おはようございます。@ukara91です。
4月16日(木)の職場の教養は「悲しみを乗り越える」です。
悲しみを乗り越える
65歳のAさんは数年前、妻を病気で亡くしました。覚悟はしていたものの、そのショックは大きく、途方に暮れる日々が続きました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月16日(木)「悲しみを乗り越える」より
そのようなAさんを見かねたMさんが薦めたのが書道でした。Aさんは「書道なんて、やったことないし無理です」と断りました。それでもMさんは、熱心に薦めてくれるのです。
Mさんの強い押しに負けたAさんは、書道を始めることにしました。先生に基本をしっかりと教わり、手本通りに臨書(りんしょ)していきます。
最初は<これで、悲しみを和らげられるのか>と思っていましたが、徐々に、少しでも上達したいとの気持ちが強くなっていったのです。
すると、少しずつ書道に集中できるようになっていきました。そして、<悲しんでばかりいたら、亡き妻は喜んでくれない>と気持ちを切り替えられ、元気と明るさを取り戻したのです。
辛い境遇の時には、新たなことに目を向けることも必要でしょう。
<今日の心がけ>
様々なことに目を向けましょう
悲しみを乗り越える 感想
長年一緒に生活したパートナーが亡くなれば、そのショックは大きく立ち直るのは時間かかりますよね。
普段の生活シーンでも、こんな時に奥さんがいたら・・・と思いながら生活を続けてしまうものです。
こういう状況から逃げるのではなく、「奥さんがいたら、きっとこう言ってくれただろう。だから、こんな感じでやってみるか!」と、奥様の心が生きていると思いながら、会話する気持ちで行動してみるとよいと思います。
肉体が亡くなったからといって、過去の思い出まで消そうとする必要はありません。心は生きていると思いながら、新しい思い出を積み重ねていくぐらいの気持ちでもよいのだと思います。
生きている人が前向きで幸せになって行くのを、近くで見守ってくれているはずです。