職場の教養 感想10月8日(木)「難きを選ぶ」

おはようございます。@ukara91です。
10月8日(木)の職場の教養は「難き(かたき)を選ぶ」です。

難きを選ぶ

 営業職に就くKさんは、自社製品の特性を顧客にわかりやすく説明することが苦手でした。そのため、お客様との商談がうまく進まず、営業成績がなかなか伸びませんでした。

 そのKさんに対し、上司は「営業成績が優秀な先輩の「真似を百回繰り返してごらん」とアドバイスをしました。何度も先輩の営業トークを声に出し、百回を遥かに超え自分のものにしていく中で、営業成績は社内2位にまで上昇しました。

 とはいえ、先輩の真似をしただけでは営業トップにはなれません。そこにプラスアルファの努力をすることが大切なのです。

 Kさんは「型」を体得したことで、新たな成長のチャンスが生まれました。次に、苦手な社内会議での発言を積極的にする中で、お客様との商談にもより厚みが増し、ついには営業成績トップで表彰されることになりました。

 苦手なこと、躊躇してしまう仕事に対して進んで挑戦し、自身の可能性を広げていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月8日(木)「難きを選ぶ」より

<今日の心がけ>
自分の苦手を把握しましょう

難きを選ぶ 感想

自分らしさを追求するあまり、先輩や過去の事例を学ばずに自己流を追求する人は多いです。うまくいく人ももちろんいますが、躓(つまづ)いてしまったら、過去の事例を学んで真似をする事が、躓きをのりこえる秘訣です。

徹底的に過去の事例を何度も真似する事で、それが「型」になります。
「型」を反復しながら営業活動することで、リズムが生まれ、それが余裕となり、ようやくその余裕を背景に「自分らしさ」を自然体で発揮することができるのかもしれません。

日本の文化は「型」を重要視します。
「茶道」「県道」「柔道」「空手」「華道」など、型がきちっと決まっています。型を極めたあとに、個性を上乗せすることで、「型」が美しく進化し、周囲に共感を与えるのだと思います。

また、「型」が前例を踏襲するだけのものと考えると、苦手克服にも役立ちます。
徹底的に真似して、「型」を体と心に叩き込むことで、先人たちが「型」に練り込んだものを吸収でき、その道を極めるきっかけになるのでしょう。


投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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