穀雨(こくう)

おはようございます。@ukara91です。
4月19日(日)の職場の教養は「穀雨」です。

穀雨

 本日は二十四節気の「穀雨」です。太陽暦の4月20日頃に降る雨のことをそう呼びます。「穀雨」は春雨が穀物を潤すという意味で使われます。
 種まきから始まり、恵みの雨を受けつつも、こまめに手入れをし、様々な環境を乗り越えながら成長する過程と収穫が、農業に従事する人の喜びです。
 これらは企業においては、人材育成にあたるでしょう。新入社員や部署異動により新たなメンバーに対しての育成は欠かせません。
 植物は水を与えすぎると根腐れを起こし、水が足りないと枯れてしまうように、人材育成には優しさと厳しさのバランスを考えることも必要でしょう。
 先輩社員は感情的な叱責を慎み、真心ある育成が肝要です。また、育成をする側とされる側、双方の意思疎通が大切です。指導される側は、注意された時に<自らを高めよう>と真摯に受け止められた時、成長に転換できるのです。
 それぞれの立場によって、育てる喜びと、自身が成長する喜びがあります。いずれも自分のやるべきことを行い、互いに成長していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月19日(日)「穀雨」より

<今日の心がけ>
成長する喜びを感じましょう

穀雨 感想

 人は永遠に生きることはできないので、会社の永続のためには人材育成や引き継ぎは大切な要素です。目の前の仕事はマニュアルや書面での引き継ぎも可能ですが、自社と顧客でどのような困難を乗り越えてきたのか?等を、現在の担当者から新しい担当者へ引き継ぐことが、関係性の引き継ぎになるものだと思います。

 今日は、二十四節気の「穀雨」というのですね。僕はいぜんまでこの二十四節気というのは、昔の話で、今の季節には合わないなぁなんて感じていましたが、最近は奥深さを感じています。
「穀雨」は春雨が穀物を潤すという意味との事ですが、たしかに今現在は穀物は少ないかもしれません。田んぼもまだ始まってないです。
見た目にはまだ農業が始まっていない感じがするのですが、土の中はどうでしょうか。気温が少しづつ上がってきて、微生物たちが活動しています。そこに春雨が降ることで農業に適した環境づくりが土中では行われていることでしょう。
 昔は農薬や肥料なども無かったわけですから、微生物の働きやすい環境作りが農業の基本だったはずです。

そういう視点でみると、この二十四節気というのは実に絶妙に設定されているように感じます。パソコンのインターネットも無い時代の先人の知恵って、すごいですよね。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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