おはようございます。@ukara91です。
6月19日(金)の職場の教養は「父親の姿勢」です。
父親の姿勢
親子間には、一般的に20年以上の世代間ギャップがあり、同じ仕事に携わる場合は、意見の相違や衝突が起きることもあります。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月19日(金)「父親の姿勢」より
創業者である父が亡き後、代表権を引き継いだM氏。以前、父と仕事をしていた際には、考え方の隔たりから衝突を繰り返していました。父親の言葉に耳を貸さず、<自分が引き継いだら好きなようにやる>と思い続けていたのです。
ところが、いざトップになると、自分の思い通りどころか、父親が当たり前にやっていたことさえもまともにできず、業績は悪化していったのです。
ある時、経営者向けのセミナーに参加したM氏は、「創業者である親の思いを大切にする」ことが企業を伸展させる一つの要件であることを知りました。
いつも、黙々と働き家族を養ってくれた父親の姿勢を思い返した時、その有難さと申し訳なさに涙が流れました。その後、父親の教えを謙虚に実行し続けていると、業績が好転していったのです。
間もなく父の日です。両親への恩を深める日としたいものです。
<今日の心がけ>
親への思いを深める時間を持ちましょう
親子でありながら創業者と事業継承者の関係でいることの複雑さは僕にはよくわかりません。でも、親が事業を創業したということに対して、「すごいな」と思い、その気持ちを創業者に伝えるだけで、良い関係が築けるのではないかと思います。
親子というのは、〇〇家という同じ学校に配属された先輩後輩という感じが致します。親は大先輩です。同じ学校で学び、衣食住をともにしているので価値観は近くなりますが、あくまでも同じ学校で学ぶ人間というだけです。
先輩(親)が経験した事を継承しても、現代で活かせるかどうかは不透明です。でも、過去に先輩がその時代の波と捉え、事業を生み出したのはやはり凄いことだと思います。
父をしっかりと見つめ、感謝し、それを伝えることで、最強の助っ人になってくれると思います。