おはようございます。@ukara91です。
8月14日(金)の職場の教養は「良かれと思って」です。
良かれと思って
仕事を終え、帰宅したAさん。続いて共働きの妻も帰ってきましたが、その日は多忙で疲れていたため、Aさんに夕飯の準備を頼みました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2020年8月14日(金)「良かれと思って」より
日頃、仕事を抱え家事もがんばっている妻のために、<栄養のあるご飯を作ろう>とAさんは台所に立ち、料理をし始めました。すると妻が台所にやってきて、具材の切り方や厚さ、鍋に入れる順番など、口をはさみます。
Aさんはだんだんイライラし、「疲れているのなら休んでいればいいのに」と、妻の言葉を受け入れられません。妻も「せっかく教えてあげているのに」と意見がぶつかり、楽しいはずの夕飯が気まずいものになってしまいました。
その後、冷静さを取り戻したAさん。助言を素直に聞けなかったことを謝ると、妻から「今日は作ってくれてありがとう」と言われました。
家庭に限らず、職場においても、人の行為を素直に受け入れられないことがあるかもしれません。そのような時は、気持ちを静めて相手の立場になって考えましょう。「ありがとう」と受け入れる心のゆとりを持ちたいものです。
<今日の心がけ>
相手の行為を受け入れましょう
良かれと思って 感想
良かれと思って行動したのに・・・という今回のようなエピソードは夫婦喧嘩あるあるランキング上位に来そうですよね。
「親切にしてあげてるのに」という思考から、それを理解できない相手に対してイライラしてしまうというのは典型的な夫婦喧嘩の例だと思います。
奥さんが毎日料理をしてくれていれば、旦那さんが料理人でも無い限り調理の段取りが悪いのは当たり前ですが、奥さんの側から見れば、段取りや経験の無さが目に付き、旦那さんの側から見れば、奥さんより調理の技術が劣っている事をついつい忘れてしまうという事がすれ違いを広げて行くのかもしれません。
「俺、カレーと味噌汁しか作れないけど、それでいい?」と笑顔で切り出してみると良かったのかもしれませんね。
それとも、もっとすれ違いを広げてしまいますかね?(笑)
何十年も連れ添っているご夫婦には、そのご夫婦なりのすれ違い防止対策があるのでしょう。見習いたいものです。