものを食べて、同じ人達を触れ合うことで影響を受ける環境が同じ」事が要因なのではないかと思います。
自分自身を客観的に見るのは難しいですが、自分と同じ土地や人と触れ合っている父親の生き方やルーツを遡るのは、自分を見つめ直す事にも繋がります。
父がどういう場面で、どういう判断をしたのか?等がわかってくると自分の思考の型も似ていたりすることに気づくでしょう。
自身の思考の型やルーツがわかるようになると、生きやすくなるかもしれませんね。