屋久杉から学ぶ

おはようございます。@ukara91です。
4月2日(木)の職場の教養は「屋久杉から学ぶ」です。

屋久杉から学ぶ

 Kさんは仕事が増える中、ミスが重なり、自信を持てずにいました。次第に<自分が成長できないのは、職場の環境のせいだ>と思うようになったのです。
 そのような時、鹿児島県の屋久島に行く機会がありました。圧巻の屋久杉を見ながら、ガイドの話を聞いていたKさんは、心を打たれました。
 杉の平均寿命は5百年余りといわれています。屋久杉は、環境が悪い中でも樹齢2千年を超える巨木があります。花崗岩(かこうがん)で栄養分の少ない山地に自生するため、成長が遅くなります。その分、年輪の幅が緻密になり、材は硬くなります。
 また、樹脂の量が多いという特徴を持っています。樹脂には防腐効果があるため、長い年月でも腐らず、幹が硬いため折れずに生き続けられるのです。
 Kさんは、厳しい環境の中でも屋久杉が成長するたくましさを知り、自分の考えの甘さを反省しました。そして、<これからは環境のせいにするのではなく、コツコツ努力し、時間をかけて成長していこう>という気持ちになったのです。
 Kさんの人生の幹は、これからきっと、硬くて丈夫になっていくでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月2日(木)「屋久杉から学ぶ」より

<今日の心がけ>
今できることをコツコツ続けていきましょう

屋久杉から学ぶ 感想

 高い山を登ろうとして、頂上を見据えて一気に直線で登ろうとするとバテてしまいます。頂上を目指しながら、できるだけ歩きやすい道を探しながら、少しづつ進むと、気づいた頃にはいつのまにか結構登っているものですよね。

 頂上をみて、そこに向かって近づいていないと絶望するよりも、あそこの角を先ず目指そう!と眼の前に目標を定めて、小さな達成感を積み重ねる事で自身の気持ちをキープしていくことが肝心なのかもしれません。

 どんな環境でも、今できることをすべてやったか?今のやり方が合っているのか?常に見返してみましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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