おはようございます。@ukara91です。6月4日(木)の職場の教養は「先輩の言葉」です。
先輩の言葉
Fさんは、高校のOB会に初めて参加した時に、先輩のB氏から言われたことを今も忘れないでいます。それは「知識は人を高慢にする、地位は人を尊大にする」という言葉でした。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月4日(木)「先輩の言葉」より
B氏は、様々な経験をし、多くのことを学んで「知識」が豊富になると、自分は何でも知っているような気分になりがちでした。そして、<そんなことも知らないのか>と驕り(おごり)高ぶるようになったのです。
色々な仕事ができて、会社での地位が上がると<自分の力だけで今がある>と、ますます思い上がるようになりました。協力を惜しまない周囲への感謝や、いつも支えてくれる家族への労い(ねぎらい)を忘れてしまうというのです。
このように、B氏が自分の経験を踏まえて語ってくれた言葉を、社会人になったばかりのFさんは、その日のうちにノートに書き留めました。
それ以来、Fさんは、謙虚であることを心構えの一つとして、日々の仕事と向き合っています。
<今日の心がけ>
謙虚な心を持ちましょう
「先輩の言葉」感想
知識を得ることで、目の前の出来事やその背景まで見えるような気がすることありませんか?
それが嬉しくて、ついつい「僕ってすごいでしょ」という気持ちになり、だんだんエスカレートして高慢になってくるのかもしれません。
高慢な態度で立ち振る舞う上司は、周囲にいませんか?
知識って、必ず誰かからのバトンを受け取って得るものです。
「本」や「家族」「上司」や「同僚」など、誰かから学ぶことによって得るものですよね。
巡り巡って得た知識を、自分のところで止めていると、川が決壊するように壊れてしまいます。得た知識は誰かに伝えて、受け取ってもらうことで、初めて自分でその知識を吸収できるのかもしれません。
次の人に受け取ってもらうためにも、常に謙虚でいなければなりませんね。