故事に学ぶ

おはようございます。@ukara91です。
5月2日(土)の職場の教養は「故事に学ぶ」です。

故事に学ぶ

 「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」。この言葉は「度が過ぎたことは、少し足りないのと同じようなもの」という意味です。
 現代は様々な媒体を介して、膨大な情報が飛び交っています。こうした情報が生じるのは、それだけの需要があるからともいえるでしょう。
 本来、情報とは自分自身の業務や生活をより良くするためにあります。もし、情報を見聞きすることで、不安や恐れ、心配、恐怖ばかりが増幅するようでは、受け取り方に偏りがあるのかもしれません。
 一つの例として、街の通学路でイノシシが出没したとします。大人は子供に帰宅時間が遅くならないように伝えて、集団登下校を促すことはできます。だからといって、「外は危ない」と家から一歩も出さないわけにもいかないでしょう。
 別の例として、「○○製品の物資が不足する」と聞いたとします。近隣の店の在庫を「自分だけ」と皆が買い占めた時、その結末は想像がつくでしょう。
 情報過多の現代ほど、情報を取捨選択する力が、自身に求められているのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月2日(土)「故事に学ぶ」より

<今日の心がけ>
正しい情報を見分けましょう

故事に学ぶ 感想

 新型コロナで情報過多になっている「今」にちょうど良いメッセージのような「職場の教養」ですね。
 「イノシシ」を「新型コロナ」に置き換えてみると分かりやすいですね。

 「イノシシ」の生態や行動はある程度わかるから、集団登下校等の対策で通常の生活を行いますが、「新型コロナ」の生態はまだハッキリしてないとはいえ、ある程度の行動の制限で対応できる事がわかってきました。

 調整休日やテレワーク等で、自宅でテレビを見る機会が増えていると、朝から晩までワイドショー(ニュースも最近はワイドショー)が目に入るので、恐怖を煽る表現ばかり。

 ウィルスを避けることばかりで、ウィルスとの共存という考え方を表現してくれていませんね。

 情報の取捨選択が必要と「職場の教養」は示していますが、コロナも正しく怖がり、正しく付き合う事が必要だと思います。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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