おはようございます。@ukara91です。
8月13日(木)の職場の教養は「ユニバーサルデザイン」です。
ユニバーサルデザイン
本日は「左利きの日」です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月13日(木)「ユニバーサルデザイン」より
1992年、イギリスのレフトハンドクラブという団体が、左利きの人たちの生活環境向上を目指して、道具メーカーへ要望し、制定されました。
日本では古くから左右を表わす言葉に、弓手(ゆんで)(左手)と馬手(めで)(右手)があります。弓を持つ手と、馬を操る手綱を持つ手のことで、武具を扱う利き手がそのまま言葉に表されています。
武具に限らず、世の中の道具は基本的に右利き用に作られています。一般的に左利きの人は少数派で、日常生活で不便さを感じるケースもあるようです。
そこで、ユニバーサルデザインと呼ばれる、どちらが利き手でも使える道具が生まれました。
また、子供や高齢者、体の不自由な人、日本語がよくわからない外国人など、誰もがわかりやすく、安全に、安心して使える様々な物が開発されています。
どのような人にとっても困ることがない、世の中を築いていきたいものです。
<今日の心がけ>
豊かな社会づくりに貢献しましょう
ユニバーサルデザイン 感想
日本人は右利きが多く、一昔前は幼少期に左利きなら、親が右利きに矯正するというのが当たり前でした。
西洋では、左利きの人の方が多いのでしょうか。
利き手が異なるからといって、成長に影響がでるとは思いませんが、仏壇でお坊さんが打つ木魚などは、右側に設置されており、右利きが前提に道具がセッティングされています。前提の言い方を変えると「型」となります。
とあるお坊さんに聞いたところ、木魚が左に配置されていてもOkと言っていましたが、各家庭の仏壇の木魚は右側にセットされている事から、お坊さんの方が、「右」に慣れていくしか無いという環境の中で右が使えるようになってくるのだと思います。
また、左利きの人が箸を持って食事をする姿に違和感を感じる年配者は多いです。
日本の武道や茶道などには、昔から育まれてきた「型」があります。
「型」が文化でもありますので、左右の違いも気をつけたいところです。
いろんな価値観があって良いという多様性時代になっています。左右どちらでも使えるというユニバーサルデザインよりも、右利きには右利きの、左利きには左利きの優れた価値があるというお互いを認め合う思考が、これからのユニバーサルだと思います。