母のひと言に勇気を得て

おはようございます。ukara91です。
2月1日(土)の職場の教養は「母のひと言に勇気を得て」です。

母のひと言に勇気を得て

 職場における人間関係は、上司や同僚、部下との相性も含めて、仕事の成果に大きな影響を及ぼすようです。
 U子さんには、どうしても苦手な同性のパートナーがいました。仕事を進める際、常に意見がかみ合わず、とてもやりにくく感じていたのです。
 ある時期には、なるべく接触しないよう、避けていたこともありましたが、どうしても仕事が進まなくなるために、一人で悩む日が増えていきました。
 久しぶりに故郷に帰った夕暮れ時のことです。浮かない表情で台所に立つU子さんの心中を察したかのように、母親が突然切り出しました。「世の中には、色々なタイプの人がいるのよ。こっちから働きかけなくちゃ何も変わらないよね」
 <何も打ち明けていないのに>と、驚いたU子さんは、この母のひと言で一念発起し、まず先手の挨拶から始め、相手の言い分に耳を傾ける努力を続けました。
 今では仕事に欠かせない最高のパートナーであり、友となりました。良好な人間関係を築くには、待ちの姿勢ではなく、自ら一歩を踏み出したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月1日(土)「母のひと事に勇気を得て」より

<今日の心がけ>
円満な人間関係を築きましょう

母のひと言に勇気を得て 感想

悩みはなんですか?と質問されると「人間関係」と答える人が多いのではないでしょうか。人間関係に悩んだ事が一度も無いという人はごく稀ですよね。

この悩みはしっかりと原因追求しないと、一生ついてまわる悩みです。

多くの人は、自分と考え方が違う相手の事を理解できず、相手を自分の考え方に変えさせたいという所に悩むようです。

この場合は簡単です。
自分と相手は別の生物ですので、相手の考え方を変える事はできません。自分が変える事ができるのは、自分の考え方のみですので、まず自分が相手の考え方を理解する姿勢が大切です。
相手は「何故そういう考え方になったのか?」「自分と違う考え方になっていった背景はなんだったのか?」徹底的に考えていくと必ず原因があり、なんとなく相手の事も理解できるようになってきます。

理解できるようになってから、相手と話をすると、不思議と相手も自分のことを理解しようと歩み寄ってくるはずです。

「自分と他人は異なる生物で、意見が違ってあたりまえ」を早めに認識することは、人生を楽に生きていく秘訣でもあります。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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