穿った見方

おはようございます。@ukara91です。
1月9日(木)の職場の教養は「穿った見方」です。

穿った見方

慣用句は、会話の中に盛り込むと、伝えたいことが相手に伝わりやすくなる、とても便利な言葉です。しかしその本来の意味を知らずにいると誤解を生むこともあります。
 Aさんは、先輩との会話の中で、「君はいつも、物事に対して穿った見方をするよね」と言われたことがありました。
 その時、Aさんは先輩の言葉に少しムッとしました。というのも、「穿った見方」とは、「ひねくれたような、疑ってかかるような見方」だと思っていたため、そのように言われるのは、先輩から批判されたようで心外だったのです。
 ところが先輩の口調は批判的ではなく、どちらかというと感心しているような雰囲気でした。怪訝に思いつつ辞典で調べてみると、「穿った見方」には「物事の真相や人情の機微をしっかりととらえる」の意味もあることを知りました。
 もしもその時、「穿った見方なんてしていません」と先輩に伝えていたら、謙遜と受け止められたでしょうか、物事を知らない後輩だと思われたでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月9日(木)「穿った見方」より

<今日の心がけ>
慣用句の意味を調べましょう

穿った見方 感想

僕もAさんと同じく、「穿った見方」というのは「ひねくれた見方」という意味だと勘違いしていました。
僕ならすぐに「穿った見方なんかしていませんよ」と不機嫌に言ってしまうので、先輩からは、物事を知らない後輩だと思われるに違いありません笑

でもこれ、少しにこやかに「穿った見方なんてしていませんよ」というと謙遜と受け取られると思います。

文章と違って、面と向かって直接言葉を交わす場合は、言葉と表情ってセットになっていて、組み合わせによって伝わり方って全く異なるんですね。

言葉や伝え方は、奥が深いですね。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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