大口注文の訳

おはようございます。@ukara91です。
2月12日(水)の職場の教養は「大口注文の訳」です。

大口注文の訳

 営業成績が低迷していたAさんに、ある時、突然B社から連絡があり、大口の注文が入りました。
 B社とは、先輩から担当を引き継いで以来、ほとんど取引がありませんでした。
しかし、先方の事情が変わり、仕事を拡大することになった時、既に同業他社との取引があるにもかかわらず、Aさんにも声をかけてくれたのです。
 その訳を尋ねたAさんにB社の社長は、「君がわが社によく足を運んでくれたから」と言いました。B社は、Aさんの取引中のお客様の近くにあったため、数年に亘って足を運んでいたのです。
 Aさんはこの一件以来、日頃取引のない企業を訪問し、電話をかけるなど地道な営業を重ねました。それから、徐々に営業成績は上向いていったのです。
 こうした努力は、続けることが難しいものです。だからこそ自分の財産となります。仕事でも日常生活でも、目が向きにくいものにも、心を向けていくことが成功のカギなのかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月12日(水)「大口注文の訳」より

<今日の心がけ>
長い目で取り組んでみましょう

大口注文の訳 感想

現代は、他社よりも圧倒的に秀でた商品やサービスを提供することが難しくなっていますので、営業努力はより地道になってきているといえます。

相手との接触が多ければ多いほど、コミュニケーションとりやすい存在になれるので、足を運んだり電話したりする事にある程度効果はあると思います。

しかし、相手と会話する内容が毎回セールストークではネタが尽きてしまいます。お仕事の内容よりも、ひょっとしたら個人的な内容をお話し、相手の生活環境や、相手の仕事の誰かとの共通点を話したりと、友だちを作る感覚で交流を深めることで、ネタの切れることのない信頼関係がうまれてくるのだと思います。

この信頼関係は、必ず仕事につながるので、地道に続けていきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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