おはようございます。@ukara91です。
5月11日(月)の職場の教養は「本音と建前」です。
本音と建前
社会生活を送り、人とかかわり合いながら過ごしていく際に、本音と建前の使い分けについて困ったことはないでしょうか。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月11日(月)「本音と建前」より
例えば、会議で皆がA案に賛同した時に、<本当はB案がよい>と思っていたことはありませんか。自分が反対することで会議が長引くことを懸念し、皆に合わせて、「A案がよい」と本音を隠してしまうことがあるかもしれません。
「建前」という言葉は、その場の空気を読んで、自分の意見を表に出さなかったり、本音を控えたりする時に使われます。
しかし、いつも本音を隠し建前ばかりの態度では、建設的な仕事はできないでしょう。また、そうした態度では、相手との関係性は深まっていきません。
先の会議の例をみても、本当に<B案がよい>と思ったならば、自分の意見を言うこともできたはずです。<万が一、自分の意見が通らなかったら>などと考えずに、きっぱりと意見を述べることも、必要でしょう。
相手に配慮しつつ、時には本音で話してみてはいかがでしょうか。
<今日の心がけ>
意見をしっかり伝えてみましょう
本音と建前 感想
社会人になると、ほとんどの方が会議を経験します。
会議とは、人が集まって議論を交わし、意思決定する場です。
意思決定する場に参加しているのですから、自分の仕事をしている立ち位置から見て感じることを正直に述べる事に意味があります。
それぞれの仕事での立ち位置は違いますので、会議の議題に対する感じ方は違って当たり前です。会議を円滑に進めるために言葉づかいに配慮は必要ですが、感じた意見を言わないのは、「自分の立ち位置から見えたことを述べる」という責任を放棄していることになります。
いろんな意見を元に、会社は判断していかなければなりません。
誰かに気を使って、意見を述べない社員が多くなれば、その会社は社会の変化や市場の変化に対応できない会社になってしまうでしょう。
また、自身が社長や議長である場合は、会議が自分の意見への票集めの場にならないよう、反対意見でもいいやすい環境作りは絶対に必要なスキルです。場の空気に配慮した言葉づかいができて、反対意見も言える社員を評価するような仕組みも大切かもしれません。
コロナの影響で、会議の場はデジタルに移行し始めています。
思っている事を言葉でキチンと伝えるスキルがより必要な時代です。
反対意見は会社や組織にとって、成長するために必要なものですから、怖がらずに意見を述べていきましょう。