おはようございます。@ukara91です。
3月10日(火)の職場の教養は「名奉行の決め台詞」より
名奉行の決め台詞
「これにて、一件落着」とは時代劇での名奉行の決め台詞です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月10日(火)「名奉行の決め台詞」より
「一件落着」とは、事件などの解決を表わす言葉ですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。なぜ解決したのか、どこがうまく運べたポイントだったのかと、研究、検討、反省を重ねることは、大切な後始末といえるでしょう。
こうした後始末は、決して事件などの特別なことに限ったものではありません。思いのほかスムーズに運んだ仕事にも、また想定外のアクシデントから失敗してしまった仕事にも、「その要因は?」と検討することが肝要なのです。
特に失敗した仕事ほど、ただの失敗で終わらせずに、こうした後始末をきちんとすることで、次の課題が見えてくるのです。
目まぐるしい時代であっても、心置きなく、一つひとつ丁寧に仕事をしめくくりましょう。それが、次の機会に万全の状態で、目前の業務に臨むことのできる姿勢となります。
名奉行のごとく、「これにて、一件落着」と仕事を締めくくりたいものです。
<今日の心がけ>
一歩踏み込んだ後始末をしましょう
名奉行の決め台詞 感想
「これにて、一件落着」これは、江戸の町奉行を題材にした「遠山の金さん」の決め台詞ですね。
金さんは「町奉行」という要職にありながら、普段は「町人」として町をふらふら。このふらふらしている時に事件に遭遇して、町人として事件に関わりながら登場人物の様々な面から多角的に事件を考察していくんです。
町奉行という高い立場に居ては見えない部分も、低い位置からみることで、事件の全体像を把握することができるんですよね。そして、把握した事実をもとに町奉行として裁き、解決に導き「これにて、一件落着」となる。
気持ちいいですね。
どんな事件にも必ず原因がありますが、原因にたどり着けないと感じる時でも、仮説と検証の反復運動をしていると、徐々に見え方が変わってきて徐々に真実に近づいていきます。
日常生活に置き換えると、「失敗は成功の肥やし」に近いかもしれませんね。