おはようございます。@ukara91です。
7月3日(金)の職場の教養は「半夏雨」です。
半夏雨(はんげあめ)
降る音や 耳も酢(す)うなる 梅の雨
これは、「梅雨の雨の降りしきる音に、耳も酸っぱくなるほどだ」と詠んだ、俳人の松尾芭蕉の俳句です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月3日(金)「半夏雨」より
半夏雨は、半夏生(はんげしょう)の頃に降る大雨のことです。近年は、記録的という形容詞がつくごどの大雨となることも多々あります。昔の農家の人たちは、この日までに田植えを済ませ、休息をとるという習慣がありました。
半夏雨によって起こる洪水を半夏水(はんげみず)といいます。それまでに降った雨量によって洪水になりやすいのでしょう。
梅雨の雨は、自然の摂理に従って降ります。だからこそ、天候気候は人の力は及ばないものだと自覚したいものです。
私たちは大自然の営みを畏敬(いけい)して、そのまま受容するしかないのです。どのような天候であっても、恐れず嫌わず、和やかに親しみましょう。
天候気候に合わせた行動を取っていきたいものです。
<今日の心がけ>
天候気候をそのままに受け入れましょう
半夏雨 感想
昨年(2019年)秋の長野県の千曲川の決壊が記憶にあたらしいですが、近年の雨は降るとなったらとことん降り、水害が多くなっている印象があります。
天候をそのままに受け入れましょうと言われて、素直に「ハイ」とは言いづらいですが、一人で対応できる対策がない以上受け入れるしかありません。
せめて、自分の住んでいる所は、近所の川が決壊したらどんな風になるのか?過去に川が決壊したことはないか?決壊した時はどの地域がどの程度浸水したのか?等過去の経験は必ず役に立ちます。
住んでる土地を知り、事前にできる対策はすぐに実行していきましょう。